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まほろばの守護者  作者: おずなす
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第7話 鬼族

 オロチは怒りの原因を語り始めた。


 襲撃はビャクヤを始まりとし、戦闘能力の高い鬼族、犬狼族、天狗族の各族長に順次行われた。

 襲われた3人の族長は瀕死の重傷である。

 その他の被害は無い模様である。

 残りの聖獣はオロチを含めて襲撃を受けていない。


「ホント、頭に来ちゃうわ!襲って来た奴らは戦闘能力の高い者を狙ってるのよ!

 でもね、奴ら表面的な強者しか分かってないみたい。

 アタシも含め鳳凰や亀の野郎は「気」をここ数百年間は族長以下に圧したままだからね。

 獨の妖魔達の主な連中も被害無いみたいなのよ。」

「オロチ様、人外の地について熟知している者ではないということでしょうか?」

「タケルくん、熟知というより全然知らない者って感じかしら。

 上っ面だけ調べたって感じ!人外の地の弱肉強食の基本は一族の子供達でも知っているわよ。」

 ロウが顔色を変えて割り込んだ。

「オロチ様、タケルの実の父上が!」

「そうね!

 タケルくんは鬼族の里にすぐに行って!

 ロウちゃん、付き添いね!

 アタシは他の里と主な妖魔達のところへ行って様子を見て、天子様に首領就任の挨拶とこの襲撃についての報告もして来るわ!

 アタシの館で落ち合いましょう。

 ロウちゃん、ゴメンね、また住処壊しちゃって。

 あと多分だけど、タケルくんは転移の妖術が使えるはずよ。」

「オロチ様、承知いたしました。

 タケルのことはお任せください。」

 オロチはロウの返事を聞くと何やら呟いて、黄色い光りに包まれ、周りから青い光と赤い光を取り込み漆黒の闇に染められ消えてしまった。


(父親って鬼族の長だったんだ………。)

 タケルは実の親と言われてもピンとこなかった。

 顔すら見ていない、正確には見ることが出来なかった。

 そして掟により捨てられたのだ。

 転生したばかりで混乱していたとは言え、余りに記憶が無さ過ぎる。

 タケルの想いに気付いたのかロウがいつもとは違う優しい声で言った。

「タケル、想い出が無くても、あなたをこの世に生んでくれたのは御両親よ。

 おかげで、私はタケルと出会うことが出来た。

 お母さんにも出会えたでしょう。」

 ロウの言う通りであった。

 ビャクヤ、ロウ、ヒルコ、アハシマと出会えたのもこの世に転生したからである。

 タケルにとって、この3ヶ月間は前世を含めても大変楽しく過ごした充実した時間であった。

 生んでくれた者達に感謝するのが自然な流れであろう。

「姉上、仰る通りです。

 行きましょう!」


 ロウの説明によると転移妖術とは自分が思い描く場所への瞬間移動が出来る術。

 やはり3種類の「気」の活用によるものであるが、記憶に残っている場所には行けるとのことであった。

 また、術者に直接触れていれば他の者も一緒に移動出来るようだ。

 ただし、聖獣並みの「気」がないと発動出来ない。

「姉上、先程オロチ様が術の発動前に何やら呟いておられましたが、あれは?」

「あれは術の名前よ。術者は修行や演練して術が出来るようになると、その術に名前をつけるの。

 名前を付けることにより術式が安定し、それを術者の言霊で呼び出して使うのよ。

 つまり術者によって名前も違うし、式も微妙に違うの。

 術者の術の数だけ術があるのよ、ホント、星の数ぐらい多種多様にね。

 だから、タケルが何かの術が使えるようになったら名前を付けてあげて。

 そして名前を呼ぶことにより術が発動するわ。

 タケルは闘術しか演練してなかったものね。 妖術の演練はこれからって時だったから………。」

「姉上、やってみます。

 まずは、近いところから!」

 するとタケルはオロチの様に黄色い光りに包まれ、周りから青い光と赤い光を取り込み漆黒の闇に染められ消えてしまった。


 しばらくしてタケルは忽然と現れた。干し肉を沢山抱えて………。

「呆れたわ!なんでも有りね!

 タケル、凄いね!

 術に名前を付けておきなさいね。」

 タケルは照れたような、恥ずかしいような、嬉しいような顔で笑った。

「はい姉上。

 あと昼間の演練のままの格好ですから、着替えも持って来ました。」

「気が効くじゃない!

 客間以外の住処は無事なの?」

「客間は全壊、他は半壊、入口は塞がっていました。」

「落ち着いたら直しましょう!

 着替えは折角だけど置いて行くわ!

 他の一族の所へ行くのだから犬神の姿の方が都合がいいのよ。

 タケルだけ着替えなさい。

 干し肉は少しだけお腹に入れておきなさい。」

「はい。」

 タケルは剣の刺し跡と血痕の残る直垂を脱ぎ、持って来た直垂を着て脛巾はばきも付けた。

 ロウはいつの間にか、小さな犬神の姿に戻っていた。


「鬼族の里は覚えてる?」

「それが………。

 記憶にあるのは生まれた部屋の雰囲気というか気配というか………。

 すぐ寝てしまい、気付いたらビャクヤ様とロウ様の気配でしたから………。

 ビャクヤ様から頂いた知で方角や配置は分かるのですが………。」

「じゃぁ、生まれた部屋を思い描いて。」

 ロウはタケルに寄り添った。

 タケルはロウの背中に軽く手を乗せ、転生したばかりのあの部屋の雰囲気を思い描いた。

 ふたりの身体は黄色い光りに包まれ、周りから青い光と赤い光を取り込み漆黒の闇に染められ消えた。


 ふたりは鬼族長の家屋敷地内にある産屋に現れた。

「この雰囲気です。来れたようです。

 姉上、外に出てみましょう。」

「ええ、でもタケル感じるでしょう。

 数名の殺気を!」

「はい。」

 ふたりは産屋の外に出た途端、5名の鬼達に囲まれた。

 どうやら転移妖術の気配を感じ警備担当の者達がやって来たようだ。

 顔付きや背格好はそれぞれ違うのだが、頭には2本の角、何の素材で作られているのか黒光りする胴部を守る鎧、脛巾、手甲を着け、手には金砕棒が握られていた。

「貴様ら、何者か!」

(うゎー、マジ金砕棒なんだ!

 これこそ、鬼に金棒だね。)

 タケルがくだらないことを考えていると、ロウはタケルの前に進み出た。

「我は犬神ビャクヤが娘、ロウ。

 この者は鬼族不具の子、タケル、ヒルコ様とアハシマ様の御加護を賜りし者。

 族長シュテンの様子を見に来た。」

「たしかにロウ様だ。少し待たれよ。」

 ロウに見覚えがあったのかリーダーらしい鬼が、念話で誰かと連絡を取っているようだ。 しばらくしてひとりの女鬼がやって来た。

 腰まである赤いストレートな髪に2本の角、美しく整った顔立ち、やはり胴部を守る鎧、脛巾、手甲を着けていたが、金砕棒は持っていなかった。

 ロウが可愛い系なら、この女鬼は美人さんだとタケルは思った。


「ロウ様、お待たせいたしました。

 こちらへどうぞ。父上、母上の所へご案内します。」

「シュレイ、久しぶりだのう。

 案内を頼む。」

(えっと〜。

 父上、母上と言っていたから、この方は俺の姉上に当たるのか?

 姉さんばかりだ。

 優しい方だと良いが、痛烈な甘噛み的なことをされるのは、ひとりで十分だな。)

 そんなことを考えながらタケルはシュレイ、ロウの後に続いた。

 その後には5名の鬼達も続いた、コソコソ話しをしながら。

「御加護を賜っても角が無いんじゃな。」

「そうそう、見てくれは人間だよね。」

「本当にシュテン様の子なのかなぁ?

 顔は良く似てる気がするけど。」

「いや、似てない似てない。」

「ご苦労様、もう巡回に戻りなさい。」

 シュレイがコソコソ話しを遮るように言った。

「はい!」

5名の鬼達は巡回警備に戻って行った。

「無礼をお許しください。」

「気にしないで!実際、あの者達の言う通りなんだから。」

 産屋を出て表側に回ると神を祀る本殿があり、短い参道を歩き鳥居をくぐると左右に家屋があった。館と言っていい程の立派な造りであった。

 満月のおかげで周りの様子がよく見えた。


 ロウとタケルは片方の館に入り、一番奥の部屋へ案内された。

 夜だというのに館の中はボンヤリと明るかった。

 館の所々に妖術で固定された灯が点っていた。

 タケルは灯を「気」を使い観ることにより、術を理解することができた。

(こんな使い方も出来るんだぁ。

 俺………、今朝までは灯は必要なかったから気にしてなかったしなぁ。)


「お客様をお連れしました。」

 シュレイはそう言いながら部屋の戸を開いた。

(立派な造りだなぁ。

 映画やテレビでよく見た武士の館のようだ。 欄間などに施されている彫り物もカッコイイし、鬼族の技術力は高いんだなぁ。

 まだまだ、この世界の技術力や文化が分からないなぁ。

 ビャクヤ様から頂いた知で分かるはずなんだけど、広い図書館で調べものをする感じなんだよなぁ、馴染んでない感じだ。

 せっかく頂いた知と技、大切に有効的に使えるようにしたいな。

 でも今は、それどころじゃないし………。

 まぁ、いっか!)

 タケルは「契り」による知と技の活用には使う者の意識上での工夫がかなり影響することを知ってか知らずか、それを考え始めていた。


 案内されるまま、ロウとタケルは一礼して部屋に入った。

「ロウ様、ビャクヤ様のことは何て言ったらよいか………。

 お悔やみ申し上げます。

 シュテンには出来る限りの治癒術は施したのですが、今は昏睡状態です。」

 寝床に横たわるシュテンに寄り添っているシュチはロウに話しかけながらタケルに視線を移した。

「あなたは………、本当にあの時の子なの? よく顔を見せておくれ。」


 シュチは立ち上がりタケルの両頬に手を当て、瞳を覗き込んだ。次に後ろ襟を覗き込み、最後に右手を額に当てて目を瞑った。

「母を許しておくれ。おっ、おっ………。」

 シュチはタケルの前にペタンと座り込み咽び泣いた。


「母上、如何されたのですか?」

 シュレイはシュチの背後に回り片膝をついて優しく肩に手を当てた。

 しばらくすると少し落ち着いたのかシュチは話し始めた。

「この子は鬼族が長シュテンの子に間違いありません。

 首の後ろにある鬼族の証の痣。

 ヒルコ様とアハシマ様の御加護で賜ったまなこと隠れ1本角。」

 シュレイは自分の弟であろうとは初めて見た時より感じていたが、母の「隠れ1本角」という言葉に驚いた。

「母上、本当なのですか!隠れ1本角というのは!」

「本当ですよ。

 私の手を当てて調査、解析する能力の高さはシュレイが一番良く知っているでしょう。」


 鬼の殆どが2本の角である。

 稀に額の中心から1本角が生えている鬼が生まれてくる。

 その鬼は「気」の量が格段に多く、族長や一族の英雄に育っている。

 そして隠れ1本角の鬼は聖獣にも匹敵する「気」の量を持つと言い伝えられている。

 普段は角は無いように見えるが、その者が本気で「気」を使う時に出現する。

 鬼族の始祖コクテンは隠れ1本角であったらしい。


(痣なんてあったんだ。

 どんな痣なんだろう?

 角もあることはあるんだ。

 そう言えば、長も1本角だなぁ。)

 タケルは昏睡状態のシュテンの1本角を見ながらボンヤリと思っていたが、シュチの咽び泣きが収まったので、片膝をついてシュチと目線の高さを同じくらいにして話しかけた。

「母上、俺はタケルといいます。

 生んでもらったことに感謝しております。 俺も父上の側に行ってよいでしょうか?」

「母と呼んでくれるの?

 あ、ありがとう。」

 シュチは今度は嬉し涙を流しながら立ち上がりタケルの手を取りシュテンの側まで連れて行き座るように促した。


 タケルは側まで来てイヤな気配を感じた。

(確かに傷は完治している。

 でも何かイヤな感じだ。)

 タケルの瞳には、微少で薄い光りが灯っていた。

 右の瞳は青く、左の瞳は赤く。

 タケルはビャクヤ襲撃の経路を調べた時の感覚を思い出し、その術に名前を付けた。

(えっと、名前を付けなくちゃいけないんだよな。

 術者の術の数だけ名前があるんだから、俺にだけ分かるように「リサーチ」と「アナライズ」にしようっと。)

「リサーチ&アナライズ!」

 術の名前を唱えたタケルはシュテンの身体を隈無く見つめた。


 剣に仕込み

 傷は完治

 何かが魂に絡みついている

 支配、支配、支配

 術式

 二重の円に十字の模様


 タケルの意識に映像と文字が流れ込んで来た。

「姉上、妖術がかけられております。

 妖術を解除してみようと思います。」

「分かったわ!」

 ロウがそう答えると、シュチとシュレイは顔を見合わせて叫んだ。

「姉上?えっ、えっー!」

 タケルは引き続き妖術の解除を試みていたのでロウはタケルとの出会い、ビャクヤとの「契り」の件について説明した。

「契り」については偶発的ではあったが元々ビャクヤの意志があったことも当然加えた。

 しかし、タケルが転生者であることは黙っていた。

(転生者の件はオロチ様と相談の上、タケルの意志に任せよう。)


「解除できました!

 この妖術も式を解析した上で破壊しました。

 あとは「気」が回復すれば昏睡状態も解けるでしょう。

 このこと、オロチ様に伝えます!」

 タケルはオロチへ念話で

 剣による傷だけの治癒では回復しないこと、

 妖術の式の構成、

 破壊法を伝えた。

 タケルの瞳の灯りは収まっていた。

(タケルくん、素敵!

 今、犬狼族の里に来ているのだけどね、長はやっぱり昏睡状態で困っていたトコなのよー。

 黒蛇ちゃんが行っている天狗族の里も同じ状況だったのよ。

 助かるわ〜。後でご褒美あ・げ・る!

 落ち着いたらアタシの館に来てね〜!

 じゃぁね〜。)

 タケルは少し背筋が寒くなったが、オロチとの念話を終えた。


「あ、あなた、顔色が良くなって………。」

シュチはシュテンの顔を見つめながら呟き安堵した。

 タケルはシュチの隣でシュテンの顔を見ながら考えていた。

(ビャクヤ様の時には、こんな妖術は無かった。

 首領を亡き者にして、戦闘力の高い一族の長を襲い支配の妖術を施す。

 結果、鬼族と犬狼族と天狗族を支配し、何をしようとしていたんだ?

 人外の地の支配か?

 一体何が狙いなのか?

 この襲撃の戦術も使用した道具とその用法しか分かっていない。

 戦略については皆目見当もつかない!

 もっと情報が欲しい。)


 背後でロウとシュレイがコソコソと小声で会話をしていた。

「ロウ様、オロチ様と念話出来るなんて一族の長並みなんですか?あの子は!

 普通は一族の中でしか念話できないですよね!

 それに、何なんですか、あの妖術は治癒術の域は超越してますよね!」

「川から流れてきて初めて出会った時からお母さんと私とは念話出来ていたわ。

 ここへ来た転移妖術もタケルよ。

 オロチ様も驚かれていたようだから聖獣以上の力を持っているわ。

 でもね、素直で優しい子よ。

 しかも、逆らったりしない子よ。」

 ロウは少し悪い顔して微笑んだ。

「それはロウ様だからですか?

 姉上だからですか?」

「どちらかしら?分からないけれども、私に任せて、シュレイにとっても弟だものね!」

 ロウはもう少し悪い顔をしてニャリと笑った。


「タケル、お疲れ様。

 シュテンはもう大丈夫なのだな?」

「はい、姉上!「気」が回復すれば目も覚めるでしょう!」

 ロウはいつもとは違う優しい声で言った。

「タケル、良かったね。

 父上も無事、母上には我が子として認められ、綺麗な姉も出来て………。

 この里で暮らす?」

「いいえ、俺は姉上の側にいると決めました。

 それに人外の地、日ノ国の平和を守れとビャクヤ様の遺言です。

 敵の正体を明らかにして人外の地を守りたいと思っております。」

「うむ、ところでタケル、姉が増えたが、私は姉上、シュレイのことは何と呼ぶ?」

 突然の振りにシュレイは戸惑いながらも

「姉御とお呼び!」と言った。

 タケルの返事はいつもと変わらず元気であった。

「はい!」


 シュチはそんな遣り取りを黙って聞いていたが、安心感からか自然と笑顔になっていた。

「シュレイ、ここは私がいるので、ロウ様とタケルにお食事とお風呂を用意して。」

「はい、母上、承知しました。」

「ロウ様、タケル、シュテンが眼を覚ますまでは里に居てください。」

 

 ロウとタケルは同時に返事をした。

「分かりました。」「はい。」

「タケル、被ったわね!」

 タケルは予感した、いつものヤツを。


「カブッ!」???

(イテッ!甘噛みキター!)???


 しかし、甘噛みは来ず、いつのまにか人間の形になっているロウはタケルの頭を撫でていた。

「今日は頑張ったね。

 長い1日だったね。」

(こんなパターンもありか!

 悪くない、悪くない!)

 タケルはかなり嬉しかった。

 しかし、その長い1日でロウは母親を失ったのだ。

 それでも自分を労ってくれるロウを思うと涙が出そうになった。しかし………。

「タケル、お風呂頂くから着替え取って来て!」

 タケルの溢れんばかりの涙は台無しだった。 でも、タケルはいつものロウに安心し、

「ワープ!」

と呟き転移妖術で着替えを取って帰って来た。

 

 ふたりはシュレイに案内されて部屋を出て行った。

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