ダンジョンからの駆逐しますか?
今回で終わらす予定だったんですけど、次回まで続きます
僕らは今、草原のフィールドに来ていた
周りは地面に草が生えていて、プレイヤーも少しいた
ここは、モンスターが来ても見つけやすいかな?
「でさメロディー、一体ここに何しに来たの?」
「後で教えます。取り敢えずついて来てください」
僕はメロディーについていった
ーーーーー
「ここです」
僕らが着いた先はダンジョンだった
ダンジョンの入り口は、地面に大きな穴が開いていてそこから入れた
「ねぇ、なんでここ来たの?」
「ケイトさんとダンジョンに行きたかっただけですが?……ダメでしたか?」
そんな悲しそうな顔しないで
「ダメではないけど、僕弱いよ?」
「大丈夫です、ここは初級のダンジョンですから」
初級なら僕でもいけるかな……いや、無理か
「えっとそうじゃなくて僕の職業、科学者で攻撃スキル一個も持ってないんだよね」
メロディーは驚愕の表情で僕の方を向いた
「え……科学者ってあの、一番マイナーの科学者ですか?」
「お恥ずかしながら、その通りです」
「……分かりました、私の職業は侍なので私が戦います」
「あっ、ちょっと待って」
グレインには人前で見せるなって言われてるけど、メロディーなら大丈夫だよね
「神の創造図」
僕は本をめくり始めた
何か戦闘に役立ちそうなものは……ん?
【千年樹の剣】
素材【千年樹の枝】×1
これだっ!
僕はスキルを解除し、次は魔改造を使った
「魔改造」
イメージするだけでいいから楽だよね
右手の千年樹の枝が木の剣になった
「え?」
メロディーが驚いていた
「な、何をしたんですか?」
「何って、スキルを使っただけだけど?」
「ケイトさんが色々規格外だということが分かりました」
ん?それは褒めてるの?
「まぁ、グレインにもそんなことを言われたしな~」
「で、では行きましょう」
僕が作った千年樹の剣は予想外に強かった
ゴブリンやゾンビをスパスパ切れた
お陰でメロディーが戦えずに、少し不機嫌になったから後半からは交代交代で戦った
途中、脇道があったから僕らは、そっちに行った
メロディーの戦いかたは早いスピードで、一気に敵の間合いを詰めて剣で凪ぎ払っていた
しかもレベルが15だった。いいな~
ちなみにスピードは39だった
僕は只、剣の振っていただけだった
全く、メロディーとは大違いだね
そんなこんなで一番奥まで来た。幸いボスはいなくて、代わりに石盤が壁に埋め込まれていた
「これ、何でしょう?」
「さぁ?」
すると石盤が光り、無くなってしまった。壁には石盤の埋め込まれていた跡だけが残った
《新スキルを獲得しました》
「スキルを獲得したみたいですね」
やったー!
僕はスキルを確認した
【覚醒】
一日に一回覚醒することが出来る
(同じスキルを持ったプレイヤーの近くでなければ発動出来ない)
「大雑把な説明ですね……」
「う、うん」
僕がそう言うと、上から五メートル程の緑の巨人が降ってきた
流石ゲームだね
「使ってみますか?そして、駆逐しますか?」
「使うか!駆逐出来るかどうかは分からないけど……」
「「覚醒!」」
僕らは一緒にスキルを使った
すると、僕らの体は光りに包まれた
ケイト達にやってもらいたいことがあれば、是非是非コメントに書いてください。反映させられそうなものは反映させるので!
次回は、パート3です‼️