表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第1話 事故を起こしたの!

 父は同じことを何度も言うし何度も聞く。できる限り答えようと思う。父は目を見開きながら「しつこいねぇ!!」「聞かれたから答えてるんでしょうが!!」と私。


 私は父が「さっき言ったこと聞いたこと覚えることができなくなっている」と感じていた。まあね、歳を重ねるとね。まあね。


 そして鼻がムズムズするある日。


「お風呂入ろ」と階段を降りると客間から声が聞こえた。父と母がいる。ああ、昨日お墓参り行くって言ってたね。帰ってきたんだ。


 二人が並んで座り、母がスマートフォンで話してる。だれと話してるんだろう?母の顔は怖く眉間に皺が寄っていた。父はなぜかニヤついていた。


 なんなんだろう?


 対照的な二人が、気持ち悪くて不気味だった。私は母の電話に耳を澄ませた。母が私に向かって「事故を起こしたの!」「え!!」マジでかぁ。。


 免許を持っているのは父。父が事故を起こしたのだ。そうだったそうだった。事故は突然起こるものだった。思い出した。ちょっと忘れてた。


 そして「免許返納」の怒涛の日々が始まった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ