第9話=\(^o^)/by名無しの勇者
言い忘れてましたが作者の小説は全てダイレクト投稿です。なので誤字脱字が多少見受けられるかもしれませんがお許し下さい。
side ルシア
まだ何の報告もない。かれこれ一時間はたっているぞ!
「セバスまだ奴の身柄は確保できていないのか!?」
「お嬢様落ち着いて下さい」
「お嬢様はやめろ!」
くそ、ダメだ落ち着け私、いつもならこんなにもイライラしないのにあの男の事になると,,,待て,,,何故、私は今あの男の事を考えている?可笑しいだろうだってあの男は私に恥をかかせた。張本人だ。憎いと思う事は分かる。だが会いたいと思うのは何故だ。可笑しいぞ,,,私,,,
「魔王様怪しい奴らを三名連れて来た。という報告がきてます」
ふむ、この結論は後回しだな
「よし、通せ」
「た、助けてくれ,,,」
「命だけは,,,」
「・・・・・・・。」
やれやれ期待はずれもいいとこだ。前二名は暇だから泳がせていた。「小魚」
そして最後のに至っては,,,
「久しいな。アスタ、いやビーストロードと言った方がいいか?」
「おや?これはご機嫌よう、デーモンロード考え事をしていたので気付きませんでした。」
何だ?今日随分、機嫌が悪いな。
「お前が人間の姿をしているとは珍しいな。人間を生かしているのは尚珍しい」
「気になりますか?ちょうど良い私も幾ばくか質問したい事があったので」
気になる事か,,,こいつが何かに興味を示す日がくるとは明日は隕石でも落ちてくるんじゃないか?
「良かろう、だが先にこちらからだ」
「私としては早急に済ませたい事なのですが。ルシア」
こいつに名前で呼ばれたのは初めてだ。
「だがダメだ。お前を信用してない訳ではないが下手すれば鉄格子を噛み砕きそうなんでな。それに主の言う事率先させるべきだろう?」
私の問いにアスタは首を横に振り鬼の形相で睨んできた。
「最早、我が主はお前ではない!」
ふむ、これは本当に興味深い、こいつは私の軍門への誘いを何度も蹴った奴だ
最終的に向こうが折れて「気が向いたら行く」という感じの奴だ。
一体誰に仕えるつもりなのか?そしてそいつはどんな奴なのか非常に興味深い
「ふむ、では貴様の今の主は誰だ。答えれば質問を許可しよう」
「私の今の主それはーさっきまでここに居た男だ!」
私は思ったー聞かなきゃ良かったーと
勇者A「俺達完全に空気だな」
勇者B「空気はいいぞ」
蛇足
ビーストロード=獣の指導者
デーモンロード=魔の指導者




