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攻略対象者についての話です。
「あーおなかいっぱい!!」
《さぁ、攻略対象者についてまとめよう!》
攻略対象者はドラゴンレアール国の高位貴族五人。
〈一人目の攻略者はドラゴンレアール大公子息〉
“ セルカーク・ドラゴンレアール ”
ドラゴンレアール国王の王弟で大公の一人息子。
シルバーのさらさらヘアーに黄色い瞳。
アリシアの3歳上。
常に穏やかな笑みを浮かべているけど、何を考えているのかわからない怖い人。
母親の大公妃はセルカークが幼い頃に亡くなっている。
大公妃を良く思わない貴族令嬢が嫌がらせをし、精神を病んで亡くなってしまった。
地位に群がる女性が嫌い。裏の力で排除していたなー……
母親も兄弟もいないセルカークを従兄弟の王太子が、弟のように可愛がり守ってくれた。そんな優しい王太子を慕っている。
王太子を守る為に影の組織を作りあらゆる障害を排除。そのトップに君臨している。王太子を守るためなら命を厭わない。
1番近付いちゃいけないひと。暗殺されちゃうから……
魔法属性は火と水と風。
三種類の最上級魔法を操る最強大公子。
〈二人目の攻略者は近衛騎士団長の子息〉
“ アクアジーク・モルカンダ ”
近衛騎士団長でモルカンダ公爵の息子。
ブルーの短髪に緑色の瞳。
アリシアより5歳上。
明るい性格で責任感が強い。
王太子の護衛を努めるだけあり剣の腕は最強。
王族を守るためならなんでもする、王族第一主義者。
魔法属性は火。
剣に魔力を纏わせて攻撃するのが得意。
〈三人目の攻略者は王国騎士団長の子息〉
“ リカルド・フィリップス ”
王国騎士団長でフィリップス公爵の息子。
ブラウンの短髪に赤い瞳。
アリシアの4歳上。
真面目な性格で曲がったことが大嫌い。
自分にも厳しいが、女、子供にも厳しい。
王太子の護衛を努める。
常に体を鍛えていて、肉体美は半端ない!
魔法属性は風。
魔法よりも剣術のほうが得意。
〈四人目の攻略者は魔法師団長の子息〉
“ イシード・クレイサス ”
魔法師団長でクレイサス公爵の息子。
グレーの短髪で黒い瞳。
アリシアより2歳上。
イタズラ好きで楽しいことが大好き。
明るくムードメーカー的存在。
父親が魔法師団長なだけあって、
息子のイシードも最強レベルの魔法を使う。
母親も魔力が高く、若い頃は魔女と呼ばれ恐れられていた。
魔法研究を趣味としていて、怪しい魔法を使って何かしていたような……
特殊魔法を使う王太子に憧れ尊敬している。側近として仕えている。
歳の離れた弟がいて、とても可愛がっている。
魔法属性は火と水と風と土。
四種類全ての属性を最上級レベルで操る。
〈五人目の攻略者は文部長官子息〉
“ エリック・ベアトリクス ”
文部長長官でベアトリクス公爵の息子。
グリーンの長髪を後ろで束ね黒淵眼鏡に灰色の瞳。
アリシアと同い歳。
頭脳明晰。博学多才。
真面目で無表情。
三度の飯より本が好き。
人との関わりが苦手。
魔力は強くないが、持ち前の知識で王太子をサポートし、側近として仕えている。
魔法属性は土。
護りの魔法は使うが攻撃魔法は使えない。
《こんなかんじだったかな。》
あー!あと隠れキャラがいたなー。
グッドエンドの先に現れるキャラ。
その先に行ったことないからわかんないな。
七髪コミュニティの間では、ドラゴンレアールの王太子じゃないかなって盛り上がってた!
攻略対象者との関わりが結構あるのに出てこなかったし……特殊魔法も使えるようだし!
《見る機会があれば、観察しちゃいましょう!楽しみ出来ちゃった♪》
絶対に忘れちゃいけないのが裏ヒロインの存在!
この子のせいで全てバッドエンドに進むんだよ……
“ アモーレ・ピアニシモ ”
ピンクのふわふわの髪にピンクの瞳。
アリシアと同い歳。
可愛らしい見た目に愛らしい仕草。
これぞ!王道ヒロイン!って感じかな。
男爵の妻が事故で亡くなり、後妻の愛人の連れ子。
魔法は貴族しか使えないから、男爵の本当の子供では無い。
魅力の力を使うことができる。
母親から魔法の石をもらい、持ち歩くことによって周りの男性を陥落させていくんだよ。悪役は彼女だよーーアリシアじゃないよー
彼女はお守りだと思っているから、魔石の力が発動してるのわかっていない。
周りからちやほやされ過ぎて、自分のこと聖女だと思っているし……
凄く厄介な裏ヒロインよー。
この子には絶対!近付いちゃだめ!
関わったら最後……悪役令嬢まっしぐら……死亡フラグ立ちます!!
この攻略対象者たちと裏ヒロインに、一切近付かなければ、バッドエンド回避できるかも!
14歳の時にドラゴンレアール王立学園に留学させられて出逢うひとたちだから……
《留学には行かない!》
《何が何でもエメラドーナから出ない事にに決め~た》
そうなると、次にやるべきことは……
《アリシアの年齢調べにいってこよう!》
何回も本文消えてしまって……
更新するのに時間かかってしまいました。
心折れながら書いたので誤字、脱字多いかと思います。
落ち着いたら夜にでも直し入ろうかと。。