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大罪者  作者: 「きびだんご」
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第二話 出会い

 そこそこ長い道を歩いた後に木製の階段を降りて下へと向かう。


 三階下に降りた後に左に向かって歩き出す。




 途中から音が聞こえ始めた。




 ーーーガ




 俺は怖くなって耳を塞いだが、近づく度に音が大きくなっていく。


 止まりたい。帰りたいけど女性は平気な顔をして歩みを進める。




「うるさいけど時期に慣れるわ」




 ーーーーーウアアァ




 そう平気な顔をして扉の前で止まった。扉の横には札がついてあるが抱かれている状態では文字までは見えない。




「この部屋は毒の調査中なの。分からないことが多いから色々試してるの。メモとペンを渡すから私の言った通りに書きなさい」




 そう言ってメモとペンが渡される。




「じゃ、入るわね。書けなかったらお仕置ね」




 メモとペン持たされ耳を塞げる手が無くなり扉を開けた先は珍しく明かりがついていた。




 まず部屋がでかかった。大きな屋敷の食堂くらいはあるであろうスペース。


 窓はもちろんなく。その代わりにここはランプがところどころに置かれてあり見るのには不自由しないだけの光源が確保されている。


 その光によりへの中央にできた大きな影が出来ていた。


 先程まで部屋を貫いてくる音とランプの光で見えた光景は俺の常識の範疇を超えていた。




「助けてくれーーー!」


「あーーー」


「どうせ死ぬ。もう死ぬ」


「早く!早く殺せ!!殺してくれ!!」




 大の大人一人が横になってようやく入れる長細い檻が荷物のように積み重なり、その中に人が入っていた。


 そこからは声が枯れながらも裂けるようにして助けを求める声やすすり泣く声が洩れていた。




「ここは毒の実験室。どういう影響があるのか調べてるの」




 なんだ・・・ここは。手に持っていたメモとペンが手からこぼれ落ちる。




「そして、下半分が男で上が女ね。男は重いから下ね」




 淡々と説明していく女性はこれが当たり前だと主張している。




「右から順に毒を入れた段階が別れてて、ここまでが一週間ね。だから右の方は元気なの。左に行くにつれて差が生まれやすいから良く観察してーーー」




 人が本当に物のようだ。ちょっと価値観が違うってレベルじゃない。




「あ、この人死んでる。私が言う通りに書いてね」




 そう言いながら落としたメモとペンが宙に浮かび手に戻ってくる。


 ズレ過ぎている。本当にこれがここの価値観なのか。この女が狂って。




「ねぇ、ユウ。書いてね。書かないとお仕置き」




 ごちゃごちゃしていた頭が女性の輝いた目を見ると整理されてくる。




「ね。ユウ」




 なまえ。


 俺は女性の目から視点を逸らし、積み上がった檻の中から動かなくなった人を見つめる。


 他の人が動いているせいか檻は小刻みに揺れ、周りは大小の声を上げる中、その檻は静かで別の世界のように感じる。




「・・・はい」




 終わりを告げ、解放された者を最後に、ここにいた証としてメモを取る。




「うん。ア-22ゴ5日でお願い」




「はい」




「アは毒の名前の種類で正式名称はーーー」




 俺はただそこから震える手で言われた事を書き続けた。


 目の前で死んだ人や次に死ぬのがわかっている人達が必死で声をかけてくる。中には罵倒し続ける人もいた。だけど全てを無視してメモを続ける。




 ごめんなさい。本当にごめんなさい。




 心の中で謝ることしか出来ずに、俺は震える手で泣きながらメモを続けた。




「・・・・・・」






 ーーーーーーーーーーーーーーーーー






「はい、終わり」




「・・・はい」




 結局終始泣き続けで終わってしまった。


 でもようやく終わった。そう安堵した時。




「じゃ、次行こうか」




「・・・え?」




 俺を抱いてそう告げる女性は下から見上げる俺の事など何も気にしていないかのように、歩みを続ける。




「当たり前でしょ。この程度の数なら助手なんていらないわよ」




 目の前が真っ白になった。


 これをあと何回も・・・?




「何?」




 知らないうちに両手に力が入っていた。メモとペンは床に落ち、女性の服を握り締めていた。




「な・に?」




「あ、あ、あの」




 気づいたら握り締めていた為自分でも分からず壊れたラジオみたいな声が出る。




 嫌だ。無理だ、耐えられない。


 心が悲鳴をあげている。




「私、精神にはふたつのやり方があると思うの」




 震えながらも服を握りしめた俺に対して、話し始めたことは不気味でしかない。




「ゆっくり慣らすか、一気に飛び越えるか。あなたはどっち?」




 意味が分からなかった。何を言っているんだ。




「助手としてあなたは目に余るわ。この程度で音を上げられると困るのよ」




 アレが普通だと言うのか!?人がものみたいに、あんな簡単に・・・あれが、あれが普通なのか!!俺が間違っているとでも!?俺の親を殺している時点でやばいとは思ったがこれ程なのか!




「私は面倒だから一気に行くわよ。握ってていいから意識は飛ばさないように」




「いやだ、違う、帰りたい・・・」




 なんなんだ。なんなんだここは。


 くしゃくしゃに握りしめた服に自分の顔を押し付けた。否定の声を上げ続けるが、それでも女性の歩みは止まらない。




 抱っこをしてくれているから温かくそして時々揺れる。少し前までは心地よかったこの感覚も今では恐怖でいっぱいだった。


 殺人鬼、しかも人の命をなんとも思わない人間だ。本当に同じ人間なのか疑いたくなる。檻の中で生きる為に助けを叫んでいた人の方がよほど人間のように感じた。




 部屋を出て廊下を歩き階段を降りるのではなく登る。そしてまた廊下を歩き扉の前に着いた。




「ちょっと待ってて」




 そう言うと床に下ろされ一人で部屋の中に入っていった。




 少しの間が出来る。


 頭の中では逃げたいという考えが過ぎるが、見つかったらどうなるのかを考えると動けなかった。


 何も知らず最初の一週間で逃げれてたら世界は変わっていたのかもしれない。




「お待たせ。入っていいわ」




 考え込んでいると随分短く感じた。




「ふっ」




「あ・・・」




 気づいた時には遅く抱きかかえられていた。


 俺は殺人鬼に両手を出して抱っこをアピールしてしまっていたのだ。


 怖い、目の前の女性が怖い。だからこそ、抱かれていた時の人の温かみが今は欲しかったのだ。


 寒気を覚える人に温かみを求めるのは間違っているのかもしれないが、今はそれしか手段がないのだ。




「わっ」




 声が漏れた。


 部屋に入ると二人の人間、男性と女性が接吻をしていた。




 部屋は今までの閉じられた空間とはうって変わり、カビや苔などはなく綺麗に清掃され窓もあり光が刺していた。




 久しぶりに見た自然の光は眩しくもあり、二人を神秘的に飾り付けていた。


 二人のキスはいやらしい感じはせず、美しいと言える程様になっていた。




「ねぇ。もういいかしら」




 その空間に割り込んでいく声。やはりこの人はおかしい。




「ああ、すまないね。待たせてしまって」




 髪が短くオールバックにした男性が答える。




「あなた・・・」




 太陽と同じく輝きを放つ金髪を伸ばした女性が心配そうに声をかける。




「大丈夫。大丈夫だ」




 男が力強く言うと女性もしっかりとした顔で頷く。




「紹介するわねミハエル。男の方がジョン。女の方はサーシャ。二人とも周りをうろちょろしてたから捕まえたの」




「・・・はい」




 この程度じゃもう驚かない。




「二人とも新婚さん。そこそこ腕のたつコンビなんだけど扱いに困ってたのよね。実験に使うには勿体ない。かと言って長期間拘束していると逃げられかねない」




 状況を説明する殺人鬼が一番この場を支配していた。




「そこであなたにはこの二人を殺して欲しいの」




「・・・・・・」




「私が予想するにあなたはぬるすぎる。人が死ぬのは特別な事ではないわ。良くあること。私は捕まえれば自由に命を使うし、他の人も敵対すれば殺す人が大半よ」




「それが子供であれ新婚夫婦であれ関係ない。甘えた人間から死んでいく」




「弱肉強食、彼らは私に捕まり私の助手見習いに殺される。普通の事よ。殺りなさい」




 抱えられていた腕から降ろされてナイフを渡される。子供でも握れる小さなナイフだ。




 俺に人を殺せというのか?お前と同じ殺人鬼に慣れというのか!?




 怖くて手が震える中、後ろを振り返り女性を見つめる。無理だ、俺には出来ない、と眼で訴える。


 当たり前?それがどうした。俺はお前みたいな殺人鬼になってたまるものか。俺は普通の生活で、普通に生きたいんだ。


 俺から見たら目の前の二人はこれから幸せな生活を送る夫婦でしかない。




「・・・・・・」




 最悪の空気だ。


 後ろからは圧力が感じて目の前の夫婦からは何故か朗らかな空気を感じる。


 優しそうな人なのに普通に生きていく人なのに、何で殺さないといけないんだ。




「・・・良いんだ」




 止まっていると話しかけてきたのは何と旦那さんだった。




「何が、良いんですか。生きたくないんですか!おかしいですよこんなの・・・。もっと、もっとやりたいことは無いんですか!?」




 俺は諦めている目の前の二人に怒りを感じる。まだ、これからなのに。これから幸せになって行く二人なのに。


 それでも、旦那さんは苦笑しながら答えてくれた。




「確かにそうだ。私だってやり残したことがある」




「なら」




「だが、それ以上にあなたの先生は強い」




 強い。たったそれだけで、諦められのか。




「もちろん、それは根本的な問題だ。私だって弱いものを殺し今を生きている。なのに私が負けた時にそれを拒むのは見苦しいと考えている」




 見苦しい?生きたいならそれが普通でしょう・・・。




「幸い心残りも君の先生から恩赦を受けてね」




「恩赦、ですか?」




 この女性、殺人鬼が恩赦?ありえない。そんなのあるはずがない。




「ああ、娘は見逃していただく代わりに私たちが抵抗せず君の生贄となるんだ」




 ありえない、信じたらダメだ。




「成長を見れないのが残念で」




「信じるんですか?」




 話に割り込んで問う。どう考えても怪しい。




「・・・信じるしかないんだ。例え抵抗したところで肉塊になるなら少しだけでも買って貰えるならそっちに賭ける」




 くそ、タチが悪い。




「さあ、二人ともそろそろ首を差し出しなさい。ミハエルは見た目通り小さいから」




 女性がそう言うと二人は膝を着いた。




「サーシャ、愛してる」




「私もよ、ジョン」




 二人は目を合わせ直ぐに目を閉じる。




 目の前には文字通り大の大人が首を差し出している。




 ずるい。こんなの殺さないと逆に失礼みたいじゃないか。


 ここでおかしいと思っているのは俺だけかよ。


 震える手でナイフを構える。


 なんなんだこいつらは、何とか出来ないのか!?首は動かさず視線だけを周囲に配るが、後ろからの圧力が半端ではない。


 見ている。奴は下手な動きをすると迷わず動くだろう。


 ・・・やるしかないのか。




 俺は観念し、何処か神聖な空気を出す二人の首にナイフを這わした。




 二人は崩れ落ち、大量に血を流しながら最後は痙攣をして死を迎えた。




 俺の手には生々しい感覚だけが残り自分の両手を見つめ続ける。




「デビューおめでとう。最年少なんじゃない」




「・・・最悪の記録です」




 関係ない、たった今出会った人間を殺した。その事実だけが自分の背中に乗っかって来た。




「噛み締めているようで何よりよ。続いて最年少記録を祝ってプレゼントがあるの」




「・・・は?」




 とてつもなく嫌な予感。




「じゃーん。お二人の娘さん」




 部屋の中にあるクローゼットを勢いよく開けられ、中から磔にされた状態のサーシャさんと同じ金色の髪をした女の子が見えた。




 なにを、何をしているんだ。この人は!




「手を出さないんじゃなかったんですか!」




「言ったわよ。でも子供も夫婦も関係ないわ。私は強いもの」




「ま、わざわざ攫う必要はないんだけどセットで揃えておきたくって。もしがあるしね」




 言いたい事はわかるしそれがここのルールだと言うのもわかる。だからっていまさっき俺は。


 俺は手に持っていたナイフを落とし顔を両手で覆う。


 何のために死んだんだ。何のために殺したんだ。俺は一体何をしてしまったんだ。


 押し寄せる罪悪感と無力感で頭がいっぱいになり、視界を黒くおおっても収まる気配はない。辛い、苦しい。いっその事、もう死。




「世界は待ってくれないわ。残酷にね」




「あなたがそれを言うのか!!」




 感情が爆発して、俺の中に溜まり、外をまとわりつくようにしていたもの全てを吐き出すように女性に当たる。




「いい感じね。飲まれてはダメよ。無理なら外に飛ばしなさい」




「何を言っているんだ!そうやって、また物のように観察して」




 何故か部屋がミシミシと唸りを上げるがそれに気づかない程、感情が爆発し、それに比例するように部屋が震える。




「人は生きるべきだ。力があるなら守るべきだ」




「違うわ。人はただの生物の一種類に過ぎず、力があるなら自由に生きるべきよ」




「だからって同じ人間を殺すなんて!」




 淡々と話す女性の言葉に怒りを感じ、それに反応するようにまとわりついていたものが重量を増した気がする。




「この、わからず屋が」




「はい、ユウ。止まって、ここまでよ」




 緑色に光る目で見つめられ停止がかかる。が、言われて止まるはず等ない。そう考えるが、そう考えている俺自身を冷静に感情を整理されていく。


 結果的にはさっきまであれだけ積もっていた感情も消えてしまい、心の底でへばりつく程度だった。


 何を、された?いや、その前にこの部屋はなんだ。




 突然起きた感情のリセットに、いつの間にか窓は割れ、壁に亀裂が走り、天井や床の板が剥がれていた。




 状況に驚いていると、何も無かったかのように女性が話し始める。




「さて、この娘の名前はミリーよ。もう一つこの世界のルールを教えてあげる。この世界では名前を知られたらそれは死んだも同然よ」




 そう言われ、今までの俺の行動に納得がいく。だが気になる点がひとつある。




「えっ・・・俺の名前はどうなるんですか?」




「ミハエルが仮ね。死んだも同然とは言ったけど、具体的には知られたら魔力で対抗出来ないと言いなりになってしまうわ」




「魔力、ですか」




 心の底でへばりつく負の感情。捨ててしまいたいが、これはあの夫婦のために抱えているべきものだろう。この女性からもぎ取れた唯一のものか。




「そして魔力は幾つかの方法で鍛えられその一つが」




「殺人・・・ですか」




「そうよ。いい感しているわ」




「最悪の方法ですね」




「もちろんただ殺せば言い訳じゃない。ある程度魔力を操れる人が死にながら託すの。魔力は普通は渡しても他人は使えないし直ぐに持ち主に帰ってしまう。だけど死ねば持ち主は消え渡された人に定着する。もちろん全部が定着する訳じゃあないけどね。死ぬ直前でもブレずに魔力を操れる人間もそうそういないしね」




 ならこの魔力は俺にではなく彼らの娘さんが持つのが相応しいはずなのに俺は。




「また下らないこと考えてると次持ってくるわよ?」




 くっそ!




「まあ話を戻すわね。さっきも言ったけどこの娘の本当の名前はミリー。仮はミーシャ」




 まさか




「この娘、あなたにあげるから自由にしなさい。あなたの魔力の方が遥かに多いから余裕よ」




 親御さんの魔力でその娘を。




「・・・・・・」




「・・・はい」




 無言の圧力に屈する。むしろ殺せと言われなかっただけ良いのだろう。




「じゃあ拘束を解くわね。言う事聞かせたかったら魔力を込めながら名前を言いなさい」




「えっ・・・どうするんですか、それ」




 戸惑っている間に拘束が解かれた。




「パパーーーママーーー!!!」




 拘束が解かれて泣きながら動かなくなった両親に抱きついていく。




「今のあなたなら余裕よ。手と背中にベッタリな物を言葉に乗せなさい」




 罪の意識と考えていたそれはどうやら魔力的なものだったらしい。


 泣きながら両親に張り付いている姿を何処か冷静な目線で見つつある自分に嫌気が差した。




「ママーーーパパーーー動いてーーー!」




「・・・・・・」




「何やってるの。早く試しに言ってみなさい」




 うきうきとした顔で言ってくる。




「いや、無理に言うことないですし、邪魔をするのも」




「だからこそでしょ。演技や言って聞かないからこそ効果が分かるの」




 あまり気乗りしないが言っている事は正しいので呼んでみる。




「・・・ミリー、こっち来て」




「はい」




 先程まで泣き崩れていた少女が惜しむ間もなく目の前まで歩いてきた。




「おめでとう。あなたにとって最初の弱者ね」




「・・・こんな、簡単に」




 先を知っているのか真剣な顔で言ってきた。




「あなたは絶対に弱者へはなったらダメ、悲惨よ」




「・・・・・・」




 それは目の前にいる少女が体現している。目の前で両親を殺され、悲しむ間も十分に与えられず言いなりになっているのだから。




「私の名前はガブリエル、もちろん仮名。あなたは私の助手見習い。私の事は、そうね。見習いのうちはママにしとく」




 後半はミーシャを見ながら言っていた。




「いえ、ガブリエルさんでお願いします」




「あーそれはここでは良いけど外ではやめた方がいいから別のにしといた方がいいわよ」




「癖になるってことですか?」




「そういう事」




 外ではやばいって・・・まあ何となくわかるけど。どうせ殺人鬼として指名手配されていそうだ。




「では先生で」




「それは虫唾が走るわ」




 どんなだよ。




「じゃあなんて言えば良いんですか」




「そうね・・・。ママが嫌ならお母さまにしとく?」




「だから」




「いやいや今回は真面目に」




 いや、あんたが親を。心の火が灯りそうになるが、必死に抑える。




「はあ、もういいです」




「じゃ今度からはそうしましょ。よろしくミハエル」




「よろしくお願いします。お母さま」




 涙を流す少女の目の前でお母さまと握手した。

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