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閑話3『ニュース』

『――今、とある島の絶景スポット、遺跡の夕景がSNSで話題となっています』

 レポーターが告げると、画面が切り替わり、オレンジ色に輝く太陽と空、そして、海が映し出される。……発見者からすればこんなものじゃないと言われそうながら、現地に赴いたレポーターとカメラマンは感動したらしく、結局放送にこぎつけていた。……二人の関係が進展したかどうかはまた別の話として。

「! 兄貴、ちょっと、見てくれ!」

「んあ、なんだ、大声を出して」

「今、録画したニュースを見てたんだけど」

「なんでニュースを録画しているんだ」

 兄貴分のツッコミを無視して、弟分はビシッと画面を指差す。

「このインタビューを受けてる子、見てください!」

「んあ? 三人いるが、どの娘を――」

 兄貴分の言葉が途切れる。目は前置きとして放送されていた島民たちのインタビューシーンの一場面に現れいでた少女に固定される。

「…………この娘、まさか」

「そのまさかッス」

 二人見合い、ニヤリと笑みを浮かべる。

「んはははっ、ついに見つけたぞぉ!」

「やりましたね、兄貴。あとは――」

「ああ。練りに練ってきた策を実行するだけだ!」

 すでに別のニュースへと移行したテレビの画面をそのままにぐふふふっと欲望にまみれた笑い声を上げる。



 彼らが見定めた、終始友人の背に隠れていた少女に危機が迫る――。


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