29話
へにゃどひょー
「最近ブクマが1件ついたらしいへにゃ」
「ブクマがついた意味を天文学的な情報量から正解を導き出すAIのような私が導き出した結果、『分からない』という答えが出たへにゃ!」
「バカへゃ?」
「いや、天才と紙一重へにゃ」
「だからバカへにゃ?」
「それにしても1ヶ月に1回しか書かないからキャラ設定とか色々な設定とか忘れちゃうへにゃ」
「こいつ、奴のセリフの代弁をさせられてるへにゃ!操られてるどひょ!」
「横鳥居 死魔戦って長男だったのかー。へー忘れてたなー」
「奴の代弁をするなへにゃ!正気に戻れー!」
「はっ!?へにゃは何話してたへにゃ?」
「よし!奴には話させないへにゃ!」
「へにゃどひょっとのクローンって完成したら封印カードに封印されてても封印無視して復活するのか?よく設定覚えてないからなー。そういうことにするかー。そういうことだったのかいまいち読み直しても分からないんだよなー」
「まだ奴が話してるへにゃ!」
「はっ!?へにゃは何話してたへにゃ!?」
「奴が設定を忘れまくってるということを話してたへにゃ!」
「くームカつくへにゃ!奴は八つ裂きにしたいへにゃ!」
その頃のご子息様。
「スーパー行こうぜ、へにゃんこ」
「君の行くところならどこへでもついて行くぜ!にゃー!」
スーパーへ。
「んん、ここのスーパー全品半額だけど、元が高すぎて買えないよ!違うスーパー行こう!」
くくく、私はスーパー経営者の本型 貝。
私の経営してるスーパーではなんと全品半額!
売ってるもの全て半額なのだ!
それなのになぜか売れないんだ!おかしいだろ!
なぜこんなに売れないのか!原因が分からない!
頭をかかえる本型 貝だった。
私の名前は小則富 冥。
普通の17歳の元高校生。
高校生だったんだけど、よく消息不明になっちゃうから高校卒業できなくなったかわいそうな女の子が私。
なんか色々あって消息不明になっちゃうのよね、いつも。
そして今も消息不明中。ここどこだろ?
俺の名前は火木 二糸。
15歳の高校生で進学校に通っているそこそこ学力高い系男子だ。
将来はいい大学に行って安定した仕事について親を金銭面で楽にさせたいと思ってる。
俺にならできる!この火木 二糸になら!
ところでここどこだ?どうしよう。家帰れない。
消息不明になったかも。
「ああ、私の近くにいたから、あなたも消息不明になったのね!」
「あなたは、帰りの電車にいた女の人。」
「あなたは名前なんて言うの?」
「火木 二糸ですけど」
「いい名前ね。私の消息不明体質に巻き込まれてしまったら、簡単には家に帰れないわよ!ごめんね!」
「ん?こんなところになぜ人間がいるんだ?なあ、ルシファー。ここ降臨の間の管理するとこだよなぁ?」
「そうだよ、バゼサス。おかしいなー。こんなところに人がいるとは。なぜだろう?分かんないねー」
「分かれよ。降臨の間の管理者なんだろ?分からないと」
「うん、分からないよ、と。」
へにゃどひょ。