職業選択からの科学者
うわっ!本物のメイドだ!ここがゲームのなかだってことは分かってるけど、スッゴくリアルだな~
「なんです?もしかして惚れちゃいました?」
なななな、何をいっているの?
「冗談ですよ、冗談。私はキャラ作りの案内人のAI、シフォンです。さて、そろそろキャラを作りますか?」
「お願いします!」
「では、まず職業を選択してください」
僕の前に職業の画面が出てきた
こんなにたくさんあるのか、選ぶの大変そうだな~
「なんでしたら、どんな職業がいいかいってくださればこちらで厳選しますが?」
「あ、お願いします」
「では、どのようなのが良いですか?」
「そうですねー……選んでいる人が少ないのと、攻撃ができるものでお願いします」
「だとすると……これらはどうです?」
すると、さっきの職業画面に表示されていた職業の数が大幅に減った
「この中からお選びください」
どうするかな、……こ、これは!うん、これにしよう
「これにします、これでお願いします!」
「了解しました、あなたの職業は『科学者』に決定しました」
パンパカパーン、どこからか音楽が流れた
「次はニックネームとステータスですね」
「ニックネームはケイトで、ステータスはお任せします」
本名だけどいいよね
「こちらに任せますと、ステータスは全ててきと……こちらに都合よくなってしまいますがよろしいですか?」
今、適当とか言いかけたでしょ。まぁ、どうなってもいいや
「はい、お願いします」
「それではいきます……はい出来ました」
早いな
僕はステータス画面を見た
ケイト LV-1
HP.15
MP.30
攻撃.5
防御.5
素早さ.5
うわー、スッゴく普通だ。唯一、MPが高いだけか
「これでよろしいですか?」
シフォンは首を傾げながら言った
「はい、これで良いです」
「後は……あ!注意事項をいい忘れてました!」
シフォンはどこからか出したメガネを掛け、言った
「それでは読みますね」
すると僕の目の前に『注意事項』と書かれた画面が出てきた
「一つ、この電脳世界を自由に楽しみましょう。二つ、きちんと現実世界にも戻りながらプレイしましょう。三つ、バグなどは見つかり次第、運営に言いましょう。
以上です」
「この三つを気を付ければいいんですね?」
「はい、ログインする前に質問に答えますが、質問はありますか?」
うーん、大体プレイしながら覚えてけばいいし
「大丈夫です」
「そうですか、ではそろそろログインしますか?」
おー!遂にログインか
「お願いします」
「分かりました、ではどうぞお楽しみください」
するとシフォンは再び光の粒子になり消えてしまった
確か、ここで一分待つとログイン出来るんだっけ……まぁ、気長に待つとしますか
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