第28話=恩は忘れない
前え置きも真面目に書けれない奴は人間の屑だ
ゴキュゴキュゴキュゴキュゴキュプハーこれは!青酸カリ!
ドサッ
士道達は今、魔王城に向かっている。
大蛇は残念がっていたが仕方ない。魔王は何かと多忙なのだ
「貴様は何で必要な時にいないのだ!」
士道は苦笑いを浮かべる。
「だから、悪かったって,,,」
「何が悪かった、だあの時木が倒れなかったら大変な事になっていたんだぞ」
その木を倒したのは士道だが士道は軽く流す。
「まあいいや「良くないけどな」ルナ、お前はどうする?」
「え?」
ルナは後ろから静かに付いてきてたが話を振られ間の抜けた返事を返す。
「お前、どうしても帰らなきゃいけないんだろ?」
ルナはその言葉に呆気を取られるがルシアの方を見て気付く殺意の籠もった目を向けている。
まるで「動けば殺す」と言う風に。
「ずっと俺の背後を狙ってたんだろ?」
「!?、どうして?」
ルナは自分の心が見透かされていることに驚く
「迷いのある殺意はバレやすいぞ?」
ルナはその言葉に観念したのか膝をつき
「お前の言う通りだ,,,」
「理由を聞かせて貰っても?」
ルナは頷く
私はな里長の娘、つまり次の長を務めなければならない。今の里長は,,,母さんは,,,もう長くない,,,」
士道は黙って聞いている
「私は,,,どうしても帰らないといけない,,,,,じゃないと,,,」
ルナはそこで泣き出してしまい言葉を紡ぐ事はできなかったが士道はある程度理解できた。
(内部紛争,,,か,,,)
我先にと自分を長にしたがる者達、そういう奴らは恐らく汚い手も使う。
そうなれば一族の絆は滅茶苦茶になるだろう。
士道はその理由に満足したのか優しく微笑むと
「そうか,,,いいぞ、戻っても」
ルナは目を見開く
「いいのか!?」
「ああ,,,それ相応の理由もあったしな」
ルナはとうとう泣き出しながら士道に抱きついた。
ルシアは面白く無さそうだが。
ルナは泣き終えると森の方を向いて
「この恩は決して忘れない」
「じゃあお土産よろしく~」
その言葉にルナは笑い出す。
「アハハ、お前らしいな,,,」
それだけ言い残すとルナ走り去って行った。
「クク、随分と甘いな?」
ルシアはどうやら勘違いをしてるらしい。
だが士道は今の言葉が重なって聞こえた。
[若、甘過ぎるのは相手にとって失礼ですよ?」
「ああ,,,よく言われるよ,,,,」
士道の目は懐かし気に細められていた
クレイデス・ルシア
職業
魔王・魔力、攻撃力、共に優れ、闘いの戦況を一気に覆す程の力を持つ巨大な魔大剣を使い、大量の敵を凪ぎ払う。
体力 S
攻撃力 SS
防御力 SS
賢さ SP
魔力 SP
精神力 B
回避・速度 S
運 E-
特殊スキル
大魔法 Lvスキルマスター
魔大剣使い Lvスキルマスター
凍てつ○波動 Lv52
自己再生 Lv23
不幸 Lvロードマスター




