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二十話

今回書いた小説ですが、20000字を超えるものとなってしまったので三話に分けて投稿することにしました。



投稿がまた遅れました、やさきはです。

最近思うのですが、執筆の時間が昔よりとれなくなってきています。何でかなぁ……と考えてみたところ、部活に入れ込むようになってきた、勉強が忙しくなってきた、なんて理由が上がります。

しかし執筆スピードが上がらない……。どうすればよいでしょうか……?

すでに冬休み課題を貰ってしまいました。すごくやりたくないですね、多くて。




さて、今回からの三話はもう完成していることもありまして、一週間毎に投稿していきます。

前話から一ヶ月かもうちょっと後の話で、舞台は電車の中です。

『他の列車が通過いたしますので、発車までもうしばらくお待ちください。この列車は当駅を発車しましたあと――』


 開け放された電車のドアから熱気とセミの鳴き声が入り込んでくる。窓の外は太陽の光をうけた森の緑が瑞々しく輝いている。明暗濃薄さまざまな自然が、柔らかそうな風にさわさわと揺られている。


 そこから視線を下げていくと、水底に石や魚が見えるほどに浅い川がキラキラ流れている。流水の音がかすかに、淡々と聞こえてくる。


 進行方向を向いている座席に座っている俺は、それらの景色を呆(ほう)け半分で見ていた。


 列車が止まってから三分ぐらいが経ったと思う。片田舎のこの小さな駅のホームには人影の一つも見あたらず、日差しを遮る屋根もないから地面は太陽に当てられて溶けてしまいそうだった。


 開け放されたドアからその熱気が入ってきているのだろうけど、車内は冷房のおかげで寒くもかゆくもない。快適だ。


 俺の他にいる乗客は数人しかおらず、当然いきなり話し出したりする奇想天外なのはいなかった。ま、当然か。


 この人数のために冷房を効かせることこそが金の無駄使い地球に優しくないものだけど、暑いのはイヤだし今は反論しない。


 サングラスをかけた長身の女性がこの電車に乗ってきてすぐ、すぐ隣を別の電車が走っていって窓が揺れる。それからすぐにドアは閉まって、アナウンスと共に列車が動き出した。


 目的の駅に着くのは、一時間


 先はまだ長いし、一眠りでもしようか……


 俺は頬杖をついて、だんだん速くなる外の景色をなんとなく見つめていた。多分、そのうち眠くなるだろう。


 それにしても、よくこんなに人が少ないのに電車が走ってるよな、と誰もが考えそうなことを口の中で呟いてから、俺は目を閉じて内容の薄い回想をした。







「梅雨があけました。これからは本格的に暑くなるでしょう」と、テレビの中のお姉さんが言っていた。勿論、秋乃の家のテレビでだ。


 変なおじさんこと猪守さんが秋乃の家に住み込むと宣言してから、その日はもう一ヶ月以上が経っていた。今はもう七月。


 俺があぐらをかいてテレビを見ているうしろで、猪守さんはソファを独占しながら、俺と同じくテレビを見ている。そんな光景が当たり前になってきていた。


 初めの頃はどこか落ち着かないような、時には不快感まで感じるときもあったけど、慣れというものは恐ろしい。いい歳のおっさんが、昔から世話になっているおじさんとその子供の家にいるのが、当たり前になっていたのだから。


 ここは俺の家じゃないし、とやかく言えた話ではないのだけど。


 猪守さんが来てから今日まで、話は変わるけど、俺は何か事件でも起きるのではないかと危惧、いや、逆に待ち望んでいた。変なおじさんが来たのだから、何かを期待するのは当然だろう。


 しかし、事件などという愉快な行事は起こるどころか、予兆と呼ばれそうなものも皆無だった。よく言えば平和、といったところだ。


 一方秋乃の父親、おじさんはというと、猪守さんと会ってすぐに気があってしまった。休みの日は二人話し込んだり、静かにしていたり、テレビを見ていたり……と、とても仲がよかった。


 秋乃が「ここはどこだ?」と言い出すくらいに、おじさんが休日の日の白美川家は変わってしまったのだ。


 おじさんの仕事がある時もないときも、秋乃は俺の家にいることが多くなった。時には泊まると言いだして、俺のベッドの横に布団が並ぶおかしな光景ができあがることもあった。


 理由は聞いていない。一少女の嫉妬心なのか、ないだろうけど猪守さんと間が持たなかったのか。単に俺の所に来たかったということなら、それは俺が嬉しい。照れるぞ。


 ま、そんなことはなさそうだったけど。


 きれい好きの秋乃が来たことで汚れていた部屋の空気は澄んで、散らかっていたものは、まるでそれぞれが意志を持って戻るべき場所に戻ったかのように整頓された。


 ……とは言っても、元々物の少ないこの家で散らかっていたのは俺の部屋だけだったけど。


 電気代を気にして普段あまり使わない掃除機までも動員されて、嬉しいやら悲しいやらだった。


 秋乃の家よりよっぽど事件に巻き起こった俺の家だったけど、こうして五体満足で生きていられたことが何よりだ。


 家の中だけ震度五強事件とか、家中ぬるすべローション事件とか、肋骨折れかけ事件とか……。


 やはり何より、植木鉢奇襲事件の時は死ぬかと思った。


 命の危険を感じることは幾度となくあったけど、男女が同じ家にいる時限定の嬉しいイベントはまったくなかった。あったとことと言えば、秋乃のかかとにみぞおちをやられて起こされたことぐらいか。


 もう少し何かあっても良かったのでは? とは俺の願望だけど、まぁ、俺と秋乃の関係と言えばそんなものだ。


 一緒に住むなら、かわいくて無害な子がいいなと、俺はその時強く思ったのを覚えている。一瞬青髪の恐ろしいほどに整った顔が思い浮かんで、思い浮かんだこと事態に強烈な嫌悪感を覚えたこともあった。


 秋乃が俺の家にいることが多くなったのだから、猪守さんは必然的に秋乃の家に一人でいることが多くなった。しかし寂しそうな様子も見せず、俺の家に来ることもなかった。


 冷蔵庫のものを片っ端から漁るようなことはなかったけど、の塩昆布を一袋食べてしまって秋乃に怒鳴られていたことがあった。


 見ていれば普通のおじさんなのだけれど、彼は――







 パチリと音がするくらいに勢いよく目を開けた。電車が丁度停まったところだった。


 結局眠りの世界に行くことはできず、なんとなく目を瞑っているだけになってしまった。けど、もともと寝ようと思っていたわけでもないし。


 空気が抜け出るような音がして、運転手の意志なのか電車の扉が真ん中だけ開いた。


 イヤホンとサングラスをつけた女性と、ずっしりとしたトートバックを下げた老人が一人、電車を降りていく。


 前に停まったいくつかの駅でも何人かが降りていくのわかったけど、この車両にいるのはもしかすると俺だけなのかもしれない。


 どの駅からか川のせせらぐ音も聞こえなくなり、回り一面の緑からセミの鳴き声がしつこく響いてくる。果たして何千匹いるのやら……


 電車に乗ってくる人はおらず、やがて扉が閉まって電車は加速し始めた。


 立ち上がって周りを見ると、人の影はなかった。この車両にはもう俺一人しかいないのだろう。


 シートにドスンと腰をおろすに広い車内を独占できるのはなかなか気持ちがいいもんだ。


 音を立てながら加速する電車の中で、妙な優越感を感じながら一つ伸びをした。ずっと座っていて固まった筋肉ほぐれるとともに、一緒に出たあくびが眠気を運んできた。


 まだ時間はあるし、今度は本当に一眠りしていこうかな。


 背もたれに体を預けてまぶたを下ろすと、電車が線路の上を走る無機質で規則的な音だけが鼓膜を揺らす。


 その音もすぐに、溶け入るように効果音の一つとなって、聞いていることすら感知しなくなる。


 そうしてだんだん思考が鈍くなって、もう少しで眠りに落ちる時だった。


「ダメだよ、寝ちゃダメだ! ここで寝たら帰って来れないよ!」


 いや、眠りの世界に落ちた直後かもしれない。なぜなら俺はこの時、相当気分が悪かったからだ。


 一見必死なようだけどどこか演技臭い大声を耳元で出され、執拗に肩を揺すられた。


 外から見ていても、俺の目尻がひくついたのがよく分かると思う。


「タマちゃん、起きてよ。早く起きてよ! 私、早く起きてくれないと……」


「しっかりと起きてますよ。……お陰様でな」


 まぶたを上げて、目に角を立てて目の前のアイスブルーの瞳を睨む。


 同年代くらいに見えるその少女は、言葉通り現実離れな様相をしている。


 長く空色に透き通った髪は普通の人間ではあり得ないはずなのに、違和感どころか一つの芸術のようだった。


 所々にフリルの付いている涼しげな青いワンピースから伸びる四肢は、雲のように白くて柔らかそうで、握りしめると折れてしまいそうなくらいに儚い。


 この普通すぎる電車の中で、少し臭い表現だけど、少女は一輪の青い花のようだった。


 窓から差し込む光は、スポットライトのように彼女を照らしている。。


 しかし俺はそのような感想の一切を顔だけには出さず、大きくて無防備な瞳をかろうじて睨み続けた。


「やったー、タマちゃんが起きたぁ」


 両手でバンザイをして無邪気に喜ぶその姿は、俺のプライドという名の堤防にヒビを……じゃなくて!


「起きたぁ、じゃねぇよ! 人が気持ちよく寝る所だったのに……」


 寝ていた、といっても過言ではないと思う。よくもまぁ、こんなジャストのタイミングで……


「まあまあ、落ち着いて。深呼吸しようか?」


「ざけんな。まず最初にお前が正常になれ」


「正常? タマちゃん正常な私を知っているの?」


 知るか。


「知ってたら運命だね、これ」


 品を作って近づいてくる少女の顔はガラスのように透き通っていて、ピンク色の小ぶりな唇は清流のように潤っている。けれど、俺を誘惑してきているのだとわかると、なぜだか少し冷静になれた。


 近づいてくる顔を手のひらで押し返す。少女は「ふがっ」と短い悲鳴を上げながら小さく抵抗したけど、すぐに下がって向かいの席に座った。


 そうだ、俺はコイツに聞きたいことがたくさんあったんだ。


 トーナメントのこと、勝者のこと、敗者のこと、青髪の少女のこと……。どこから聞けばいいのかわからないでいると、少女に先を越された。


「久しぶりの挨拶も兼ねて、一回戦の突破おめでとう。見事でしたよ、最後の所とか特に」


 やっぱり、見ていたのか……


 少女はさっきまでとは一転して優しい顔で言うものだから、本当に祝福してくれているのだと感じれた。


 実質秋乃の力があってこその勝利だったけど、それでも照れてしまう。


「面白かったよ。……一人で叫んでる所とかさっ」


 またまた一転。少女はいきなり吹き出した。


 一人で叫んだ? いつだ、いつどこでのことだ!


 随分前のことだからもう思い出せないけど、コイツの前でそんな恥をを……


 って、そうゆー問題じゃないんだよ!


 自分にツッコミを入れて、なんとか体勢を立て直す。


「そう言えばだけどさ、タマちゃん。どうしてこんな所にいるの?」


 いきなり、少女が思い立ったように聞いてきた。


 藪から棒になんだよ……


「あのさ、それ聞きたいのはこっちじゃないんか?」


「いや私に聞かれても……」


 それもそうか。


「私の理由は簡単だよ」


「何だ?」


「用があったからね」


 そのままだった。正当すぎて何も言えない。


「タマちゃんの方は?」


 少女は首を傾けながら聞いてきた。


 俺がここにいる理由……


 思い返せば、昨日急に決まったことだ。


 俺は土日を使って、秋乃の祖母の家まで行くことになった。挨拶を兼ねてお土産を持って行く。何か力仕事も頼まれるらしい。


 おじさんは仕事で日曜日しか開いてないらしい。秋乃は土日に練習と大会だ。一年の中では期待の星、だとかなんとか。


 目的地まではそれなりに距離がある。日帰りで行くには厳しいので、土日に予定のない俺が行くことになった。交通費や昼食代、その他必要なお金はおじさんから頂いている。


 猪守さんは……来るはずがない。


 そういうわけで今俺は、電車に揺られているのだ。


 という短い話をさらに短くまとめて話していると、ふむふむナルホド、と頷きながら少女は聞いてくれた。


 そして最後に一言。


「まぁ、知ってたけどね」


 なんで聞いたんだよ!


 コイツは俺を馬鹿にしてるのか。


 叫ぶよりも先にため息が出て、ドッと疲れが出た。


 もうコイツには何も話さないぞ。コイツは万物を理解してるんだ、きっと。


 ……もういいや。そんなことより、聞きたいことがあるんだった。何から話そうか……


 丁度今の回想に出てきたこともあったから、猪守さんのことを最初に聞くことにした。


「質問なら、年齢以外なんでもどうぞ」


 先回りをされた。


 なんだか心の中を覗かれているようだな。俺は苦笑する。いちいち反応していられない。


 てか読心術使えるなら質問に答えてくれよ。


 思ったけど、少女は俺が質問するのを待っているようだった。仕方がない、というのだろうか……


 まあいいや。


「じゃあまず一つ。トーナメントで負けた者は一番大切なものを奪われるんだったな」


「そのとおり。パチパチ」


 いちいちこの反応をするのは、もう鬱陶しいを通り越してどこかの境地に行き着きそうだ。


 俺は少女の拍手を無視して続ける。


「この間の俺と猪守さんの勝負。俺が勝ったのは分かってるけど、負けた猪守さんからは大切なものが奪われる。……率直に聞くが、お前は一体何を奪ったんだ?」


 両手を組んで肘を膝に置き、下から睨みつけるように見つめる。


 すると少女は、両手を上げておどけたように笑った。


「や~だなぁ、もう自分でもわかってるんじゃないの?」


「一応っていうか、確認のためだ」


「必要?」


 当然だ。俺は頷く。


 心や信念が奪われることがあるなら、俺にとってもそれは死活問題になりかねない。このトーナメント……簡単に諦めれて負ける、なんて言っている場合じゃなくなる。


 いや、まて。そんなことより……


 俺はコイツに「小春ちゃんと猪守さんから奪ったものを返せ」と、何よりも最初に言うべきではなかったのだろうか。ヒーローなら、いや普通の人間でもそうなのだろう。けど俺は、今の今までそんなこと思いつきもしなかった。


 自分のことしか考えれないのか、俺は。


 目の前の少女が普通の人間でなくても、たとえ思考をコントロールされていたとしても、自分への嫌悪感は拭えない。


 歯を食いしばって視線を落とすと、少女の大きな瞳が下から覗いてくる。穴から出てきたリスのようだ。


「そういうことは気にしないの。タマちゃんが二人をもとに戻してくれって言っても、絶対に戻さないからさっ」


 わかってるっつの。ってか顔が近い……


「言わねーよ。お前ってそんな優しいことしてくれるようには見えないし」


「かわいいって思ってるくせに? これぞ小悪魔ってやつか」


 少女は小さな顔を少し傾けてから、顔をもとに戻してけらけらと笑う。無視だ。


「ま、秋乃なら言いそうだけどな、自分のことの前に」


「あぁ、うん。それならこないだ言われたよ」


 秋乃に会ったのか? いつの間に……


「はい、サービス終了」


 そう言って、少女は俺から離れて席に座り直した。


 サービス……。いちいち振り回されている自分にため息をつく。


「何なのそのため息は、サービスが足りないってか!」


 どうしてそう見えるんだ。


「サービス券あげようか? たくさんあるよ」


「答えるまでもねぇな」


「そりゃそうだよね。十枚ぐらいでいいかな?」


「ライターはどこだ? 焼いてやるよ」


「ライター? 書いたのは私だよ。……焼く? 焼餅をやくのね。タマちゃんかわいいじゃん」


 秋乃とは別の原因だろうけど、会話が成り立たない。


 ペチャクチャと話し続ける少女をしばらく無視すると、やがて自分から折れた。


 少女は沈黙を縫うように咳払いをした。


「さて、本題に戻ろうか。えっと……あのおじさんから取ったもののことだよね?」


 俺は目だけで肯定を伝える。


「それなら君が思ってる通り。心を頂戴いたしましてやりましたよ。他のものはどーでもいいしね。内容も……多分君が思ってるとおり」


 やっぱりそうか。ということは、猪守さんが奪われたものは……


「あのおじさんからは『旅の心』を頂戴いたしました。旅というか、放浪心というか、なんか私に通ずるところがありそうなんだよね」


 分からなくもないかな。


 何はともあれ、俺の予想と大方同じ内容だった。なんとなくの予想ではあったけど、あのあとの猪守さんを見ていればわかる。


 猪守さんが秋乃の家に住むと宣言した次の日から、いや、宣言した時にはもうそうだったのかもしれない。猪守さんは『旅の心』をなくしたんだ。


 あの日を境に、猪守さんは自分探しの旅をやめた。しかも、やめたのは自分探しだけではない。


 猪守さんはあらゆる『旅』をしなくなった。


 散歩をしなければ、秋乃の家の散策もしない。いつも椅子やソファに座っていたり、ベットで寝ていたり。それから、冷蔵庫の前を右往左往をしたりして過ごしている毎日だった。秋乃が俺の家に避難してくるほどの「何か」もあるのだろう。


 猪守さんが外出する場所といえば、二カ所しか知らない。食べ物を探しにコンビニへ行くか、近所の喫茶店にモンブランを食べに行くかだ。


 とにかく、いい状況と言えるものではなかった。一言で表すと、重症。この一言に尽きると思う。


 けれど家主が歓迎しているのだから、表面的には問題がないのだ。まぁ、なんというか。理由は知らないけど、ご愁傷様だ。


 これで原因は分かった。……けれどまぁ、だからと言って解決するものではないのないのだけど。

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