25話
へにゃどひょー
俺の名前は一転士 間下。
一転士一族は俺を含め人殺しばっかりだ。
一族の中で人を殺してないのは弟の手間線と妹の隊代くらいだ。
さて、俺は嫌いだった人を殺してしまったから指名手配犯だ。
さあ、どうする。どうすれば逃げられる?
一転士一族は海外に逃亡する人が多い。
さあ、俺も海外にでも逃亡しようかな?
俺の名は横鳥居 死魔寿。
この横取りしたへにゃどひょっとの封印カードどうしようかなー?
封印どうやったら解けるんだろう?
ん、あれは、一転士 間下では?
指名手配犯の一転士 間下だ!通報したら金をもらえるのでは?
通報だー!
ん?やばい、一般人に見られた!
やばいあいつ警察に通報してるぞ!どうする、殺るか?今俺は包丁を持ってる!殺るしかない!
「死ね!通報するなら死ね!」
「ふっ、甘いな。横取り!」
「なっ、包丁が消えた!な、なぜお前が持ってるんだ!」
「俺を舐めるなよ?ただの一般人と思うな!はっはっは!」
「くそ、逃げる!」
間下は逃げた。
「あーあ、逃げちゃった。警察来るの遅いよ!金もらいたかったー!」
捕まえられなかったので金はもらえないのかな?
いや、1万円だけもらえた。
実際日本でこういうのでお金もらえるのかは知らないけどさ。
死魔寿
「人殺しなんてバカがやることだぜ。俺なら人殺しするなら絶対バレないようにする!横取りと同じだ!さて、この封印カードどうするか……」
死魔寿は間下から奪った包丁で封印カードを切ろうとしてみる。封印カードを刺してみる。
「穴あかないなぁ。んー?」
家に帰る死魔寿。
「ただいまー」
死魔来瑠
「おう、おかえり。ん?それって封印カードじゃないか?」
「知ってるのお兄ちゃん?」
「ああ、知ってるとも。コーヒーにつけたら封印が解けて化け物が出てくるぜ?」
「化け物ってへにゃどひょっとのこと?」
「あれへにゃどひょっとだったのかな?知らないけど。コーヒーにつけるのか?」
「いやーコーヒーにつけずに持っとこかな」
「まあそれでいいんじゃない?封印なんか解かなくてもいいと思う」
「じゃあこの封印カードは本のしおりのかわりにして使うかぁ。」
へにゃどひょ。




