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第1章 辛い生活から救ってくれたご主人様との出会い

私は産まれたてホヤホヤのきゃわわな猫。


産まれてすぐにお母さんと離れ離れになってしまった。最後にお母さんは言った。


「あなたは、人間に化けることができる。その力は、本当に信用できる、あなたが好きになった人の前でしか使ってはいけませんよ......」


「お母さん?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



私は産まれて三ヶ月程でペットショップに売られた。


ある日、若い男性の方に買われました。

なのに............。


「痛い...。なんで私だけ、何もしていないのにこんな酷い目に合わないといけないんですか!」


私の声など、飼い主である人間に、届くはすがない。

この時の飼い主からしたら、私なんて、『ただの猫』なのですから。いえ、むしろ『邪魔な猫』なのですから。


私はこの時、人間に虐待を受けていました。なんでこんなに酷いのでしょう...。


殴られ、蹴られ、ご飯もろくに食べさせてもらえない。それに、暴言ばかり言われ.......。



「可愛くないし、エサ代がかかるんだよ!この猫が!!」


痛い.......。


この時の飼い主の男性は、女の人をよく連れてきます。


でも..........


「え、この部屋臭くない?帰る!」


そう言って女の人はすぐに出ていってしまいます。


その都度、殴られ蹴られ、暴言を言われ.......


「お前のせいで帰っちゃったじゃねーか!どーしてくれんだ?このクソ猫が!」



「お母さん。嫌いな人しかできないよ...」


とうとう、私は、名前も与えられる事無く捨てられることになってしまいました。


私は、夜遅くに、ゴミ捨て場に連れてこられました。


「邪魔だからもう帰って来るな!」



「ニャーッッ!」


また蹴られた...。もう嫌。私は、殺されてしまうと思いました。


今のご主人様と出会うまでは・・・・・・



それは、まるで、運命の様に感じました。

私がゴミ捨て場で蹴られた時です。


「あんた、何してるんだ?」


見ると、なんだかひ弱そうな男性がゴミを捨てに来ました。


「あぁ?見りゃ分かるだろ! 猫を捨てに来たんだよ!」


「可哀想に、こんな酷い人に、こんなにも可愛い子猫が買われたのか...」


「なんだと!クソが!」


私を捨てに来た人がひ弱そうな男性にパンチを繰り出した。けれど、ひ弱そうな男性は、軽くパンチを避け、私を捨てに来た人の顔面に、蹴りが炸裂しました。


ドスッ!



「ウッゥッ!」


鼻を抑えて倒れ込む。


ひ弱そうな男性がこちらに寄って来ました。

「子猫ちゃん、大丈夫?」


手を出してきました。けれど、人間は怖いと思って、

「シャーッ!」と威嚇しながらひ弱そうな男性の手を引っかきました。


なのに、痛いという仕草を一切せず、私を抱いてくれました。


「大丈夫、怖くないよ」


とても優しい声。

そう、このひ弱そうな男性が、今の私のご主人様、私の大好きな人間です。


ご主人様に拾われるまでのストーリーでした。

次話は、拾われてからの生活を描いて行きます。


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