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20 炎象形

【ダイアナ】ではいよいよ”烈”の訓練に入る。烈とは、


 エーテルが頭上に飛んでいく理由は遠心力が原因だと言われている。

いずれにせよ、エーテルの形質というのは個々人によって差がある。したがって必殺技も本人の資質に合ったものを選ぶべきだろう。

 エーテルの純表象を調べる方法として、我々は”炎象形”を使う。早速やって見せよう」


 円形に並んで座った義勇兵たちの中央には、小さな篝火がくべてあった。ダイアナは日のそばにしゃがみ込むと、両手を炎に掲げた。


 突然、炎が大きくなった。それは爆発的に巨大になり、眩しい輝きを放ちながら天高く登った。


 これが炎象形だ


 各々変わった形に変化するから、やってみたまえ

 



まず名前を呼ばれたものはここに来い。まずはアイル、貴様だ」


 

 

【ダイアナ】「これから行う試験を火見式という。やることは単純だ。」

 ダイアナは机上の蝋燭を指差した。

【ダイアナ】「君はこの蝋燭の上に手をかざして魔力を込めるんだ。といっても君が義勇兵の誓いを立てたあの日以来、君は魔力を自覚的に感じることなど出来てはいないだろう。それは、自然界にはあまりにも外乱要因が多いから、君は自分の魔力を他と区別して認識できていないからなのだ。今から私は私自身の魔力を断つ。するとこの部屋にはほとんど君の魔力しか存在しなくなる。君は集中し自らの魔力を捉えるよう勤めろ。その時あらためて君は自分の体を包む薄い膜のようなものを感じるはずだ。その膜でこの蝋燭を覆いたまえ。まずは私が手本を見せよう」

 ダイアナはそう言い蝋燭に手を掲げた。一瞬蝋燭の炎が揺れ動くと、次の瞬間には炎がぶわっと大きく広がりアイルの鼻先まで迫った。


 アイルは思わず身を引いた。

 一瞬の後、炎はまた蝋燭の上の一点に小さくなった。

【ダイアナ】「さあ、君もやってみせたまえ」

 ダイアナは椅子に背を預け眼を閉じた。

 

 アイルは椅子から立ち上がった。そうした方が魔力を感じやすいと思った体。そして彼女に倣い目を閉じ両手の力を抜き、なにかを感じようと務めた。

 彼は両手の爪の先まで神経を巡らせ、普段森で気配を探るときのように脱力した。そして自身を空気に溶け込ませるかのように気配を沈ませ、肌の表面から世界の情報を捉えようと試みた。

 しかし森でそうする時とは逆に、何も情報を感じ取れないということが逆にアイルに対して過負荷となって襲いかかってきた。アイルは一瞬自分が地面すらない虚無の空間に浮いているのではないかと思えた。無限の深さのある暗黒の谷間をひたすらに落下してゆく感覚。

 彼は眼を見開きたいという欲求と戦った。しかし彼は意志の力を振り絞り、あえてその深淵の中を落下した。

 アイルは光のない暗黒のなかに何かを感じ取った。

 彼は目を開けた。右手の指先の周囲に蜃気楼の境目のような、何かの透明な境界線が見えた。

 これは義勇兵になったときに見た魔力、エーテルとかいうもの違いない。

 アイルは蝋燭に手をかざした。

  締め切られたこの地下の空間にも空気の循環はわずかながらにあり、ろうそくの火は微細に揺れ動いていたが、今この揺れは完全に止まった 。

 そしてこの蝋燭の炎の輪郭がはっきりした。

 いつの間にかダイアナも目を開けて見ていた。そして目の前の光景に、アイルよりもむしろダイアナが驚いていた。

 蝋燭がさらに強い輪郭をまとい出した。それはガラス細工のようにはっきりとした「表面」をもち固体そのもののような形になった。

「続けろ」ダイアナが言った。「今から貴様に命ずる。これから起こるすべてのことに、何があっても動揺するな」

 アイルはうなずき、集中した。

 部屋の誰もが身じろぎひとつしなかった。部屋の中であたかも時が止まったかのように動くものはなかった。

 突然机の真下で皿が割れる大きな音がした。


「これは氷炎っとよばれる形態じゃ」

 

 みなぎょっとした

 きゅうに老人がうしろにいた



 非常に珍しい

 君はまさに暗殺者などに向いているじゃろうな

 っけけっけ


 えええ

 「おっさんドン引きだぜ」


 次にどアンナがやった

 君は確か生得がある

 びりびり


 それぞれやってみせろ


 とぐまは

 おお、急に

 手が炎をまとった


 うわ

 あつい

 これは


 痣から目玉が現れる

 ふう

 ようやく儀式が終わったようだな


 目玉が出てくる


 よう

 やめんかバカタレ


 これはそういうものなの



 はあ


 まあトラブルが合ったが続けよう



 そして、シリカの番が来


 おお

 普通ですね



 じゃあ決まりだな


 

 

 

 この炎斧形態を見て、君たちは思うところがあるはずだ

 それぞれ鍛錬に励め



 みな篝火を囲む


 よう

 ようって言われてもね

 お前のオてて

 、どや


 ははは

 まあこんなもんでしょう

 なるほど?

俺はただのありふれた呪いだぜ

 いつから傷んだよ

 さあな

 お前が暖大ぐらいの頃か


 名s詳してくんねえ?

 あん


 焼き鳥くわして


これどっからうんこで出てくんの

 手の甲側

 うへえもう食わせねえ

 上段だよ馬鹿


 まあ何に似でよ、そういうことだ


 ガイド役



 よし、じゃあお前たちに今、何がおきているのか訊かせてやろう


冒険者達がいま、ここに集まっている


 奴らが欲しがったのは贄の悪魔の力だ

 そうしてホムンクルス制作の端緒を作ったのだ

 分かるかるか実際のところ、



 これが南でおきていることなんだよ

 わかるか



 もうすぐやつらは動いてくる

 なるほどねえ

 




 

 



 

 この部屋に皿などなかった。おそらく机の下に何かで貼り付けてあったのだろうか。それをダイアナが落としたのだろう

 しかしアイルはこのことにさほど動じなかった。蝋燭の火は変わらずガラスのようなはっきりした輪郭をしていた。 触れば固い感触があるほどと思えた。


 ダイアナはアイルを観察した。

 こいつは、彼女が今まで試験した全ての義勇兵の中で最も鋭い集中力を発揮していた。この蝋燭の異様な様態といい、かなり特異な資質を持っていることは間違いない。

 横を見ると、隊長達も同じ感想のようだ。蝋燭の一点を微動だにせず集中して見ていた。

 その中で翁だけが口を横に開き笑っていた。どうやら彼の資質にご満悦のようだ。

 しかし今は、その事は後回しだ。試験の目的はその先にあった。


 ダイアナは立ち上がった。そして手に持っていた紙束を丸めた。

 そして何の前触れもなくアイルの横っ面をひっぱたいた。アイルは衝撃でのけぞった。彼はゆっくりとダイアナに視線を戻した。その表情には何の怒りの兆候もなかった。そして蝋燭はというと、先程よりもさらに凍りついたようにそこにあった……より密な形、冷たさを感じるほどの異様なぎらめきを持って。


 ダイアナはこの男、アイルという原石にニヤリと笑った。

 ダイアナは立ち上がり拍子計の探針を弄くると、紙の切れ端を取り出した。

【ダイアナ】「さてご苦労さん。実は、今見たのは性格適性を測るちょっとした試験なんだ。ここにいる方々は団員の訓練を担当する教官たちだ。君の体をまとっている魔力、これを一般にエーテルと呼ぶが、君が頬を打たれた時それがどのような変化を起こすか、この操作不能な感情の表出を観察したのだ。例えば異国人が突然鋭い痛みを加えられた時、思わず母国語で痛みを訴えてしまう。要は突然の刺激を与えると人は瞬間的にそいつ本来の資質が現出するということだ」

 ダイアナは続けた。「君は理不尽に殴られて2つの感情を持った。一つは痛み。そしてもう一つ理不尽さに対する怒りだ 。君が強いストレスを受けた時にエーテルがどのように変化するのか、この反応は原則的に一度しか調べることができないから他言無用としたのだ 。あの探針が君のエーテルに反応し振動する。君のエーテルが強まれば針は向こうに押され、弱まれば引かれる。これはその変化を紙に写し取ったものだ。」


 ダイアナはアイルに図表を見せた。その紙にはただ一直線のラインが一本真ん中に細く引かれているだけであった。

【ダイアナ】「君の反応はかなり特殊だな。普通の人間はこうなる」ダイアナはそう言いアイルに別の紙を見せた。そこには細かく上下に波打つ線の振動が印されていた。

【ダイアナ】「なんというか……君は常在戦場、といったタイプか。しかし……」ダイアナは心底感心したように言った。「武術の達人でもこのように心の平静を保つことはできない。何十年修行した人間であってもな。と言うのはそういう人間は相応に強い自我を持っているものだからな。普通は頭を急にぶたれれば心の動揺がエーテルに表出されるものだ。君は修行前からこの高みにいるのだから、相当な場所まで登れるかもしれん」ダイアナは顔を起こしてそばに立つ人物を見た。例のアイルに目をつけている老人が机の横から紙を覗き込んでいた。

【ダイアナ】「君は冷静沈着で目端が利き、どんな時でも実力通りの力を発揮するタイプだ。もちろん強敵に対しても動じることがない。もっとも戦闘向きなタイプの二つのうちの一つだ。もうひとつはこんなかんじだな」ダイアナは紙に爪で線を引いた。それは線の起点から激しく上に動き、その高さを保ったまま横に流れる動きだった。

「見事だ。」老人が口を開いた。「君は性格といいエーテルの異形といい、暗殺者に向いているだろう。君は”手”に入るべきだ」

 その言葉を聞き、教官達は驚いたようだった。目の端で、何人かが体を揺らしたり、腕を組み直したりしていた。

 アイルは反応に迷い、ダイアナの顔を見た。

【ダイアナ】「悪いがこれは団令ということになる。拒否は不能だ」

 アイルはこくりとうなずいた。

 「君は瞬発力は悪くないが、叩かれてしばらくするとダウナーになっている」ダイアナはアベルに言った。「君の思考はこうだ。まず頭を叩かれて当然反感を持った。しかしこの部屋の状況を踏まえて、これには何か理由があるのだと判断した。怒りを保ち続けることを躊躇したんだな。つまり君は、ある種環境適合したということだ。このことの何が問題かわかるか?」

「いえ」

【ダイアナ】「ようは強い相手には君は萎縮するということだ。強敵相手に本当の力は出せない」

「そんなことがこれだけで分かるものですか?」

【ダイアナ】「君はダリアの護衛だったようだな」

アベルは一瞬反応に躊躇した。「なぜ知ってるのですか?」

【ダイアナ】「ほら。今頭の中で思考の逡巡があっただろう。それが命取りだ。」

「今反応できなかったのは……」アベルは反論しようとした。しかし彼が反論することで何の情報が漏れるのかを計算した。そして口をつぐんだ。

【ダイアナ】「君は王族の護衛らしいな?」

「……」アベルは眼だけ動かしダイアナを見た。



【ダイアナ】「当然王族が粗相をすることなど度々あるわけだが、君は友にするように心から忠告するわけではなかろう」


「……」


【ダイアナ】「王侯貴族に使える人間というのは、こうなる。自身の立場だけでなく宮廷政治の網にかからないよう常に気配を探る。それが君自身の思考のクセになってるんだよ。そして一瞬の思考の遅れが命取りとなる」

「……」


【ダイアナ】「無論これは性格上の問題として自己認識すれば治ることはできるはずだ。だがお前自身の本質的な傾向としてこういった部分があるということを覚えておけ」

 

【ダイアナ】「ジェイよ、君に言うことは何もない。戦士になれ。私が指導しよう」


 

【ダイアナ】「トグマ、お前の激しい怒りは、見事だ」ダイアナは椅子にふんぞり返るトグマに言った。彼女は紙に描かれた線の起始点を指さして言った。「この立ち上がりの反応の速さを見ろ。これは瞬発力があって瞬間的に戦闘に備えることができるということだ。また立場が上の人間に対しても直情的に怒りを出すことができる。これは要するに克己心が強いということだ。強大な相手に物怖じしないということだな 。多分お前は喧嘩上等ですぐ切れやすいタイプじゃないか?」ダイアナはアゴをしゃくってトグマに言った。「ただ一分経つとエーテルが急激にしぼんでいるな。このことに心当たりはあるか?」

「さあな」

【ダイアナ】「私の経験ではこういうタイプは喧嘩早いがしょっちゅう負けてぶっとばされてるやつだな。違うか」

「さあね」

【ダイアナ】「お前ネンショー上がりだろ」

「なんで?」

【ダイアナ】「私もネンショー上がりだからな。見れば分かる」

「へえそうかい」

【ダイアナ】「壁の向こうで散々年上にぶっとばされたんじゃないか?」

「知ったような口利いてんじゃねぇよ」

【ダイアナ】「なんで入った?」




「……」

【ダイアナ】「私は殺しで入った。お前は?」

「っはぁ。なんで答える義務があるんですかぁー?」

【ダイアナ】「最初に言ったろ。国賊の魔法使いがこの国の中枢に浸透していると。だから義勇兵団は団員の

素性をきっちり把握する必要がある。まあ本当の話をするとだな、ある程度全員の素性は調べがついているんだ。招集まで時間がかかったのもそれが理由だ」

【ダイアナ】「じゃあ目で見てわかるって嘘じゃねーか」

【ダイアナ】「いや分かるよ。お前、刑務所で生まれたらしいな」


「……」




【ダイアナ】「で、そのままムショで育った。なぜだ?」

「なぜって何が?」

【ダイアナ】「普通ムショ生まれは孤児院に入れられるだろう。なぜそうならなかった」


「そんなん俺が知るかよ」


【ダイアナ】「お前は恩赦で牢から出たことになってるが実態は違うはずだ。そもそも罪などないのだからな。刑務官の一存で牢屋に留められていたようだが心当たりはあるか?」


「ない」


【ダイアナ】「お前は悪魔憑きとされていたようだが、思い当たることは」


「ねえよ!」トグマは怒鳴り声を上げた。


「だろうな。本当に悪魔憑きならば牢から出られるはずはな。私も五歳で人を殺して二十年間牢屋にいた。だからお前の気持ちは分かるつもりだ」


 ダイアナは椅子から立ち上がり、言った。


「お前のその怒り、絶対に持ち続けろよ」






 

























 


「他にはっきりと戦闘向きなのはベンジャミンとの二人だな。逆に戦闘向きでないのはアンナとミランダの二人だ。ミランダは聖職者だから特に言及はしないが、アンナはかなりまずい。そもそも最初に皿を割った時にここまで動揺が激しいとあまり戦闘向きではないんじゃないか。顔ひっぱたいたら半泣きになってたしな。さっきも言ったようにこれは性格上の問題だから自覚を持てば直すことができる。ただ危機に直面して自分の心が概ねどういう風に動くかということは知っておいた方がいい」


 さて性格の話はこれで終わりだ。では本当の火見式に入ろう。




 

 

「他にはっきりと戦闘向きなのはベンとテオの二人だな。テオは特に魔法使いでここまではっきりと瞬間的に怒れるタイプは珍しいんじゃないか。逆にこの中ではっきりと戦闘向きでないと人間が二人いる。アンナとミランダの二人だ。ミランダは聖職者だから特に言及はしないが、アンナはかなりまずい。そもそも最初に皿を割った時にここまで動揺が激しいとあまり戦闘向きではないんじゃないか。顔ひっぱたいたら半泣きになってたしな。さっきも言ったようにこれは性格上の問題だから自覚を持てば直すことができる。ただ危機に直面して自分の心が概ねどういう風に動くかということは知っておいた方がいい」


 


 アイルと真逆のタイプがダイアナだ。炎は際限なく広がり輪郭ははっきりしていない。こいつの炎は両手からはみ出すような感じで大きく広がっていった。これは自分の魔力と自然の魔力の境界線がはっきりしていないからだ。こういうタイプはまたアイルとは別の方向で隠密行動に向いている。というのも外乱要因が多い中では自分の魔力が完治されにくい場合が多いからな。このタイプは狩人が最も向いている。お前仕事何やってたんだ?」


「狩人です」


「こういうタイプの人間はいわゆる超感覚的なものを持っていて、魔法使いになればかなり特殊な魔法を使う場合が多い。物質世界ではこれは第六感と呼ばれている 。第六感というのが魔力感覚のことではなくて未知の物質や物理現象を感じ取れる超感覚のことだ 。とにかくお前の進路は慎重に決める必要がある。まあ今話したことは大まかにどういった傾向があるかという話でしかない。結局お前たちがどういった魔術を習得して結局何をしたいのかということそれが全てだ。基礎訓練が終わった後は各々自分が望んだギルドの門を叩け。結局好きこそものの上手なれなんだ。自分の力を信じて毎日鍛錬して強くなるんだ。じゃあ今日のところはこれで解散だ」






セトたちは灯台の中に逃げ込んでいた

この灯台は、権利地区様式から察するにオルドビス第三期に建てられた建築だった。すなわち、二つ前のほろんだ古代遺跡の建築だった

おそらくこの川辺の間もかつては船が行き来したのだろう

彼らはその屋上に逃げ込んだ

塔内を昇る螺旋階段を昇ったのだ

そのとyty上の螺旋階段は崩れていたが、彼は足場をうまくつたい上ったのだ

そして塔の上へ宇やってきた



遥か眼下には船で川を下るオークたちの群れがあった

ここから脱出することは出いない

やがて夜になった

彼女たちは瓶に手紙を詰め、、川に投げ込んだ

どうか、どうか誰かが手に取りますように。。。でないと私たちは、死んでしまう




漁師たちが朝の量を行っている

麻にはうなぎが大量にかかった

「せとさん、この罠すごいわ。うなぎがたっくさんとれる」

「そうか そりゃよかった」


「そうして網を上げたうちに、ビンがいっかかった」

中には手紙が入っていた

手紙の神は血で汚れていた

彼はコルクの先を抜いて、中を検分した

なんじゃこりゃ

何が入っているんだ

彼は手紙を読んで、顔を上げた

大変だ来こりゃ

彼は連隊の城へ走った。。。しかし、連隊は既に出払っているのだ

すまんが兵たちは出払ってるよ

え、なんで

前線に出たんだ

もし休養なら義勇兵団に行け


彼は義勇兵団に走った



悪いが道中で訓練を執り行う。さあ皆、船に乗り込むのだ

彼らは船の¥に乗り込んだ

その日、義勇兵たちに招集が架けられた

早速だが訓練はr中止だ

君たちには難民の救出に参加してもらう


今軍隊は出払っている

君たちしか頼りにできない



義勇兵は甲板に集められた。

川の水面は綺麗だった。

竜帆船は風を受けて、川を上流にさかのぼった

これが

白波が深緑のかラインベルクの水面を割った


うついさっき、漁師の網にこの瓶の手紙がかかった

手紙の主はネーヴェ魔法学院のセトというものだ。セーラ、心当たりは

あります

学友ですわ


この手貝の主はここより上流のしりゅうアーケインを、さらに上った中洲の灯台に忍び込んでいる

彼女のほかには冒険者二名と子供達6人がいる


我々は彼らの救出へ向かう


本来これから火見式の訓練を行うのだが、わるいが甲板で済まさせてもらおう


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