完成からの開始
グレイン視点
「さて、今いないのはニコとライ、クロガさんか」
クロガさんとニコとライは……まぁ、今度伝えれば良いか
「よし!一旦ここにいる奴らで話すぞ!」
「えっと……何を話すんですか?」
ケイトの腕に抱きついていたメロディーが聞いてきた
しかし、この二人、最近だとゲームの中じゃ現実よりもイチャついてるよな……まぁ、仲が良いのは良いことか
「なんと!ダンジョンが完成したぞー!」
パチパチと皆んなが拍手をした
「おー!」
「てことで、今日からダンジョンを開けていこうと思う」
「ダンジョンを開けるとどうなるの?」
ケイトが俺に聞いてきた
「えっと、ダンジョンを開けることにより、一般プレイヤーの参加が出来るようになります、プレイヤーがダンジョンで倒されれば僕たちがそのプレイヤーのダンジョンポイント……GPが貰えます、そのGPはアップデートで追加された店で通貨として使うことが出来ます……あっ!すいません勝手に……」
俺はカイラの頭を撫でながら言った
「大丈夫だ、ありがとな説明してくれて」
「は、はい!」
流石俺の後輩だな
俺はそう思いながら、みんなの方へ向き直った
「というわけで、ここにダンジョンの開始を宣言する!」
俺は腕を上げて言った
「入ってきたプレイヤーの様子は前に創っておいた監視草を使って見るよ〜音声は聞こえないけど、見ることは出来るよ」
ケイトはそう言うと、モニターのような葉っぱを置き、それが中央になるように囲ってみんなが座った
数分すると、四人組の男プレイヤー達がダンジョンへ入ってきた
「早速入ってきましたね……ところでダンジョンの上階層はケイトさんが作ったんですよね?」
「え?うん、そうだけど」
「どんな感じにしたんですか?」
あぁ、そういえば詳しくは聞いてなかったな……確か毒がなんとか言ってたか
「見てれば分かるよ」
「そうですか、分かりました」
メロディーはそう言うとモニターに向き直った
だが俺は、ケイトがニヤリと笑ったのを見逃さなかった
……ケイト……またなんかやったのか?
俺は緊張しながらモニターを見た
ーーーー数分後ーーーー
最後のプレイヤーが倒され、ダンジョンから姿を消した
「やったね!成功だね!」
ケイトは嬉しそうに喜んでいた
しかし俺を含めケイト以外は唖然として、誰も映っていないモニターを見つめていた
そこに映っていたのは地面が所々紫となり、ケイトが前に作っていた三体の毒華が動いている映像だった
あけましておめでとうございます!
今回も読んでくださりありがとうございました!
次回も読んで頂けると嬉しいです!
さて次回は、ダンジョン続きです!




