教室からの撫で
「これより、新メンバー加入問題について話し合っていこうと思う」
信介は手を組んで顎を乗せていた
僕らが今いる場所は、放課後の誰もいない教室の窓側の席、僕の隣に琴梨さんが座り、反対側は信介、隣に神楽坂先輩が座っている
「へぇ〜あのライがねぇ、意外だな〜」
神楽坂先輩はニマニマと笑いながら言った
「けれどライさんは強いですし、敵対しているわけでもないので、入れても良いんじゃないですか?」
「僕も琴梨さんと一緒だよ」
仲も悪くないし、良いと思うなぁ
「まぁ、無敗の六傑の中でもライが一番話したのかな」
「俺はどっちでも良いからな、みんなに合わせる」
てことは……
「入れるって事で良いんだよね?」
「そうだね、そうしようか」
ライさんは僕らの会議の末、僕らのパーティーに入る事になった
「あ、あの〜皆さんに言っておきたいことがあるんですが……」
「ん?琴梨ちゃん、どした?」
なんだろう?言っておきたいことって?
「実は私、職業を変えまして、今は音楽家の職業になっています、主に支援系ですかね」
「え!?侍をやめて音楽家にしたんだ!良いんじゃないかな、琴梨さんならとっても似合うよ!」
むしろニックネームもメロディーなんだから、そっちの方がしっくりくるよね
そう言って僕は琴梨さんの頭を撫でた
「圭人さんだって、科学者似合ってますよ、カッコいいです」
いつも真顔で表情が読めないけど、最近になって少し分かるようになってきたな〜
今は少し照れてるのかな?
僕は琴梨さんを撫でるのをやめずに結構の間撫でていた
その時の信介と神楽坂先輩の視線が気になるけど、無視してた方が良いよね
「ま、新婚夫婦の戯は後でにしてもらうとして、実はさ、結構前から言われてたんだけどよ、俺の後輩もさ俺たちのパーティーに入りたいらしいんだ、どうだ?」
「どんな子なの?」
神楽坂先輩が信介に聞いた
「えっと〜少しオドオドしてるが基本いい子だし、ゲームの実力も申し分ない、職業は……えっと……サラリーマンじゃなくて……あ、ダンジョンマスターらしい」
なんで最初にサラリーマンが出たの!?全く違うじゃん!ていうか、サラリーマンとかあったんだ!!
「ダンジョンマスター?……あ!新しく追加された職業だよね?」
「おぉ!流石先輩、凄いっすね!」
「えへへ〜」
「まぁ、近いうちに一回会って欲しいんだ」
僕と琴梨さん、神楽坂先輩はうんと頷いた
「さて、帰るか!」
「はーい」「そうしましょう」「帰りましょ」
僕らは自分のカバンを持って、学校を後にした
次回は、圭人と琴梨のデートです!
次回もよろしくお願いします!




