偵察からの魔改造
「さて、まずは僕が周りを見てくるからちょっと待っててね」
「ニコ一人で大丈夫なの?」
「僕の職業は忍者だからね」
そう言って、ニコは出ていった
「まぁケイト、そんな心配しなくて良いぞ?」
「なんで?」
「ああ見えてもニコはGSO内じゃ、かなりのトッププレイヤーなんだぞ?」
え!?そうだったの?
これにはメロディーも驚いていた
「どういう事ですか?」
「ニコのGSO内の二つ名は、霧の女神なんだぜ?」
「へ?なにそれ?どういう戦い方するの?」
「それは、このイベント中にでも自分で見てみればいいんじゃねぇか?」
グレインのその言い方、気になるな~
「ニコ以外に誰かトッププレイヤーはいるの?」
グレインは手を広げて言った
「あと五人だな」
「《紅き閃光》弓使いのシード、《草木の王》魔法使いのライ、《闇の乱舞》侍のザイラック、《破滅の幻影》道化師のキョウヤと術師のトウヤ、そんで《霧の女神》忍者のニコだ。ゲーム内じゃ、無敗の六傑って言われてるそうだ」
「へぇ~、じゃあニコを抜いてあと五人に勝たなきゃ、一位になれないんだ」
「いや、あと一人その無敗の六傑が一目置いているプレイヤーがいる。ニックネームをレクリールって言ってな、実力は無敗の六傑と肩を並べるほどらしい」
へぇ~そんなプレイヤーがいるんだ
「あれ?じゃあなんでそのプレイヤーって、無敗の六傑に入ってないの?」
「あぁそれはな、レクリール自身があまり知られてないからな」
「その方って、どのような戦い方をするんですか?」
「俺もよく分からねぇ」
僕なんかが出会ったら、簡単にやられちゃいそうだな……
「おーい!ただいま~」
すると、ニコが帰ってきた
「あ、お帰りなさい」
「ただいま~メロディー」
「で、どうでした?」
「うん、ちょっと地図貸して」
そう言われ、グレインが地図を床に広げた
このイベントは、チームリーダーに地図が配布される
なぜか、グレインがリーダーになってたんだよね……まぁ、僕がなったら大変だもんね
「えっとね、僕たち以外のパーティーは……ここと……あと、ここかな?……あ、ここもか」
ニコはブツブツと呟きながら、地図に配布アイテムを置いていった
ペンとか無いから仕方ないか
「まぁ僕が見たなかじゃ、森林のフィールドにはこれくらいのパーティーが居たよ」
地図を見ると、僕たちの拠点から近いところにニパーティーがいて、少し離れたところに一パーティー、フィールドの端の方にニパーティーいるようだった
「さて、一番近いのはこのニパーティーだな」
「私が行きましょうか?」
「いや、僕が片付けてくるよ。僕で何とかなりそうだったから」
「あの、私も付いていって良いですか?」
「良いよ~」
「じゃあ、任せて良いっすか?」
「任せんしゃい!」
そう言って、ニコとメロディーは外へ出ていった
科学者って、こういうとき行けないのが残念だよね……
あ、そういえば、配布アイテムで何か創れないかな?
「神の創造図」
ーーーーー
う~ん、微妙に数が足りないな~
あ、こいつは創れそう!
「グレイン、ちょっと外出てくるね!」
「気を付けろよ~」
「はーい」
ーーーーーー
僕は拠点の裏まで歩いていった
さて、創りますか!
えーっと、【命の核】×1【大樹の葉】×3
【木の枝】×5を使って……
「魔改造」
僕がそう言うと、目の前の木と木の間に僕が創った木が出来た。木といっても、トレントだけどね……
これで少しは役に立てるかな?
スキルを手に入れました
ん?スキルって手に入るんだ
【感覚共有】
戻ったら詳しく見てみるか
僕は拠点に戻った
おかしなところや、直して欲しいところがあればお気軽にお聞かせください❗
次回は、ニコたちの視点とケイトの視点です‼️
次回もお楽しみください!




