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ハツコイソウ  作者: 榎田頼
第1章
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unit3

中学に上がる頃には、私はゆうちゃんから夕陽と呼ぶようになっていた。


彼のおかげでたくさんの友人ができた。


1年生の時も彼と同じクラスだった。


しかし、2年生に上がるときのクラス替えで初めてクラスが離れた。



その時は何も気にしていなかった。


あぁ、クラスが離れてしまった。


その程度だった。



しかし、時間が経つにつれて、私たちの会話は減り、次第に廊下ですれ違っても何も話さなくなっていた。



それは、お互いに思春期だということも関係していたのだろうか。



次第に薄れる感情。


その時私は、今まで抱いていた感情は異性に対する好きなんかじゃなくて、兄弟に対する情なのだと思った。


そう思っていた。



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