24話
へにゃどひょー
俺の名は横鳥居 死魔寿
末っ子の三男で、兄に死魔戦と死魔来瑠がいる。
それにしても死魔来瑠兄さんは凄いよな。
横取りが上手い。とても上手い。尊敬するぜ。
死魔戦兄さんはというと、本当は横取りがとても上手いことを俺は知っているのだが、死魔戦兄さんは横鳥居一族なのに横取りは悪いことだと思ってる変なやつで、横取りをしようとしない。
死魔戦兄さんはもったいない。本当にもったいないよ。
ん、なんだあれ。変な生き物がいる。天使の輪っかみたいに赤い星型のなにかが頭の上に浮いてる変な生き物。
変な生き物とはバゼサスのことである。
リーベル
「バゼサス、封印カードどうしたの?なぜかへにゃどひょっと封印解けてたから封印し直したけど、封印カード落としたのかな?」
バゼサス
「分かんない。なんか気付いたらなくなってたんだよなぁ。」
リーベル
「今度は気をつけてね。はい、あげる!」
死魔寿
「あのカードなんだろう。これは横取りするしかないな!」
横鳥居 死魔寿は封印カードを横取りした。
バゼサス
「なっ!カードが消えた!どこにいったんだ!」
リーベル
「なんで消えたの?!どういうこと!?降臨ボスの能力かなにか!」
バゼサス
「確か降臨ボスの1人にその降臨ボスから半径3m以内の物を手元に移動させることができた降臨ボスがいたよな」
リーベル
「コルデンテのこと?でもなんでコルデンテが封印カードを取るのさ!それに3m以内にコルデンテいたの!?」
バゼサス
「コルダンテは透明になる能力もあるからなぁ」
死魔寿
「へーなるほど。盗み聞きした感じ、これは封印カードと呼ばれるものか。なにを封印してるんだろう。盗み聞きしよう」
リーベル
「くそー、へにゃどひょっとを封印したカードが消えた!」
バゼサス
「また封印解けたら嫌だなぁ」
死魔寿
「へーへにゃどひょっととかいうのを封印してるのか。ん?へにゃどひょっとって確か、へにゃどひょが崇めてるやつだよな?てことは封印されてるのは神かなにかとでもいうのか?封印解き方が分からないなぁ。盗み聞きするか」
しかし、封印の解き方を死魔寿は分からないままで終わった。
へにゃどひょ。




