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第27話 自己満足

「いたたたっ……」

「な、な、なんだこりゃ……!」

「な、何よこれ~っ……」

「い、一体どうなってやがるんだっ……!」


目の前で起こったことに愕然として現実を受け止められないでいる梶谷たちは、岩壁がなくなり更地になった場所をみつめながら目を丸くし、口をあわあわさせていた。

そんな彼らに俺は声を飛ばす。


「もう一度だけ言うよ。その薬草を返してくれ」



☆ ☆ ☆



彼らは今度は俺の頼みを断ることはなかった。

深町は震える手で「ほ、ほらよっ、持ってけっ……」とくしゃくしゃに丸めた薬草を投げつけてきた。

そして最後に、自らの尊厳を守るためか「に、二度とおれたちの前に顔を見せるなよっ……」という捨て台詞を残し、梶谷たちとともに逃げるように立ち去ったのだった。


そんな彼らをよそに俺は薬草を拾い上げるとそれを丁寧に広げる。

それから海辺まで歩いていくと、その薬草を海にそっと浮かべた。

ゆらゆらと海面を漂い俺がスライムにあげた薬草が沖の方へと流れていく。

この行為に意味などはない。ただの自己満足だった。


薬草が大海原に消えたのを確認してから、

「さて、俺も行くか」

まだ足を踏み入れたことのない地を目指して俺は再び歩き始めた。


この島の地形を把握するため。

さらなるレベルアップをするため。

有用な呪文やアイテムを手に入れるため。


理由はいくつもあるが、もちろんすべては――【魔物島】から脱出するためだ。

★☆★★☆★読者の皆様へ大切なおねがい☆★☆☆★☆


お読みいただきありがとうございます!

これにて物語の序章完となります。

なのでこのタイミングで、ぜひ一斉にポイントが入ると、もしかしたらランキング5位以内に入れるかもしれないです!


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― 新着の感想 ―
[気になる点] あれここで一回報告に戻ると思ったけど・・・
[一言] 一話一話の文章量が少ないのはいいけど、それとほほ同じ量の後書きにはウンザリする。
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