テレビからの停止の二分間
僕らはお昼を食べ終わると二人で食器を洗い、リビングの奥にあるソファーに座り、テレビを見た
「何も面白そうなのはやってないね……アニメでも見る?」
「そうですね、お願いします」
僕は机の上に置いてあったリモコンを取り、録画の一覧を見せた
「この中だったら、何が良い?」
琴梨さんはじっくりと一覧を見始めた
「あ、これってアニメになってたんですね」
琴梨さんが目につけたのは、僕の部屋にあった現実恋愛系のラノベがアニメ化したものだった
発売当初は中々売れなかったが、3巻以降から売れるようになり、今年の春にアニメの二期もやり、今でも結構人気のあるものだった
「じゃあ、これにしよう!」
僕らはアニメを見始めた
……数時間後……
僕らは、時に感動し時に笑いながらアニメを見た
全て見終わりホッと一息つき、時計を見ると、六時を過ぎたところだった
「もうこんな時間か〜」
「では、私はそろそろ帰ることにします」
琴梨さんは荷物を持ちながら言った
「あ、送ってこうか?」
「いえ、ここからなら歩いて行けますし、外はまだ明るいので大丈夫です」
「そっか、じゃあまた学校で」
僕は玄関まで向かうと、そう言った
「今日はありがとうございました」
琴梨さんはペコッとお辞儀をすると後ろを向いて、歩き出した
僕も早くお風呂に入ろうかな
僕もそんな事を考えながらドアを閉めようとすると、急に琴梨さんが走ってきた
「圭人さん」
なに?と言おうとしたが、声を出すことが出来なかった
走ってきた琴梨さんは僕の前まで来ると、急に自分の唇と僕の唇を合わせた、つまりはキスだ
「さようなら」
すぐに琴梨さんは僕から離れると、今度こそ走って帰ってしまった
……うん?
僕はその場で立ち尽くすしか出来ずにいた
動き出したのはそれから二分後のことだった
今回もありがとうございました!
次回は、ゲーム内です!
次回もよろしくお願いします!




