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巨人からのへーんしん!

いや~久しぶりに、水曜日に投稿しました!

メロディーの体が光り、それが収まるとメロディーは狐になっていた


狐と言っても本当の狐ではなく、狐の尖った黄色い耳や黄色い尻尾が生えているメロディーがそこにいた


「メロディー、なんかすごいことになってるよ?」


「それは、ケイトさんもですよ?」


僕は自分を確認した

見える範囲だけど……


え~っと……

腕は異常なし!脚も異常なし!


「どこが変わってるの?」


「鏡見ますか?」


持ってるんだ、確か相手には渡すことは出来ないけど、見せることなら出来るんだっけ


「うん、お願い」


僕はメロディーに鏡を見せてもらった

えっ……牙が生えてる……


「少しステータスを見ましょう」


メロディーに言われ、僕はステータスを見た


ケイト《バンパイア》 LV-3


HP.60

MP.34

攻撃.8

防御.7

素早さ.50


スキル

吸血

敵に武器を刺した状態でないと使えないが、吸血した分HPは回復する


うわ~なんかHPと素早さが、すっごく上がってるし、スキルが吸血だけになってる


それに……バンパイア?


「ねぇ、名前の横にバンパイアって書いてあるんだけど……しかもHPと素早さがあり得ないほど上がってるし、スキルが吸血だけになってるんだけど、メロディーは?」


「私は妖狐です。それに、攻撃と素早さが結構上がってます……スキルが狐火だけになってしまいましたが……」


「これが覚醒?」


「そうでしょうね、それに巨人もずっと止まったままですよ?」


本当だ、降ってきた状態のままだった


「なんで?」


「おそらくですが、覚醒スキルを使ってみる為のクエストなんじゃないでしょうか?」


「そういうことか」

なんか巨人がかわいそうになってきた


そんなことをしていると、巨人が急に歩きだした


お!巨人が動いた

動きが遅いから協力すれば倒せるかな?


「協力して倒しましょう」


メロディーも同じ事考えてたようだった


すると、巨人が僕らに向かって拳を落としてきた


僕らは左右別々の方向に避け、互いに巨人へと向かっていた


さ~て、どうやって攻撃しようか……あれ?腰のベルトにナイフなんてあったっけ?


これで攻撃すればいいかな?


巨人は僕に向かって殴ろうとしてきたので再び避けて後ろへ回り、背中にナイフを刺した。HPが少し減り、ナイフを刺したまま僕はスキルを発動した


「吸血!」

すると、ナイフが緑色に光って巨人のHPゲージを徐々に減らしていった


巨人はメロディーに攻撃するのに意識を向けていて、僕に気がついていなかった


これで気づかないんだ……


いや、メロディーが注意を引き付けてくれてるのかな?


メロディーは、巨人の攻撃を避けつつ黄色い小さな炎をものすごい早さで連射していた


そのお陰もあり巨人のHPゲージがどんどん減っていき、巨人は光りの粒子となってその場から消えた


「いや~、お疲れ様」


「お疲れ様です」


ステータスを見ると、レベルが6になっていた


「おー!レベルが上がってる!」


「私もです、15になりました」


僕よりも上だった……


「それよりもケイトさん、MPは大丈夫ですか?」


「MP?なんで?」


「私、そこまでMPが高い方ではないので戦闘中はギリギリでした……ケイトさんはどうですか?」


今まで全然気にしてなかったな~今度確認しとこうかな

「僕は元から高い方だから大丈夫」


「そうですか、では町まで行ってログアウトしますか?」


「うん、そうしよう」


その後僕らは中々もとの姿に戻らず、もう一度覚醒を使うと戻る事が分かった


僕らは町へと帰った

ちなみに、覚醒スキルはゲーム内の時間で一日ということですので、ご了承願います!(*`・ω・)ゞ


次回は、イベント一週間前です


また次回です!!

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