第1話=危ないっ!!って死亡フラグだよね
こんにちはorこんばんは、クソミソです。
記念すべき第1話ですが未だに女の子が出てきません。ハーレムコメディー
はようはよう。という方はもう少しだけ我慢してください。腐女子は歓喜していって下さい。(BLないけど)
鬼ーそれ以外に例えがあるのなら教えて欲しい。自慢の浴衣(本人曰わく和服らしい)は返り血で純粋な黒から赤黒い色へと変色している。そして両手に握られた。二本の刀は何百もの骨を断ち切り。血で錆び。だが未だにバラバラに砕けないあの刀が不思議で溜まらない。まるでまだ許しもらっていない。砕けて良いと言われていない。とでも言うのかと思える程ボロボロなのだ。そしてその刀の主である士道は一人の男を見下ろしている。
「こんにちは、組長さん俺の名前は、言わなくてもいいよな」
その声とても爽やかな物だった。そしてそれと同時に裏の殺意は、こう言っている。「どうせ死ぬんだ。聞く必要なんてないだろ」とそれは簡単に言うと
死刑宣告ーである。
気付けなければ寧ろ幸福だった。知らぬ間に終わるのだからーーだが男はーー気付いた。気付いてしまった。目の前にいる青年の殺意に目の前に居るー死神の存在に。
「あ、あうああぁぁぁ」
最初は呻き声だったが悲鳴に変わる。
「お願いします。助けて助けて死にたくない何でもしますからああぁぁあ」
士道の瞳が僅かだが開かれる。そして刀を振り上げーー
地面に叩き付けた。
「今回は許そう。お前も少しは頭が冷えただろ?」
「は、はい」
冷えたのは頭ではなく肝である。
「ならいい」
それだけ言い残すとそっと腰を上げ士道はその場から立ち去った。
「士道・・・」
「義助か、わかってるよ甘いって言いたいんだろ」
「分かっているのなら結構です」
そう軽口を言える辺りまだ余裕なのかと義助以外の部下達は戦慄した。
今はまだ昼とても天気が良い。
だから見えてしまったんだと思う。線路で転けて泣いている女の子。近づく列車の姿。士道は気付けば走りだしていた。
義助や部下が何か言っている。だが聞こえない。
そして女の子に手が届いた瞬間、列車は目の前だった。
「っ!!危ねぇっ!!」
列車の汽笛が無情にも響いた。
目を覚ますとそこは知らない天井改め知らない空間だった。
「ここはどこ?今何時?」
「目覚めたかここは異空間じゃ」
質問が返ってきた方を向くと光の球体が浮かんでいた。
「あっ金色に輝く玉、略して金○が浮いてる。」
「地味に的を射ているのが腹立つ」
士道に変に解釈され怒ったようにピョコピョコ跳ねる。きんt...ゲフンゲフン、光の球体。
「まあいい本題に入ろう。ズバリお主は死んだ。」
「んなもん、分かるわ!」
続く...
最初の予定だと士道はもっとダメな感じでした。どうしてこうなった
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