心配からの薔薇の檻
「まぁ多分だけどトウヤ達とは、戦うことになると思うよ」
え〜……それ、困るんだけど……
「そうだな、それまではここで待っててもいいんじゃねぇか?」
「あ、あのさ、僕もトウヤ達と戦えるかな?」
「大丈夫ですよ、ケイトさん。なんたって私の彼氏なんですから」
そう言って、メロディーは僕の右腕に抱きついてきた
それ、大丈夫な意味になってるのかな?
「う、うん……」
「ま、ケイトが無理でも俺がなんとかしてやるよ!」
「そうそう、それにトウヤ達が来るのはまだ先の話だしね〜」
「ありがとう二人とも、それにメロディーもね」
僕はメロディーの頭を撫でた
最近、僕達の距離感がすごく縮まってる気がするな……
まぁ、嬉しいけどね〜
「ケイトさん、今度リアルでどこか行きませんか?」
「デートってこと?」
「そ、そうです……」
そう言ってメロディーは、表情は変わらないが頰を赤らめた
「良いよ」
「じゃあ、決まりですね」
それにしても、どこに行こうかな?
……まぁ、まずはトウヤ達との戦いを頑張らないと!
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それから数分後、トウヤを含めた四人が拠点の前まで来た
右から魔法使い、トウヤ、道化師、侍
「お待たせしました、では、始めましょうか……と、その前に」
するとトウヤは隣にいた魔法使いを見た
その魔法使いがうなづき、後ろを向きスキルを放った
「植物操作」
そう言うと、先の森の中から声が聞こえ、草むらから5、6人のプレイヤーが倒れてきて光になった
え!?トウヤはあのプレイヤーに気づいてたの!
「全く、着いてきたんですかね?一応お礼を言っておきますねライさん」
「お礼を言われる筋合いは無いよ」
魔法使いがライって言う人なんだ
確か草木の王って言われてるんだっけ?
「まあまあ〜、一応今はパーティーなんだしさ〜、仲良くしようよ〜」
多分、道化師っぽいから、あのプレイヤーがキョウヤかな?
ライさんは、僕らと同じくらいっぽいけど、キョウヤはトウヤと同じくらいかな?
なんとなく僕より小さいから、さん付けで呼ぶのは難しいな……
「さて、邪魔者もいなくなりましたし、そろそろやりますか、ライさん、またお願いします」
「ハァー、薔薇の檻」
すると、僕らの周りの地面から薔薇が正方形に僕らを囲むように何本も生えてきた
「一斉にやりあってもつまらないので、一対一で戦うシングルマッチにしませんか?
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話し合いの結果、一対一の勝負にすることになった
互いにメンバーを出し合い、残ったプレイヤーが多い方が勝ちとなり、負けた方はイベントの退出及びアイテムを渡すことになった
僕らは、勝負するプレイヤー以外は外に出た
頑張ってね、グレイン!
僕らの始めのプレイヤーは、グレインに決まり、トウヤ達のパーティーはキョウヤが出ることになった
二人は互いに向き合い、静止した
すると、お互いが一斉に攻撃を仕掛け、勝負が始まった
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さて次回は、グレインとキョウヤのバトルです
来週もよろしくお願いします!




