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第一章08 労働

文字を読み書きできる人は、この国トゥーンヤーではひとにぎりである。

教育を受けられる子どもが少ないのだ。


子どもも立派な働き手だ。

ある程度身体が大きくなっていれば土木作業や物を運ぶことができる。

手先を動かすことができれば、裁縫や掃除ができる。

子育ては、大きな兄弟が務めていることがほとんどだ。


仕事をしなくてもよい子どもで、親が教育をお願いできるような人と知り合いであれば、教育を受けることができるのだ。

貴族である。


政治を担うには多くの人の話を理解したうえで、大局を見据えなければならない。

様々な人の話を聞くには、読み書きは大切だ。




馬車、といってよいのか悩む車に乗って移動している。

馬車というよりかは荷車だろうか。

シントー様はいつもこれに乗り、トゥーンヤーの地方をめぐっている。

これから向かうのはヌン地方。


昔、トゥーンヤーの都があったところ。

古い伝統を大切にする温故知新な考えを大切にする貴族が多くいる。

教育制度をトゥーンヤー全体へ広げるには、この土地の人々に納得してもらう必要がある。

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