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第26話=意外!それは、漬け物石

「む、ここは,,,気を失ったか,,,」


ルシアは基本的に[ラミア形態]から[通常形態]に戻る時は気を失うため慣れている。滅多に成らないが


「まあいい、それよりも此処から出tキシッはぐぅ!!」


ルシアが布団から這い出ようとすると、割とシャレにならん音がする

そして、その激痛によって出た奇声は近くの者を呼ぶには十分であった。


「どうしたー?ド阿呆ー」


「だ、誰が,,,いつつ」


ルシアはいつの間にか付けられているあだ名に抗議しようとするが、腰の激痛が邪魔する。


「おいおい、大丈夫か?(腰痛つうかギックリ腰じゃね?)


士道は心の中でそう思ったが言わない。士道も男だ、世の中には聞いて良い事と悪い事がある。


「というか何故、貴様はそんなに平然としてられるのだ?」


「それは聞くな!(お前のためにも)」


士道の反応にルシアは「やはり照れているのか」と満足気だが士道はその事に関して罪悪感さえ出ている。

ルシアは幻覚で士道と岩を間違えていたのだ。

端から見たら一人で,,,してるようにしか見えない。

故に当初はそれでからかおうとしていた士道も最早、土下座して謝りたいレベルである。


「その件に関しては忘れてくれ」


「そこまで気にしなくてもよいではないか,,,」


意地の悪い笑みも士道からは自分の首を絞めているようにしか見えない。


「まあいいや、本題に入ろ」


士道は不気味な位、穏やかな笑みを浮かべる。

ルシアはぞくりと背中に悪寒が走る。

士道が指を鳴らすと丸い岩が出てくる


「!?、今のどうやって!?」


「あーはいはい、後でな」


士道はルシアを手で制してから、丸い岩をルシアに見せる。


「ジャジャーン」


士道はドヤ顔で岩を見せるがルシアは頭に?マークを出している。


「この岩を見てどう思う?」


ルシアは士道の持っている岩を見る。丸い無駄のないフォームから密度は相当、高そうである。


「すごく,,,重そうだ,,,!、お前!まさか!」


それを言い終わった後にルシアは気付いた。

士道が何をするつもりなのか。

士道はそれに満足気に笑い。


「これより岩丸君の卒業式(投下訓練)を始めたいと思います」


ルシアは心の中でこう思った。


(遺書,,,書いてみようか,,,)



士道は酷い男だけど最低ではありません(笑)

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