表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【魔物島】~コミュ障な俺はモンスターが生息する島で一人淡々とレベルを上げ続ける~  作者: シオヤマ琴
第二章 約束

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/109

第35話 キラージャッカルの巣

俺のにおいを嗅ぎつけたのか、一匹、また一匹とキラージャッカルが洞窟から出てきた。

それを見て俺はやはりここがキラージャッカルの巣であると確信する。


『グルルルッ』

『グルルルッ』

『グルルルッ』

  ・

  ・

  ・

馬鹿の一つ覚えみたいにキラージャッカルたちはまたも俺の周囲に広がって俺を取り囲んだ。


「時間がないからな。初めっから飛ばしていくぞ」

俺は「リリース!」と口にするとキラージャッカルたちの視線から外れる。


『グルルッ!?』

『グルルルッ!?』

『グルルルッ!?』

  ・

  ・

  ・

俺の姿を見失ったキラージャッカルたちが驚きの声を上げるが、俺は構わず正面にいたキラージャッカルにパンチを浴びせた。

その一撃でキラージャッカルは内部から爆発したかのようにバラバラになり、肉片が飛び散る。


仲間が一瞬で殺されたのを目の当たりにしたキラージャッカルたちは怯んだ様子で動きが止まった。

その隙を見逃すはずもなく俺は次々にキラージャッカルたちを粉砕していった。

そして気付けば俺の足元には大きな血だまりが出来ていて、キラージャッカル十数匹分の肉塊、肉片が転がっていた。


俺は返り血を拭いつつ洞窟の中へと入っていく。


洞窟の中は当たり前だが暗かった。

そのため俺は火打ち石を使い、適当な棒っきれに火を灯す。

長持ちはしないだろうが、数分持てばいい。


洞窟の中を進んでいくとキラージャッカルたちの姿が見えた。

だが洞窟内だったためキラージャッカルたちは俺を取り囲むことは出来ず一匹ずつ襲ってきた。

キラージャッカルは複数体での連携攻撃が得意なのであって単体ではまるでその力は発揮されない。

俺はそんなキラージャッカルたちを危なげなく返り討ちにしていく。


そしておそらく残りの一匹となったであろうキラージャッカルが、俺に恐れをなして洞窟の奥へと逃げ出した。

俺はそのあとを追いかける。

とその時、

『グガァッ……!』

先ほどのキラージャッカルのものと思われる鳴き声が洞窟内にこだました。


ん? なんだ?


俺は洞窟の奥を目を凝らして注視する。

と、奥から、

『グルルルァァァーッ!』

今までのキラージャッカルとは比べものにならないほど巨大なキラージャッカルが俺の前に姿を見せた。

まずは読んでくださりありがとうございます!

読者の皆様に、大切なお願いがあります。


もし少しでも、

「面白そう!」

「続きが気になる!」

「期待できそう!」


そう思っていただけましたら、

ブクマと★星を入れていただけますと嬉しいです!


★一つでも、★★★★★五つでも、

正直に、思った評価で結構です!


広告下から入れられます!

テンションが跳ね上がって最高の応援となります!

何卒宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 設定、ストーリーおもしろいです [気になる点] リリースを重ね掛けしたときの倍率計算は2倍が積算されるんでしょうか?累乗だったらマジやべぇなと [一言] 主人公の意思決定のスイッチが狂人の…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ