表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/78

12

“いよいよ町へ!part2。”

 馬車を降り、お兄様達と街へ繰り出す。辺りを見渡すと素敵なお店や美味しそうな香りがしてくる。


 ちょうど昼時だからか、街は人・人・人で溢れかえっている。出店が多く立ち並び、ずらりと行列ができている。

 

 『何か食べたいものある?』


 クリスお兄様が聞いてくる。


 「あのお店のものが食べたいです。」


 串に刺さっている肉の塊。凄く美味しそう。香りも最高!ハーブの香りがする。ヨダレが止まらないよ……


 『あれが食べたいの?!』


 お兄様たちも付き添いの護衛たちも驚いている。


 《え?何か変?》


 確かに並んでいる人を見てみると、がたいのいい男の人ばかり……女の人はいない……子供はもっての他……でかすぎる肉だから?あれぐらい食べられるでしょ?!余裕だよ!今食べないと永久に食べられないやつ!


 城の食事は美味しいけど上品過ぎて……こういう庶民的な食べ物が、私には合ってる!せっかく町に来たんだから、肉を丸々がっつきたい!

 

 「お兄様!お願いします☆」


 アリシアのキラキラ笑顔攻撃!!


 『わかった……いいよ買っておいで。』

 

 クリスお兄様の許可いただきました!

 隣のアルお兄様は楽しそうに笑っている。ちなみに、今日の為にアリシアはお小遣いを支給されている。勉強?経験?の為に自分で買いにいくようにと。


 まぁ、前世で経験してるから一人でおつかいは余裕だけどね。


 ちゃんと列に並び、順番を待つ。並んでいた人たちも、周りにいた人たちも驚いてアリシアをみる。確かにこんな幼子が並ぶ店ではないな。ちょっと恥ずかしくなってきた……

 

 それでもあの肉が食べてみたい!串焼き肉?巨大焼き鳥?旨そう~並んで待っている間にがたいのいいお兄さん達が話をしてくれて楽しかった!!


 おすすめのお店とか……自分はあそこで働いてるから後で遊びにおいでとか……一人でおつかい偉いなって誉められたり……町の様子やどんなものが流行っているかとか……中々の情報ゲットしたよ。


 ようやくアリシアの順番が回って来た。やはり、店主も驚きを隠せない……もう慣れたわ!



 「このお肉を下さい!」



 『大丈夫かい?かなり量があるよ。』

 


 「はい!とても美味しそうな香りがして……どうしても食べたいんです。」



 「食べきれなくても、お土産にして食べますから……」



 「一つ下さい♡」ニコッ♡店主もこの笑顔には勝てまい。



 『はいよ!!サービスしとくよ!』


 お金を渡し品物を受けとると渡されたのは大量に入った肉の塊串……これはサービスしすぎじゃない?


 『遠慮せず家族とたべてくれよ!』


 《せっかくだしもらっちゃえ!》


 「ありがとうございま~~す!」


 戻ってきたアリシアをドン引きの目でみるみんな。どうしたそれ?と聞きたそう。アルお兄様は爆笑寸前だけど……



 「サービスにと頂きました!せっかくなので皆さんにもあげますね!」

 

 お兄様達、護衛5人と……あとマリーともう一人の侍女さんに……一本ずつ渡していく。1人一本ノルマだから~と悪い笑みを浮かべ渡していく。


 護衛たちは喜んでくれている。マリーと侍女は青くなっている。クリスお兄様は固まり、アルお兄様は笑いを我慢できずに吹き出した。


 《さぁ、あちらに座っていただきまーす!旨!旨い!旨すぎる!》


 炭焼き最高!外はカリカリ中はジューシー!夢中になり頬張る。あっという間に食べ終わる。この小さな体のどこに入っていったのやら……


 《あー旨かった♡もうおなかいっぱい!》



 次は目的の手芸屋さんへレッツゴー!


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

思っていることを文章にする……

難しいですね。


可笑しなところ多数あるかと思いますが、

ご勘弁を……(笑)


次回はpart3

本日中アップしたい考えています。

お楽しみに♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ