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Absolute Non-Fiction   作者: 石川雅
村生活編(前日譚)
6/17

6話 最強の執事

身体的成長と共に魔力量に余裕が出来るようになった頃、召喚魔法を試すことにした。

どんな大きさの魔法動物が召喚されるか分からないので実家の部屋では無く、

異空間部屋で行う事にした。(異空間にはレノンハルト本人やレノンハルトが許可した人物しか入れない。)



自分専用の魔法動物を呼び出し、使役する。魔力量を高かければ高いほど、

より行為な魔法動物を召喚できる…


「summoning Absolute」(絶対召喚)


前方が青白く光り、多重に魔法陣が展開される。

思わず目を瞑るがすぐにその光は消え、代わりに白銀の狼がそこに佇んでいた。


成功したかな?


その瞬間、狼はこっちに向かって咆哮を上げ、突進してきた。


突然の事で反応が遅れてしまい、ワンテンポ離れて防御魔法の展開を試みる。


が、魔法発動が何故か出来ず、身体を左斜め後方にスライドし、攻撃の回避をする。


その直後、白い靄が現れ、次の瞬間、人型に擬態?した狼が更に追撃をしてくる。


強い!思わず笑みがこぼれる。


すると、彼の目が青く光る。

一瞬で間合いを詰め、右ストレートをフェイントに回し蹴りををしてきた。


俺は半歩、下がり腰に力を入れる。上体を逸らし、蹴りを躱して拳を相手の首元に繰り出す

と左手で手首を掴まれた。


その拳を直ぐに開き、狼の首に指がささる。


くっ…とのけ反りながら狼は大きく距離をとって構え直した。


どうやらさっきよりも力を入れて来るようだ。自分も構え直し、相手の様子を疑う。

瞬きをした瞬間、狼の気配が真後ろに移動した。

反射的に反応し、身体を逸らし、後方からの追撃を躱す。




一瞬態勢を崩した狼に膝を入れる。

そのまま、飛び上がり、蹴りを入れて、更に空中で身体を捻り、両足で

頭を挟んで、地面に取り押さえる。


すると、相手からの敵意が消えたため、距離を保ちつつ、解放した。


「突然、この様な蛮行を行い、申し訳ありませんでした。アルベルト様。申し遅れました。私、神狼界の元王室‘執事長’を務めておりました。召喚獣のシルバと申します」


カッコいいおじさん登場!

このキャラクターを生かせるのが楽しみです。

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