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女神をよんだ影達   作者: 北條ゆっきー
第一章
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プロローグ

私には、この世界がモノトーンのように見える。

いつもの変わりない日常、友達、家族、学校、全てが普通じみていて つまらない。夢だってそうだ、看護師になりたいとかプロ野球選手になりたいとか努力すれば叶うのだろうけど大抵の人は自分が思い描いてた夢につけている人は実際少ないはずだ。


いつになったら こんな普通の日常を終わることが出来るのだろうと 私、神坂聖奈(かなさか せな)16歳は常々暇さえあれば考えていた。「高校2年生になってもこんな事を考えてるのは恥ずかしい」と言う気持ちを置き去りにして…


昔、本当に私が幼かった頃 必ずではなかったが1人の少女が夢の中に度々現れていた。すでに、名前すらも思い出せない。どこに住んでいたかも何処で出会ったのかも。そもそも現実世界に存在していたのかもわからない。それでも、あの子とは仲が良かった。


いつもいつも笑顔だった事だけ唯一覚えている。あの子の笑顔だけは、どうしても忘れられなかった。何か忘れられない事情でもあるのかもしれない。今は わからないだけで。


そして、少女が出てくる夢はいつだって現実で正夢になって起きる。


例えば、あの子が現れる夢で両親と遊園地に行く出来事を見ると その日は、突然 両親に連れられて遊園地に行くことなった。


いくつもの正夢について 幼かった頃は、そこまで不思議に思っていなかったが、歳を重ねる事に不自然に感じはじめていた。


いつだっただろうか、きっぱりと笑顔の少女は現れなくなっていた。


そして、最後に夢であったのは なぜか今まででも最も最悪な夢の中。しかも、現実世界とは全くの別世界。見たことのない超生物やトカゲ人間、ましてや動物が言語を使って話している始末だ。当然、私は混乱状態にあった。そして、その異世界は見るも無残なまでに破壊し尽くされていた。あちこちで、人間型の様な生物が刀と刀を張り合わせて戦闘を行っている。


これは、言うまでもなく戦争だ。街は燃え、その場にいるだけでも息苦しい。まるで、夢ではなく現実で起きてるかのようだ。そして、唐突にあの少女が私に言った言葉を今でも覚えている。それは、少女と交わした最後の会話であり最後の言葉でもあった。


「せなが、生きていればきっとこの世界は色を取り戻す。忘れないで、この世界を私を そして自分自身のことを、あなたが 何もかも忘れた時に この世界は再び崩壊を始める」


「それって、、、どういうこと?」


ブッ



その夢の記憶は、日常のマンネリによって徐々に徐々に消されていった。


唯一記憶に刻まれていたのは、あの言葉と少女の笑顔だけ。


そして、現在 光邦学園(こうほうがくえん)に通う高校2年 神坂聖奈は、これから出会う新たな仲間と過酷な運命をたどることを今はしるよしもなかった。

今回の小説は、初めて書きました。あんまり上手に書けていないかもしれませんが、どうか多めに見てください(^^; これからも、より良い物語を書いていくつもりなのでどうかよろしくお願いします!

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