眠気からの屋上でのお昼
僕は今、机に頬杖を突きながら授業を受けている
休み明けの一時間目ほどキツイものは無いだろうと僕は思う
僕は誰にも気づかれない程度に伸びをして、周りを見渡した
スポーツ系の部活に入っている者は、六割くらい寝ており、その他の人も寝ている人がいた
先生は寝ているのに気付かないのか、無視をしているのか分からないが、黒板の方を向きながら授業を進めていた
僕も昨日はラノベを読んでたら遅くなっちゃったから眠いや……ふわぁ
信介も今は夢の中にいた
起きようとは思ってても眠気には敵わないよね……が、頑張らなきゃ!
僕は右頰と左腿をつねって、眠気を飛ばした
琴梨さんと神楽坂先輩、大丈夫かな?
まぁ、先輩の方は大丈夫かな、けど琴梨さんはどうなんだろう?
まぁ、あと少しでこの授業も終わるし良かった良か……った?
あ、今日月曜日じゃん……終わった、絶対に耐えられない……
そろそろ授業も終わりに近づき、寝ていた人達もノートを必死に取り始めた
しかし今日は月曜日、僕らの地獄はこれから始まる
僕らの清正高校は月曜日の二時間目に、校長先生の話の時間がある
そして、アニメやラノベでテンプレでもあるが、校長先生の話が長い!
はぁ、寝ちゃいそうだなぁ
すると、授業を終了するチャイムが鳴り、授業は終了した
クラスの皆んなは席を立ち上がると、体育館へと移動し始めた
一時間後……
な、長かったぁ!
なんとか眠らずに済んで良かった!
それから授業は続き、ようやくお昼の時間になった
僕は前までクラスで信介と食べていたが、互いに彼女が出来、しかもその彼女ら二人は学園のアイドル的存在なので、屋上で最近は食べている
僕と信介が屋上へ向かうと、琴梨さんと神楽坂先輩は先に座って待っていた
「お、ヤッホ〜、今日は眠そうだったねぇ」
「沙希は眠くなかったのか?」
信介が笑っている神楽坂先輩に尋ねた
……ていうか信介、名前呼びに変えたんだ!
青春だねぇ、うんうん
「もちろん!僕は信介の事を考えてるだけで眠気なんか忘れるんだよ!」
「なっ!」
「ニシシ!もう、赤くなっちゃって、可愛いなぁウリウリ〜」
神楽坂先輩は楽しそうに笑うと、信介の頰をグリグリと指で押していた
見ているこっちまで赤くなりそうだなぁ
僕は琴梨さんの方を見た
すると琴梨さんも僕を見ていたらしく、目が合った
「えっと、琴梨さんはどうだった?」
「私はその時、異世界に転生をし、神様から持っていくのを許可されたガラケーを駆使しながら異世界で無双して……」
「え!?あの一時間に!?」
「という夢を見ました」
やっぱり夢の話なんだ
それが現実にあったら面白そうだけどね
「圭人さんはどうでしたか?」
「僕は、今後のゲームの事とか今日はどんなラノベを読もうかとかそういうことかなぁ」
実際、眠かったからなぁ
「圭人さんらしいですね」
「あ、でも、琴梨さんの事はいつも考えてるよ?」
「あ、あぅ、うぅ……」
あ、顔赤くしてる琴梨さんも可愛い!
「う、嬉しいです、それに……私もいつも圭人さんの事、考えてますよ」
「え……あ、ありがとう……」
お、思ったより恥ずかしいな……けど、嬉しいな
琴梨さんを見ると、上目遣いで顔を赤くしながらこちらをじっと見ていた
最近は表情も豊かになってきてるのかな
よく笑うようになったしね!
僕は先程の神楽坂先輩のように琴梨さんの頰をグリグリと押してみた
「ウリウリ〜」
すると、琴梨さんは僕の顔をまじまじと見つめると、僕の顔にゆっくりと近づいてきた
え?な、何!何でしょうか!?
琴梨さんはお互いの顔がギリギリ当たらないところで近づけるのをやめ、元へ戻った
び、ビックリしたぁ!
「圭人さん、顔赤いですけど、キス、してもらいたかったんですか?」
琴梨さんはニヤリと笑いながら言った
「な!」
「いつものお返しです、いつも私だけ顔を赤くしてるんですから」
琴梨さんはドヤ顔でそう言った
「……」
僕は今まで以上に顔を赤くしていた
だ、だって、あんなに顔を近づけられたら誰だってそう思うでしょ!
すると琴梨さんは再び顔を赤くして言った
「つ、続きはまた今度です……」
続きってことは……あ、ダメだ、可愛いすぎる!
僕はチラリと信介と神楽坂先輩を見た
「青春だなぁ、俺は嬉しいぜ、圭人にもあんな恋が出来るなんてなぁ」
「いや〜ここら一帯が砂糖で覆われちゃいそうだねぇ、僕まで赤くなっちゃうよぉ」
ニマニマと笑いながら、こちらを見ていた
「あぁ、もう!」
何なの今日は!いや、嬉しいけどね!
僕らは一息つくと、雑談をしながらお昼を食べ始めた
今回もありがとうございました!
今日で三週間終わりですねぇ
早かったですね!
これからもしっかりと書いていくので、よろしくお願いします!
また来年も続けていけるよう、頑張ります!
次回は、放課後です!
次回もよろしくお願いします!




