27話
へにゃどひょー
俺の名前は一転士 杉太。
クソ、殺そうとしたのに殺せずに殺そうとしたとこの顔も見られた。
まずい、はやくあの2人を殺さないと警察に言われて指名手配されるのでは?
しかし、調べた感じ女の方は降臨ボスと呼ばれる生き物で、へにゃどひょっとの力がないと殺せないらしい。
そんなの無理だ。
仕方ない、男の方だけ殺すか。
横鳥居 死魔寿。お前は殺す!
いた!殺してやる!ん?ちょっと待て、様子がおかしい。
近くに警察の気配!やばい、包丁を持ってることがバレたら捕まる!
「あ、いた!警察さん!ほら、言ったでしょ!一転士 杉太が俺のこと殺しに来ました!」
「クソがー!許さんぞ、横鳥居 死魔寿!今ここで殺してやるー!んん!?」
包丁がリーベルに刺さった。
「またあの時の不死身の女か!クソがー!!」
一転士 杉太は逃げていった。
こうして、殺人がバレていなかったはずの杉太は指名手配犯になったのでした。
「また助けてくれてありがとうございました。えっと、名前は……」
「リーベルだよ。よろしく」
「リーベルさん、ありがとうございました」
死魔寿とリーベルはその場を去っていった。
バゼサスのとこに来たリーベル。
ルシファーがいた。
「やあ、リーベルさん久しぶり。ルシファーだよ!堕天使で有名なルシファーではないよ。降臨の間の管理者だよー。いやーラムネさんは普通に生きていけず、外に出ることができないのかわいそうですねー。ずっと降臨の間に封印されてるようなものですからねー」
「まあ、へにゃどひょ化させられて降臨ボスじゃなくなって殺された元降臨ボスたちの方がかわいそうだけどね」
とリーベルは言った。
「ルシファーは何しに来たんだ?」
とバゼサスは聞く。
「いや別に、何かしに来たわけではないな。暇だからバゼサスに会いに来ただけだ。トランプでもして遊ぼうぜ」
「それなら僕は僕をいっぱい分身みたいに降臨させて僕のうちの何人かが働いて得た金でテレビゲーム買ったからテレビゲームでもやろう」
テレビゲームでもするのでした。
ルシファーはテレビゲーム結構上手かった。
へにゃどひょ。