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ハツコイソウ  作者: 榎田頼
第1章
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unit4

ある日、私はバスケ部の友人からとある話を聞いた。



「夕陽、女バスの1年と付き合い始めたじゃん?」


「えっ?」



あの夕陽に…彼女ができた?


とても信じられなかった。



しかし、度々お昼休みに2年生の階で見る1年生。よく見ると夕陽と仲よさそうに話していた。


委員会の仕事が長引いてしまった日。


ちょうどバスケ部の終りと被ったらしく、下校していくところに遭遇した。



あの女の子と夕陽が手を繋いでいた。


ズキッとした。


でもこのとき、この痛みの正体を私は知らなかった。


程なくして、3年生に進級した。


夏の大会を最後に部活生は引退。

受験に向けての準備が始まる。



すると、秋の終わり。


また同じバスケ部の友人に、夕陽が別れたらしいと告げられた。



このとき私は安堵したのだ。


「なんで今ホッとしたの?」


自問自答しても答えは見つからない。

いくら考えても答えにたどり着かず、私は諦めることにした。


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