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12話 朝チュン

 チュンチュン。

 朝になった。

 昨晩は大いに盛り上がった。

 ルウも次第に慣れてきて、みんなノリノリで楽しめたと思う。


 ユーリが用意したおもちゃの数々にも驚いた。

 あれは一体どこで手に入れたんだろうか。

 ……まあいい。

 それはともかくとして。


「さあ。帰るか」


「そうじゃの」


「もう帰ってしまうのですか? もう少しゆっくりしてくださっても……」


 ルウが俺たちを引き止める。


「そうしたいのは山々なんだが、いつまでもここにいるわけにはいかないんでね」


「確かにそうですよね……。でも、また会いに来てくださいますか?」


「もちろんだ。近いうちに必ず来る」


「はい! 楽しみにしてます!」


 ルウが笑顔を見せる。


「それじゃあ、またな」


「失礼するのじゃ」


「はい。お気をつけて」


 ルウに見送られて、俺とユーリは来客用の家を出る。

 そして、村長らにも別れを告げ、町への帰路につくのだった。

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