扉からのボス……
すいません、この間はラストと言いましたが……次回がラストです❗
「ここだな、ラスボスの部屋は」
僕らは今、目の前に二メートル程の扉がある場所にたどり着いた
「だってよ、メロディー」
「わ、分かりました……」
メロディーはうつむきながら言った
またメロディー、さっきみたいにならないよね?きっと大丈夫!……のはず
「よし、じゃあ入るぞ~」
そう言ってグレインは扉を押して開けた
僕はナイフを構えながらグレインに続いて入っていった
中は暗かったが、急に明かりがついて部屋の真ん中には骨のドラゴン、スケルトンドラゴンがいた
え……なんか、強そうなモンスターが居るんだけど?勝てるかな~?
僕はグレインに聞いた
「ねぇグレイン、僕らで勝てると思う?」
「ハハ……勝てっこねぇ……」
「だ、だよね」
もうこれは詰んだな
僕らはただ呆然とそこに立っていた
「けど、なんで襲って来ないの?」
「多分一定の距離まで近づけば、起き上がるようにプログラムされてるんだろ。まぁ、俺らがなんとか勝てるように作戦考えとくからちょっと待っててな」
了解、じゃあ今のうちにさっきドロップで手に入れたアイテムの整理でもするか。メロディーはずっと背中に隠れてるだけだし
僕はストレージを開き、さっきの大量のアンデットからドロップしたアイテムを調べた
【骨】×26【アンデットの核】×3【錆びた剣】×30
うわ~たくさん入ってるな~
……ん?アンデットの核って、どっかで見たような……あ!思い出した!
「神の創造図」
僕はスキルを使った
えーッと、確かここに……あ!あった
骸骨【骨】×10【アンデットの核】×1
よし、作るか!
ケイトの10秒魔改造~
まず、右手に骨×10を持ちます。そして左手にはアンデットの核×1を持ち、魔改造と言いましょう……以上です!
は、恥ずかしい……自分でやっておきながら正直とても恥ずかしい~!
幸い声には出してないから、大丈夫かな?
もう二度とやらない……
「魔改造」
すると、両手に持っていたアイテムが消えて目の前にさっきと同じような骸骨が出来た
おー!出来た~!
さっき戦ったのと同じだ
するとメロディーが顔を上げた
「ケイトさん、何してるんですか?」
「今、これを創ってたんだよ」
僕は親指を骸骨の方に向けて、メロディーに言った
「……ケイトさん、恐怖という刃物で私を脅そうとしていませんか?」
メロディーは光の灯っていない目で僕を見てきた
なんかこれ、前にもあったような無かったような……
「ご、ごめん」
「いえ、冗談です。それにしてもケイトさんは、それをどうするつもりですか?もしかして、私を襲おうとしてます?」
冗談とか言いながら、全然冗談に聞こえないんだけど……そんなに怖い?
「いや、そんなことしません。僕はこいつらで、あのスケルトンドラゴンを倒してもらおうかと……どうかな?」
「い、良いんではないでしょうか?但し……先程のように隠れていても良いですか?」
まぁ、そのくらいならさっきもやってたし
「良いよ」
メロディーは再び僕の後ろに隠れた
さーて、そうは言ったもののどうしよっかな……
「グレイン~!ちょっとこっちにカモーン!」
「なんだ?一体どうしたんだ……って、おい!それモンスターじゃねえか!大丈夫なのか?」
僕は勘違いをしているグレインにさっきあったことを全て話した
「なるほどな~ま、出来ないことも無さそうだな……よし、やってみるか!」
僕らは作戦を立てることにした
「それにしても、お前……羨ましすぎるぞ!」
え?何の事?
「あ、もしかしてメロディーの事?良いじゃん、さっきからこうだったんだし」
「ま、まぁ、そうなんだけどよ……お前、気を付けろよ」
う、うん。何の事か分かんないけど、気を付けまーす
「まぁ、そんなことより作戦を立てようぜ」
前書きの通り、次回がラストです❗
では、皆様も体調にお気をつけて下さい❕




