たいむましん
もしも 願いが 叶うなら
私は きっと こう願う
――過去に…もう一度だけ 会いたいの――
夢の中で 会う度に
想わずには いられない
昔 君と交わした あの約束
叶うことのない 遠い約束
君は 覚えてないだろう
あなたと ふざけあった日々
すれ違う度 からかいあったのに
今は 話すことさえ 苦しくて
ふとした 時に
遠い 君を 思い出す
あなたの 笑顔を 思い出す
そして 泣きたい気持ちになるの
寂しい なんて 言えないよ
だから 笑って 誤魔化すの
でも 願う
君と 過ごした あの日々に
あなたと 過ごした あの場所に
戻れるのなら 戻りたい と―――
クリスマスソングが 流れてくる
暖かい音色 優しい鈴の音
私は 願う
――ほしいものがあるの…―――
Transparenzの佐倉梨琥です!
初投稿で、名乗っていなかったことに気づいたので、改めて…
2つ目の投稿となります。
小説を書きたい!と、思って始めたのですが、なかなか書けず、詩ばっかり書いています…。
今回は、季節感を!と、ふと思い、急いで書き上げました。
そろそろ、長編を書いてみたいと、思ってはいます…。見かけたら、読んでやって下さい。
この詩を読んでくださった方に、素敵なクリスマスが訪れることを願って。