18話
へにゃどひょー
へにゃりは空を眺めていた。
「へにゃどひょっと様は封印されちゃったかー」
リーベル
「封印解こうか?」
「解く気ないくせに」
「まあないけど」
ご子息
「俺がリーベルを降臨させたから父さん封印されちゃったんだよね」
へにゃどひょっともいないし、平和な地球で過ごす。
「あ、バゼサス!頭撫でてあげる!」
「子供扱いするな、リーベル。へにゃどひょっとの封印カードは?」
「降臨の間に収納してるよー」
「ふーん、そうか。へにゃどひょ化も解けたし、自由に飛び回るぞー!じゃあな、リーベル!」
バゼサスはどこかへ飛んでいった。
リーベル
「ラッツェリは最近どうしてる?」
「ラッツェリじゃなくてへにゃりだが、最近は特に何もせずゆっくり過ごしてる」
「へにゃどひょっとのクローンをもう一度作らないの?へにゃどひょっとを復活させたいんでしょ?」
「さーてと、研究所に戻りますかな」
「あ、無視した。へにゃどひょっと復活させる気ないじゃんやっぱり」
「何を言ってるんだ。クローン作っても復活はしない!前復活したのは本物をつくったからだ!」
「いや、クローンを作ったら本物になったんでしょ?」
「違うしー、本物作ったんですー!」
「じゃあもう一度本物を作ればいいじゃん」
「本物は一回しか作れないんですー!常識ですー!」
「へにゃどひょっとの復活を望んでないだけのくせに」
ここで選択の予知を発動していたへにゃり。
へにゃどひょっとのクローンを作るか作らないかどっちが自分にとって得かを調べた結果、作った方がいいと出た。
へにゃり心
(なぜ作った方がいいとでたんだ?まさか、復活してクローンを作らなかったことを理由に殺されるとでもいうのか?)
選択の予知でリーベルにクローンを作るということを知られてもいいのか、ダメなのかを調べた結果、知られない方がいいとでた!
へにゃり心
(やっぱり、へにゃどひょっとのクローン作ろう)
リーベル
「クローン作らないの?」
「クローン?」
「作らないのか」
(ちょっと不本意ながら作るけど)
へにゃどひょ。