33話 恥ずかしいんだよぉおお!!
夜の運動会の続きだ。
ユーリや少女たちにより、俺は辱められている。
「はぁ……。はぁ……」
息も絶え絶えな俺に対し、ユーリが告げる。
「これで終わりじゃと思うたか? まだまだ夜は長いぞ」
「も、もう許して……」
俺はそう懇願する。
しかし……。
ユーリがアイテムバッグから何かを取り出す。
「これは浣腸液じゃ。まずは不浄なものをすっきり出してから、楽しむ方がよいじゃろう」
ユーリがそう言う。
「マ、マジでやめろ!! それだけはない!!!」
俺は必死に抵抗する。
「ではカエデよ。失礼するのじゃ」
「うわぁああ!! 入ってくるぅ!」
グリセリンだろうか?
ぬるりとした感触が肛門に伝わってきた。
「や、やめろ……。も、漏れる……」
ギュルルッ……ゴロロロッ……。
俺の腹が激しく音を立てる。
「出したものは、我の魔法により別の場所へ転移させてやる。汚れや匂いを気にする必要はないぞ。遠慮なく出すがよい」
ユーリがそう言う。
その言葉を聞いて、少しだけ懸念が薄らいだが……。
最も大きな懸念が払拭できていない。
「恥ずかしいんだよぉおお!!」
俺は涙声で叫んだ。
「何を今更……。さあ、出し切るのじゃ」
「くう……」
俺は目を瞑る。
もう、これ以上我慢するのは限界だった。
「ああー……」
ブッシャァア!
俺は盛大に漏らした。
「あ、あはは……。あはははははは……」
俺は放心状態だ。
「うむ。これで準備完了じゃ」
ユーリが満足げに言う。
俺が漏らした汚物は、彼女の魔法により別の場所へ無事に転移させられたようだ。
ベッドなどに汚れはない。
だが、もちろん俺の尻穴は汚れているはずである。
マジでなんてことをしてくれたんだ!
ここまでされるとは、さすがに想定外だぜ……。




