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逃げたゴブリン
序章とするか1章とするか悩みました。
後日変更するかもしれません。
クソッ。あのニンゲン共め!
剣で切られ矢を射られ、ボロボロになった一匹のメスゴブリンが歩いていく。
薄暗い森の中を走り、そこに薄暗い洞窟を見つけた。
入ったところで壁にもたれ、気を失うように眠りについた。
どれくらい寝ただろうか。
体中に怪我をして瀕死だったはずのゴブリンが目を覚ますと、
何故か体に痛みを感じないことに気づいた。
確認してみると、傷がどこにも残っていない。
腹が減った。
洞窟の外を見ると、真っ暗だ。どれほど寝たのかわからないが、今は夜のようだ。
よく見ると、そとの方が暗い。
洞窟の床や壁、天井がぼんやりと光っている。
誘われるように洞窟の奥へ進んでいった。
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