23話
へにゃどひょー
俺の名は横鳥居 死魔来瑠。
俺たち横鳥居一族と言えばみんなのものを横取りする一族だ。
その中に異端児の横取りをしないやつがいた。
俺の兄の横鳥居 死魔戦だ。
横取りしないから家族ともめて高校を卒業したら家を出ていき一人暮らしをしだしたやつだ。
あいつは狂っている。横鳥居一族なのに横取りをしないのはおかしいだろう!
そんな俺の目の前に謎のカードを持った変な生き物がいた。
手も足もなく翼が生えていて頭の上には天使の輪っかを赤色にして星型にしたようなのが浮いてるやつだ。
俺はそいつからカードを横取りすることにした。
横取りは成功。しかし、このカードは一体なんのカードだろうか。
ネットで検索してもこのカードのことがでてこない。
とりあえずコーヒーを飲んでゆったりカードを眺めてる。
あっ、ミスってコーヒーの中にカードを落としてしまった!
そしたらなんとカードが化け物に変わってしまった!
このカード、なにか封印されていたカードだったのか!
「くっ、リーベルめ!絶対にへにゃどひょ化させてぶっ殺してやる!へにゃどひょっとの水をリーベルに飲ませれば私の勝ちだ!」
化け物は人の姿になり俺の家から出て行った。
俺はその化け物についていく。
「研究所?」
「お前もついてくるのか。私を封印から解き放ったやつはなんでどいつもついてくるかなー!」
「あなたは何者なんですか?」
「私は降臨ボスだ!」
「降臨ボス?なにそれ?ネットで調べてみるか…」
「ここで調べるな。ここから去れ。去らないと殺す」
「あ、すみません、去りまーす」
横鳥居 死魔来瑠は去った。
「くくく、へにゃりよ。私のクローンを作ってるか?」
「へにゃどひょっと様!もちろんです。作ってるさいちゅうです!」
「そうかそうか。では、リーベルをへにゃどひょ化させるか!あいつは降臨の間にへにゃどひょっとの水をかけたりへにゃどひょ刀で傷をつけるだけじゃへにゃどひょ化しないだろう。ならば、飲ませるまでだ!」
リーベル
「私はそんな怪しい水飲みませんよー」
「いーや、飲ませる!無理やり飲ませる!今ここで!」
そしてへにゃどひょっとは封印カードに封印された。
へにゃどひょ。