クエストからのメロディー涙目
遅れてしまい、すいませんでした!
「クエストって、なんのクエスト行くの?」
僕的には採取系のクエストが良いけどね……
「そりゃ、やっぱ戦闘だろ!」
ですよね~分かってたよー……はぁ
僕がグレインに少し呆れてると、メロディーが僕の隣から小声で話してきた
「ケイトさんって、戦闘大丈夫ですか?」
「まぁグレインもいるし、いざとなれば覚醒を使えばいいし」
「そうですか、私も頑張りますので」
心配お掛けしまーす
ーーーーー
その後、グレインが選んだクエストがある森林のフィールドまで歩いていった
「着いたぞ!」
グレインに連れてこられたのは、壁の横にロウソク?が付けられている、薄暗い洞窟の入り口だった
不気味だな~
「グレイン、ここに入るの?」
「え?そうだけど」
やっぱりかー
……けど、さっきからメロディーが僕の背中の後ろに隠れてるんだけど、何で?
「どうしたの?……もしかして怖いの?」
「う~」
メロディーが涙目で僕を見上げた
怖いんだ……そんな目で見ないで
「ね、ねぇグレイン、本当にここ入るの?……ってあれ?グレイン!」
僕がグレインのいた場所を見るとグレインの姿は無く、グレインは洞窟の中に行ってしまっていた
「早く来いよー!」
「はぁ……メロディー、大丈夫?」
「ケイトさん……だ、大丈夫ですので、行きましょう」
僕らは、メロディーが僕の後ろに隠れるように進んでいった
さて、どうするかな~
メロディーは多分戦闘は無理だろうし……グレインに頑張ってもらうか
「グレイン、頑張って!」
「おう!任せとけ!」
グレインと話ながら奥に進んでいくと、丸い大きな岩の中心に顔が付いているモンスターが向かってきた
「お!ストーンロックだ」
へーそんな名前なんだ
「じゃ、行ってくる!」
そう言ってグレインはストーンロックに向かっていった
「連撃!」
グレインがストーンロックにスキルを使った
ダダダダダ
そんな音と共にストーンロックが光の粒子になって消えた
「え?なにしたの?」
僕は戻ってきたグレインに聞いた
「えっと、今のスキルは連撃って言って、名前の通りに連続で殴るっていうスキルだ。てか、前にもステータス、見せたよな?」
そうだっけ?全然覚えてない
「よし!どんどん行こー!」
そう言って、僕たちはどんどん進んでいった
ぺ、ペースが早い!
ちなみに、メロディーは僕に隠れたままだった
次回は、クエストパート2です!