4話 二年後
魔物の襲撃から2年間が過ぎた。村は復興しており、今は祖母と二人暮らしをしている。祖母は二人弟子をとって教育している。
レノンハルトは10歳になり、祖母のお陰でこの世界の魔法医学や薬学の基礎を身に付け、祖母には内緒で更に上の段階に踏み込んでいるけど
今や村の立派な医者助手として、辺境伯のニ男、三男の検査医も務めている。
元王国兵団の村長に一般的な戦術を学び、アレックスさんから剣術を教わっている。
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ファンタジーやSF、アニメやアクション映画などが好きでグッズやプラモデルを集めるのが趣味だった自分は魔法有りのこの世界でフィクションをノンフィクションに出来ないかを考えた。 村の図書館や古本屋に毎日通い、まず魔法に関する文献を読みちぎった。
案外、古本に役立つ事が書いてある事が多く、魔法のメカニズムもある程度理解出来た。
明確なイメージさえあれば、オリジナル魔法も作れる事。魔力量とイメージに左右されるようだ。
属性に囚われない魔法は極少数という事。
世間的には属性魔法を派生させ、手を加えるのが主流の様だ。
詠唱はあった方が確実だが、上級者は脳内詠唱が一般的だが決して数は多くない。
そんなところだった。
言語に縛りは無いが、一番脳内詠唱で効果的なのは何か日本語など色々試して見たが、英語が一番
正確に魔法発動を行える事が判明。
9歳の頃は山奥に秘密基地紛いの小部屋を作って魔法研究していたが、異空間収納を派生させ、異空間部屋を創造した、自宅の部屋の扉など、何箇所かで繋げて誰にもバレずに研究を進めている。
身体能力向上の為に、
Strengthening body (身体強化)とgravity Control(重力操作)
などの身体補助魔法を使い、ワイヤーアクションさながらの動きを出来るように努力している。少しづつ魔法威力を抑え、魔法なしで己の身体だけで同じ動きをとれる様に訓練している。目指せマトリックス!
映画に登場した魔法再現もオリジナル魔法として進めている。
小型の杖からの魔法発動や腕や手に魔法陣をまとわせ、術式発動などには
成功。有名作品のパクリに変わりはないがこの世界ではオリジナルとして通用する…
最近山岳部の地下深くに魔石と鉱石を発見し、魔法で鉱石を生み出せないか
模索中。それが叶えば現代兵器や飛行船など架空の武器や道具などの作成の幅
が大きく広がる為、最優先で進めている。魔法科学の遺物は非常に有用だ。
診療所を午前中手伝い、研究を進めるのは結構疲れる事だがとても楽しいので
ストレスは溜まっていない。
今日も異空間部屋で一人、研究を進めている。