第15話=あ!魔王ちゃんに角付けるの忘れたbyうぷ主
皆様>ベルリンの壁>エロゲ>小説>>>>>>>越えられない壁>仕事
うぷ主のグラフです。
「そんなのにーさんから良い匂いがするからだよ。」
すると士道は閃いたような、顔をする
「ははーん、つまり俺を美味しく[いただこう]と言う訳か」
これまた皮肉を込めて遠回しな事を言うから[誤解]が生まれるのである。
「え!?ま、まあ、そうなるのかな,,,あはは,,,」
顔を赤くして俯く大蛇。それを見て士道は目を細める
因みに説明しておこう。
大蛇が言った事は別に「お前、旨そうだ!」という
意味では無く。ただ単純に、君からは良い香りがするね、という意味だ。
そして、この匂いだが元々はエンシェントの[威光の香]という物が
士道に受け継がれ[魅了の香り]に変化した物である
「それで俺をどうすんの?早速いただきまーす、とか言わないよな」
手は刀の柄を握り殺気を込めて言った。
これで大体は逃げていくが。
「ほえ!?そ、そんないきなりはダメだよ,,,順序てのもあるし,,,」
顔を真っ赤にし大蛇は人差し指を合わせながら言葉を紡ぐ
(順序?儀式とかの事か?そう言えば、何か色々と合ったな。
生贄は白装束で身を清めるとか)
士道は思考を巡らせる。完全に真実とは明後日の方向に行っているが。
(どうしよう,,,言っちゃおうかな,,,やめようかな,,,いや!此処で言わないと
女が廃る!)
大蛇は決意に決まった表情で士道を見る
その表情に士道は一瞬怯む。
(何て気迫だ、俺が気合い負けしそうになるなんて。
これがヤマタノオロチか,,,願わくばタダの勘違いで合ってほしいな」
その[勘違い]であるがもう何も言うまい
それと、余談ではあるが[蛇はかなり色を好む]
この[色]がどういった意味の[色]なのか?分かる人には分かる。
「あの,,,にーさん頼みがあるんですが,,,」
赤く顔を見れば一発で分かると思うが先程の気迫。
あれのせいで士道はかなり余裕がなくなっている。
「・・・・・・・・何だ?」
士道は少し間を置いてから答える。
「あの,,,その,,,わ、私と、や、ヤり合ってくれませんか?」
士道は予想通りの答えが帰って来た事に心の中で溜め息をつく。
(やっぱりな、性格こそ控えめだが、本質は妖怪と言う訳か,,,こいつは今。
俺に宣戦布告をしてきた。俺と[殺り合って]ほしいと)
士道は目を細めた。
まあ。もう何も言うまい
士道、お前サキュバスみたいなスキル持ってんな
いや、この場合インキュバスか,,,
感想や指摘は随時募集中ダす。




