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3.魔法適正=貴族の資質

「ホントお前は弱っちいな~。そんなんじゃ貴族失格だ、ぞっ!」

地べたに倒れている俺の腹を蹴りながら、楽しそうに話しかけているのは、兄のモースだ。

「ぐっ!!」

俺は苦悶の悲鳴を上げながらも逆らわずに丸まっている。

このような虐待は今に始まったことじゃない。


貴族が王より領地を与えられ、そこに住む領民を守るのは貴族の義務だということは、前の世界と変わらない。ノブレスオブリージュだそうだ。

しかし、前の世界と違い、敵は人間だけではない。この世界には魔物という怪物が存在する。魔物はテレビゲームであったようなスライムからドラゴンまで存在し、生身の人間では太刀打ち出来ない存在だ。大昔は魔物に追いやられ、人々の生活圏は今よりも大分小さかったそうだ。それを神が人間界を憂いて授けたのが魔法という異能らしい。実際に使える人間は全人類の10%にも満たなかったが、その力は魔物に対しても脅威的で、魔物を駆逐することで、今の国を建国するだけの土地を得られたのだとか。

その後大活躍した魔法使いは貴族として国に召し抱えられた。その為、王族・貴族は魔法使いの血を継いでいるため、子孫も魔法の適正を持って生まれる。

しかし、中には俺のように魔法使いの適正を持たないで生まれる子も少ないながらも存在する。その場合は貴族の位は継げないまでも、領地の管理職に就く等の道が残されているのが普通だ。

しかし、位の高い貴族には、「初めから生まれてこなかった」ことにしてしまう家系も存在する。

陰湿な苛めや虐待はあったが、殺されないだけマシだ。その時はそう安堵していたが、現実はいつも通りのクソだった、、、



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