表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/13

Episode 2 覚醒




『ネットワーク構築、意識データ起動。各部駆動系異常なし』


暗い、暗い……どこまでも続いていそうな漆黒。少年の意識は、そんな常闇の中にあった。


少年は辺りを見回そうとした―――が、身体が動かない。常闇に閉ざされた、一切光の届かない暗黒の世界。己の身体さえも暗闇が覆い隠し、輪郭を視認することすら叶わなかった。


『表層装甲に微弱な損傷あり。戦闘行動に支障なしと判断、起動を続行』


電子的な文字の羅列が、目の前で次々に表れては消えていく。暗闇の中で、何故かそれだけははっきりと視認出来た。


『ACMシステムリンクOK。コンバットシステム、オールクリア。エネルギー伝達、各部オンライン』


やがて全ての文字が消え、Stand byという、緑色に光る大きな文字だけが残された。それだけではない、黒一色であった背景が、白い光に塗りつぶされていく。


やがて、全てが白に覆い尽くされた、その時―――。


「……ぁ」


か細い声と共に少年がまず最初に見たのは―――まるで何かに縋ろうとするかのように上へ伸びた、己の腕だった。






☆★☆★☆★☆







まさしく、一閃。


〝ポーン〟の黒き肢体を、ミレイス=エルティアーズの駆る〝ファウスト〟の銃剣が切り裂く。

前線指揮官である彼女の専用機ということで、他の量産機との区別を付けやすいよう、機体は燃えるような赤に塗装されている。それでも量産機の標準色である朱色とは似たカラーリングであり、一見見間違えも起こりうるように思われながら、彼女の機体には遠目でもその姿を区別出来る程の存在感と風格があった。それもおそらく、彼女が〝武者〟と呼ばれる由縁なのだろう。


「くっ、随分離されてしまったな……」


袈裟懸けに切り裂かれ、仰向けに倒れ込む〝ポーン〟を一瞥することもなく、ミレイスは舌打ちする。


開始早々、彼女の機体を隊長機と見た数機の〝ポーン〟が彼女を取り囲んできた。それはいい。彼女は前線指揮官の名に恥じぬ実力者であったし、苦戦しつつもその内の1機を撃破して突破口を開くことが出来たのだから。


だがしかし、状況は良いとは言い難かった。包囲を突破することに気を取られ、主戦場から大きく離されてしまったのだ。

幸いレーダーの感知できる限りでは味方にそれほど大きな損害は出ていないようだが、指揮系統を失った軍ほど脆いものはない。一国も早く戻らねばならないことに変わりはなかった。


「隊長が上手くやって下さっていればいいのだが……」


直前まで忘れていたらしいが、彼の機体は現在整備中である。何が起こるか解らぬ戦場で―――ましてや、〝ナイト〟が出撃しているこの状況では、少々心許ない状況ではあった。


早く戻らねば。焦る気持ちを抑えつつ機体を反転させた、その時だった。


「あれはっ……!」


漆黒の影が、一陣の風の如くモニターの中を突っ切っていった。






☆★☆★☆★☆






「動いたっ!?」


相対していた〝ポーン〟と入れ替わるようにして猛スピードで突っ込んでくる敵指揮官機、〝ナイト〟をモニターの中に視認し、前線でハルバード型の武器を振るっていたホークは、思わずコックピットの中で身を固くした。


あの指揮官機が、どういうわけかまるで動こうとしなかったことは彼も気付いていた。それ故に〝ポーン〟と刃を交えつつもそちらには常に気を配っていたのだが、それがついに動いたのだ。身構えずにはいられなかった。


〝ナイト〟は、真正面からに突っ込んできた。〝ポーン〟とは比べ物にならない機動力を発揮する〝ナイト〟へ、シエルの〝ファウスト〟がビームガンを乱射する。

黄金色のビームが、風を切って〝ナイト〟へ迫った。それを最小限左右にジグザグに動くことで巧みに避け、〝ナイト〟は尚も大地を駆け抜ける。


「ははっ、無駄無駄ぁっ!」


シエルや、ステラの後方支援射撃をものともせずに回避しつつホークの〝ファウスト〟に狙いを定め、〝ナイト〟は腰に差された鞘から剣を抜き放ち、間合いに入ると同時に大上段から叩きつけた。


表面は、赤燈色に赤熱している。どうやら、表面をCAのエネルギーが循環して、切れ味を増す仕組みらしい。

受け止めたホークのハルバードが柄の半ばで切断され、それを身代わりにするかのようにホークは後方へ跳び退き様に腰に提げてあったビームガンを取り、さがりつつも銃撃を試みる。


それを足底のローラーの回転のみで回避した〝ナイト〟は、ホークの〝ファウスト〟同様大きく後ろに後退した。


図らずも、両者の間に空いた距離。その間から狙うようにして、ステラのビームランチャーが放たれた。

〝ファウスト〟標準装備のビームガンを色濃くしたような、橙色をした極太のビーム。だが、それも〝ナイト〟の機動性の前では、牽制程度にしか役に立たない。


「撃て撃て、撃ちまくれえぇぇーーーーっ!」


と、そこで漸くミレイスが戦場に復帰した。

全機へ向けて通信のチャンネルを開き、叫ぶように指示を飛ばす。


可能な限りの火器を用いて、指示どおりに張られる弾幕。基地からの援護射撃を含み、ビームの雨が驟雨のように降り注いだ。〝ナイト〟はそれを、逃げ道を探しながら的確に避けていく。


「ちぃっ……さすがにやりづらいな」


一方〝ナイト〟のコックピットでは、パイロットの男は弾幕の強さに舌打ちした。


確かにこの〝ナイト〟は、堅牢な装甲に守られているおかげで外見のか細さに反して非常に高い耐久力を獲得しているが、全くの無敵というわけではない。これだけ多くのビームをまともに浴びれば、ただでは済まないことは男にも解っていた。


だからこそ回避を選んだのだが、それによってこの〝ナイト〟の機動性を男は改めて実感した。少しずつだがビームを躱しながらじりじりと接近していくことをも可能にする性能は、やはり驚異的なものであると言わざるを得ないだろう。


撃っては躱し、躱しては打つ。そうして長らく続いた均衡は、突如として破られた。


「くそっ、このやろっ…………がっ!?」


撃っても撃っても1つとして当たらない現状に苛立つライの、ビームガンを撃つ手が緩んだ一瞬の隙をついて、〝ナイト〟は跳んだ。


ライの〝ファウスト〟を突き飛ばし、尚も基地へ向けて爆走する。


「しまったっ!?」


「ステラッ!」


防衛網を突破された。残るは基地の外壁に備えられた防衛システムと、ステラの射撃に頼るしかない。無論すぐにでも反転して追いかけたいが、機動性はあちらが完全に上なのだ。追いかけても追いつけないのは明白で、それなら1人迎え撃つ彼女のために援護射撃をしてやるくらいしか、前線にいた彼らに出来ることは残されていなかった。


ステラの〝ファウスト〟が、狙いを定めてランチャーを放った。

オレンジ色に滾る光条が、ごう、と大気を、空間を貫いて〝ナイト〟へと迫る。


「ちいぃっ!」


基地からの援護射撃に気を取られていた〝ナイト〟は、左腕に備えられた大きな菱形をした盾でそれを防いだ。

巻き起こる爆煙。それを見たステラは、〝ナイト〟をついに撃破することが出来たと、ほっと溜め息をつく。


しかし―――。


「……っ!?」


煙を引き裂いて、漆黒の機体が再びモニターの中に現れた。砲撃を受け止めた盾は木っ端微塵に吹き飛んでいたが、四肢には傷の1つもない。

赤熱する剣を構える敵機がいるのは、ステラの〝ファウスト〟の目と鼻の先。到底ランチャーで迎撃出来る距離ではなく、ステラが機体を引くよりも、〝ナイト〟が〝ファウスト〟を両断する方が明らかに早い。


そして何より―――ステラ自身、突然訪れた命の危機に硬直してしまい全く動けず、周りの通信機器から仲間が必死に呼びかけているが、彼女の耳にはまるで入っていなかった。


思わず目を瞑る。まるで、ここから先は見たくないとでも言うかのように。


「はははぁっ、貰ったああぁぁっ!」


勝利を確信した男の、高笑いが〝ナイト〟のコックピットに響き渡る。


無情にも、凶刃は朱色の騎士へと真っ直ぐ振り下ろされた。







☆★☆★☆★☆







戦場の爆音や衝撃は、本来は(いくさ)とは関係ないはずの医務室にも届いていた。


戦場でひと度ビームが爆ぜれば、薬品を陳列してある棚がビリビリと震え、機体が爆散するごとにデスクの上のペンが転がる。


普段静かなそこも、今はまさに戦いの最中(さなか)にあるのだという証明であった。


「やれやれ。外は派手にやってるみたいね……」


そんな医務室の中で、せっせと準備を進める女性の姿があった。さらりとした紅い髪の妙齢の美人で、白衣に身を包んでいるところを見ると、さしずめここ、医務室の主といったところだろうか。


色白の手が、応急処置に使用される消毒薬やガーゼ、包帯などの治療用具を手早く、かつ的確に棚から傍にある机の上に並べていく。

これらは皆、万が一急患が運び込まれた時に即座に対応できるようにと備えられているもので、普段は他の薬品等と一緒に並んでいるのだが、女性は一切の迷いも見せることなく手馴れた様子でそれらを選別していった。


「さて、こんなものでいいわね。……彼はどんな様子かしら?」


と、漸く準備が終わったらしい女性は、伸びをするとふとそう言って、ステラとシエルが保護した少年の眠っているベッドの様子を伺う。


先程確認した時には、彼はまだよく眠っていたはずだ。戦場から伝わってくる震動と自分の独り言以外には随分と静かであったから、きっとまだ寝ているだろう。そう考え、ベッドを囲っていたカーテンをそっと開けると――――。


「……あら?」


そこに、あって然るべき彼の姿を確認することは出来なかった。


はて、と首を傾げる女性の目の前。

純白のシーツの上で、空色の光の残滓が淡く光り―――やがて、消えた。







☆★☆★☆★☆







ステラ=クレイフォードは、悲鳴1つ上げずにぎゅっと目を瞑って俯いていた。


最後に目にした凶刃が、いつ自分の命を刈り取りに来るのかと恐怖に怯えながら。


けれど、いつまで経っても一向に何も起こらない。痛みも何も感じることなく、ただコックピットの計器類が吐き出し続ける微かな音だけが辺りを支配している。


「……?」


疑問に思ったステラは、そっと目を開けた。


果たして、目の前に広がっているのは死後の世界か―――そんなことを考えていたステラの目は次の瞬間、驚愕に見開かれる。


振り降ろされたはずの〝ナイト〟の刃は、その半ばで止まっていた。

ぴたり、とまるで金縛りにでもあったかのようにその動きを止めたステラの〝ファウスト〟と、〝ナイト〟。まるでそこだけ時間が止まったかのような両者の間に挟まれるようにして、1人の人間の姿がそこにはあった。


荒野の風に伴って揺れる短髪は、麗しいプラチナブロンド。全身を純白で包むコートとズボンの上には、金色で縁取られた装甲が付属し、その内側にある噴出口が推進剤を吐き出し続けていて、開かれた双眸には空色の光が宿る。


今日見たばかりのステラにも、彼が何者であるかは一目瞭然であった。


「あの子、さっきの……でも、どうしてここに…!?」


ステラが混乱するのも、当然のことであった。彼が、朝自分とシエルが保護した少年だった―――というわけではない。彼は〝ナイト〟の剣を、〝己の剣一本で受け止めて〟いたのだ。


敵の〝ナイト〟のパイロットも、何が起こったのか理解できなかったのだろう。当然だ、ただでさえあと一歩のところで獲物を仕留められるところを邪魔されたばかりでなく、あろうことかそれを成したのがCAではなく生身の人間とあれば、誰であっても混乱することであろう。


「くそっ、なんだこいつはっ……!?」


〝ナイト〟のローラーが唸りを上げ、機体を後方に滑らせていく。

そして退がりながら剣を鞘に収め、腰にマウントされていた銃を抜いて即座に放った。


狙いは、少年。


「危ないっ!」


生身でCA用の火器が直撃すれば、今度こそただでは済まない。我に返ったステラは、聞こえないと解っていながらコックピットの中で叫ぶと機体を少年の前に割り込ませようとするが、既に銃弾は放たれたのだ。今からでは、どうあっても間に合わない。


誰もが、少年が木っ端微塵に吹き飛ぶ光景を想像して顔を青くした。

しかし、当の少年自身は酷く冷静だった。まるで、自らに迫る脅威を、そうと感じていないかのように。


やがて〝ナイト〟の放った銃弾は、少年に命中する。それにより生まれた爆風が、すぐ後方にいたステラの〝ファウスト〟の機体を揺らしたが、そんなことすらも気にならないほど、ステラは眼前のモニターに映る映像に目を奪われていた。


銃弾は、確かに少年に命中した。直撃といってもいいだろう。銃弾は、確実に少年の真芯を捉えていたのである。

けれど、少年の姿は未だ変わらずそこにあった。〝ナイト〟の側にいた仲間のパイロット達には見えなかったろうが、少年のすぐ後ろにいたステラには、その全てが見えていたのだ。


理屈は、極めてシンプル。〝ナイト〟の攻撃に対し少年が張った、半透明のエネルギー障壁が、〝ナイト〟の銃撃を真正面から受け止めたのだ。


「馬鹿な……」


唖然とする、〝ナイト〟のパイロット。敵CAすらも軽く凌駕すると信じきっていた最新鋭機の攻撃が2度も、しかも生身のたった1人によって真正面から破られたとあってはそうもなろう。


けれど、敵も敵とて一部隊を任される司令官である。直ぐ様我に返ると、剣を抜き放った。

右手に銃を、左手に剣を持っている状態。1発1発がダメなら、何度でも打ち込んでやろうという腹積もりだろうか。


しかし、少年もそう容易く受けてやる程優しくはなかった。


華麗に宙を舞い、銃撃を、剣戟を、その1つ1つを的確に避けていく。巨大で、堅牢な装甲に守られていることはCAの強みではあるが、反面でその大きさ故に、あまりに小さい標的が狙いづらくなることは必然と言えた。


「くっ、このっ……ちょこまかとっ……!」


剣で叩き潰すのを諦め、銃撃に切り替える〝ナイト〟。少年はスーツに装備されたブースターを吹かし、機械的な飛行であることなどまるで感じさせない程滑らかな動きで宙を舞い、銃撃の1つ1つを的確に回避しながら、徐々にその距離を詰めていく。


「馬鹿な……機動性で、この〝ナイト〟を上回るだと!?」


驚愕の言葉と共に放たれた銃弾が、また1つひらりと躱される。そして遂に、銃撃直後の隙をついた少年が〝ナイト〟の眼前に躍り出た。


すかさず振り抜かれる(つるぎ)の一閃。袈裟懸けの軌道は〝ナイト〟の細身の左腕を捉え、〝殆ど何の抵抗もなく〟すっぱりと切断される。


「な、ぁっ……!?」


機動性に続き、自慢の装甲強度をもあっさりと突破され、いよいよ〝ナイト〟のパイロットの表情から余裕が消え失せた。大きな音を立てて地面に落下する自機の左腕を呆然と見つめ―――。


「……ぅあああぁぁぁぁっ!?」


狂ったように、ライフルを持った右腕を少年へ向けて振るった。


男は、既に冷静さを失っていた。彼は退くべきだったのだ。醜い抵抗などせずに、ただ己の生存本能のままに逃げ出していれば、まだ生き残る可能性はあった。

けれど、彼は愚かしくも抵抗を選んだ。それがどれほど無駄なことで、己の命を危険に晒す行為であるのか。恐怖に己を失っていた彼には理解できていなかった。


少年の剣が、〝ナイト〟の右腕をも切り飛ばす。いよいよ両腕を失った〝ナイト〟は、もう武器を握ることも出来ない。丸腰の騎士に出来ることは、もはや何も残されていなかった。


武装を全て失った彼にこの戦場を生き残る術はもう、ない。


少年の剣が光を帯びる。ビーム兵器だろうか、まるでCAの剣程の大きさにまで成長した空色の光が、剣自身を象る。


男に断末魔を上げる暇すら与えず―――次の瞬間、少年の剣が〝ナイト〟を逆袈裟より両断した。







☆★☆★☆★☆







「凄、い……」


まさに、怒涛の戦いだった。


少年と〝ナイト〟の戦いを目の当たりにしたハミルトン隊は、漸くライが上記の言葉を紡ぎ出すまで、一言も口にすることなくただその様子を見守っていた。


あまりに異常なその光景を前に手を出すことすら出来ずにいたのだが、結果的にはそれは正しかった。


―――下手に割り込んでは、おそらくこちらがただでは済まなかっただろうから。


「帝国軍のCAを撃退した……生身の、人間が……!?」


「あれが、ACM……!」


驚愕するホークへ同調するように呟くシエル。上擦った声と見開かれた目が、あの光景がどれ程異様で衝撃的なものであったのかを物語っている。


すると次の瞬間、宙に浮いていた少年の身体がぐらり、と揺れた。


「あっ……!」


慌てて、彼のすぐ後方にいたステラの〝ファウスト〟が手を伸ばした。少年は〝ファウスト〟の無骨な掌の上に倒れ込む。どうやら、気を失っている様子であった。


遅れて、司令室からの通信が開き、通信兵とゲイルの顔がモニターへ映し出された。


『敵残存CA、撤退していきます』


『……やれやれ。一時はどうなることかと思ったが、なんとか切り抜けたな。皆、お疲れさん。前線部隊はその少年を連れて直ちに帰投しろ』


ゲイルの指示に、了解、と他の隊員達のCAが基地の格納庫へ滑り込んでいく中、ステラは己の〝ファウスト〟の掌の上で眠る少年の姿をじっと見つめていた。


彼が何者なのか、それはまだ解らない。謎多き存在であることは確かだ。


けれど、彼は自分の命を救ってくれた。そして、誰も倒せないと思われた敵を撃退してくれた。それは間違いなく、彼の功績である。


「……ありがとう」


モニターの向こうで眠る少年へ柔らかな微笑みを浮かべると、ステラは機体を基地へ向け翻した。



Armored Combat Module、略称ACM。人が、その身に纒いし鎧。



戦いの衣を持つ少年が齎すのは、破壊か、希望か―――それはまだ、誰にも解らなかった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ