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少し短めのお話です。

 《お兄様とお~でかけ♪らん・らん・るぅ♪♪》


 スキップしそうになるのを押さえながら、戻ろうとしていると…………


 『アリィ!!』


 クリスお兄様の声だ!


 『嬉しそうにしてどうしたの?何かいいことでもあったの?』


 「クリスお兄様!ごきげんよう。アルお兄様の視察に同行して城下へ行けることになったの。」

 

 「初めての外出なので嬉しくて!お兄様は街がどんなところかご存知ですか?」


 お兄様をみるとぷるぷる震えている。


 「???…………クリスお兄様??」


 

 『なにそれずるい!!二人で出掛けるなんて!!』



 いや2人ではないよ。変装した護衛も侍女も何人か付くって言ってたし。一緒に行きたいのかな??


 「あの……お兄様?」



 『……父上と交渉してくる!』



 と言い残し足早に去っていった……


 ……………行っちゃった。て言うか、クリスお兄様ってあんなキャラだったけ?真面目でいつもキリッとしてたイメージだった。王子として、公子としてきちんと在らねばと周りには気を張っていたんだろうな。家族にだけ見せる姿……


 《可愛い……いい!すごくいい!萌える!》



 まぁ……クリスお兄様のことだから、お父様をうまく言いくるて一緒に行くことになるでしょう。


 3人でお出掛けも悪くない。両手にイケメン王子!寧ろ最高!

買い物リストでも作っておこう。

 

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