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コトバアソビ  作者: 朝生
11/32

オボレユク


空気に



溺れてしまえばいいんだよ

呼吸(いき)ができないのなら

溺れてしまえばいい




  ココニハサンソガアリマセン







──………タプン




このまま溺れてしまえばいい

溺れてしまえれば


窒素と二酸化炭素の

見えない波に身体をあずけ

あがかずに


緩慢に過ぎ去る現実に

(柔らかい首は締められたりはしない)


嫌気を覚え始める前に

(酸素が緩やかに減っていく空気に、肺は悲鳴を上げているのだろうか)


窒素と二酸化炭素の見えない波に

溺れてしまえれば

(私は甘美な夢をみる)


そうね、夢を見続けられるわ

私に息を吹き込む人がいないなら


過呼吸のしっぽを捕まえないよう、意識をそらす。

今ならばまだ、肺の中にも水はない。

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