シナリオ ストレイキャッツ
1 オジサン二人、おしゃれな一軒家の台所で、探し物をしている。豪華な台所、シンクもピカピカ。
古くさいイギリススーツ、メガネおじさん、ないなぁ、ないなぁ、メガネでもさがすかのよう。シド、ないかぁ?。
堅気は着ることができない、イタリアスーツのおじさん。シドは、見てませんよ。冷蔵庫開けて、ジュース飲んでる。
メガネ、ジュースは一杯までだぞ。
シド、いっぱいですね。一気飲みして、またジュース注ごうとする。
メガネ、手をつかみ止める。夜にダイナー、連れてかないぞ。
シド、あきらめる。ところで、何を探してるんでしたっけ。
メガネ、赤ん坊だ、生後三か月、世にも稀な、金混じりの汗をかくらしい。こっちにはいないと思うけど。
廊下を歩く。廊下の壁、血まみれ、男性倒れてる。寝室に入る、女性倒れてる。ベビーベッドはもぬけのから。
メガネ、バスルームに入る。シドが、少し空いてた洗濯乾燥機から、赤ん坊を抱えて出す。光が少し差し込み、赤ん坊の汗に
含まれる金のせいか、きらめく赤ん坊、宗教画のように厳かに見え、言葉がでないメガネ。
シド、赤ん坊を抱きかかえたまま、洗濯乾燥機に入るシド。大型なので、大人も楽々、入れる。
なぜか、きっちりと扉を中から閉めるシド。宇宙船パイロット気分なのか、赤ん坊隊員と会話したり、空想の操縦桿を握っている。
ふと、そとに出ようとしたシド、洗濯乾燥機が古いタイプだったのか、中からあかなく、あせって、扉を叩いている。
メガネ、しかたなく開ける。洗濯機には入らない約束だろ。依頼のブツも見つかったし、先に届けてダイナー行こうぜ。
それにしても大人しい子だ、あやしいおじさん二人に、泣いたりしない。
2 おじさん二人で、夕方の街を歩く。メガネが赤ん坊を預かろうとしても無視するシド。
無理やり、取り上げると大声で泣いたりするので危険だ。
ゴミ捨て場にあった小学生が好きそうな宇宙船柄の大きなバックも拾っているシド。
ベビーカーを連れた若夫婦とすれちがう。こちらは、あやしいおじさん二人組なのに、赤ちゃん効果か、
若夫婦が、朗らかな笑顔をこちらに向ける。まぶしいと思うメガネ。
道路を車が通る。すごい音量の音楽を垂れ流し、皆がそれに気を取られる。
裏通りに入り、依頼者の事務所も近いので、メガネの黒カバンに赤ん坊を入れるように言うシド。
ぐずりながら、ダイナーをちらつかせ、入れさせるメガネ。
メガネも悪党とはいえ、赤子には心が痛む、あんまり見ないようにする。
事務所の担当者に、赤ん坊の両親の死体の写真とカバンを差し出す。担当者、赤ん坊の首もとの汗のきらめきの砂を
とりあげ、顕微鏡でのぞく。金であることを確認し、成功報酬を渡す。メガネ、ピンハネしてやがると思う。
担当者が、汗と金を拭った後、パウダー付けようとしていたらボスがくる。
赤ん坊、ボスじきじきにお世話している。ゴッドファーザーなイタリアンスタイルのボスが、ひもで前だっこしている。
3 しみったれたダイナーでハンバーガーを食べてた二人。
さらに、ビールを飲むメガネ。店主のじいさんお手製のシェイクを喜んで飲むシド。
担当者と、10人程の武装した構成員、前だっこしているボスがダイナーにかけこんでくる。
ボス背中にサブマシンガンしょってる。ボス、おいドクター(メガネのあだな)、汗から金がでてこねえぞ。だましたな。
メガネ、え、わかんないです。
シド ボスさんの赤ちゃんはその子です。この赤ちゃんはシドのです。宇宙船がらのバックから、金粉赤ん坊をとりだす。
回想 シド、大音量の音楽が垂れ流されて、若夫婦とすれちがう際に、金粉赤子を宇宙船がらバックにいれ、
若夫婦の赤ん坊を奪う首に金粉擦り付け、金粉赤子のおくるみでつつむ。
角を曲がった若夫婦、目的地に着いたのか、ベビーカーの屋根部分を収納すると、赤ん坊はいない。
メガネ、ええ!
ボス はめやがったな、ドクター。 赤子を取り戻せ。
ナイフをもった手下に襲わせる。
シド、金粉赤子抱いたまま、片手でナイフをふるう。ナイフでしたら、シドの方がお上手です。
手下、五人ほど、同時に頸動脈切られて、血が噴き出る。そのままボスに近づく。
ボス危険を感じて、サブマシンガンをフルオート掃射。部下も掃射する。客、巻き添え、全員死亡。
メガネや店主は、机の下に潜り込み助かっている。シドは天井とか、壁を走り回りよける。
金粉赤子、メガネにほうりなげる。まるでアメフトだ。
ボスが、掃射が終わると、死体の脳にネジをいれてまわす、おもちゃみたいに。死体がゾンビ化して起き出す。
巻いたネジが逆回転を始めると、ゾンビの体パンパンのマッチョになり、腕のすじとか、かんせつとか壊れながら、
こぶしをシドに振り下ろす。ゾンビの腕を切りとばすが、ゾンビは止まらず、シドにかみつこうとする。
ここで、ゾンビは16分割にされる。ここまで細切れだとゾンビも動けない。
シドが戦っていた間に、ボスは全死体をゾンビ化させ、一度に襲わせる。
それでもシドが優勢だったが、野球少年ゾンビの持っていた金属バットがシドのナイフにまぐれ当たりしてナイフがふっとぶ。
そこで、値段が高いわりにまずいと評判のステーキセットと、食事用ナイフが目に入る。ナイフとスプーンを手に取り、
ナイフでバターのようにゾンビを切断。スプーンでゾンビのこぶしをそらす。ゾンビはすべて倒し、ボスにせまる。
ボス、メガネと赤子を人質にして自身の前に構える。にやりと笑い、何か声かける前に、
シドが赤子の頭の中心ごとゾブリとボスの心臓をつらぬく。
ボスと部下達、え、とつぶやき、亡くなるボス。
メガネも、え。 シド「これ、シドのでないですし」、頭に穴の開いた普通の赤子を指さす。
担当者、復讐すると叫びにげようとするも、シャツを破りムキムキになった店主にハンマーで頭をつぶされる。
店主、「中立地帯であるこの店での戦闘は決闘であり、世俗には持ち込むな。わかったな」
生き残った部下たちは、うなずく。
メガネは、自宅に赤子二人を連れ帰り、一人は手術している。
(金粉赤子からでる金粉は案外少なく赤子二人の養育費とトントンぐらい。貧乏がまあ続く。
金粉のおかげで食卓のメニューは健康的に豊かになったが。)
4 お誕生日パーティをしている。
メガネにシド、布袋を頭にかぶった半ズボンの男の子。
そして、お誕生日の主役はアリス。
ろうそくに火をつけて、みんなで歌をうたっている。ハッピバースデー、トゥー、ユーと歌い終わったら、
フル武装の人たち、窓から、扉からつっこんでくる。
みんなで撃退する。メガネ、机の下、ボス、サブマシンガン掃射、シド、壁を走ってナイフで一閃、
男の子、芝刈り機が変形して、玄関にいたる廊下を走り回り、襲撃者を肉塊にかえている。
アリス、後ろから襲撃者につかまれそうになるも、相手のあご下から、極細のナイフで脳まで貫く。
襲撃者を倒し終えたあと、ケーキが無事だったので、シドがメガネに一番大きいのくださいとねだる。
メガネ、青くなりながらも、今日の主役のアリスが一番、ジェイソンが二番、シドは三番目だ。
プルプルして悔しがっているシドに、メガネは、お兄ちゃんなんだからがまんしろ、と告げる。




