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文芸戦士リテラクリーガー  作者: 秋篠翔也
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短刀の正体と最悪の復活

いよいよ、べファレン・フーク復活!

伝説の中ボスフェアゲーンもいます!

猫さんですwww


さて、明日はいよいよ!リテラの復活!?


その前にこちらを(∩´。•ω•)⊃ドゾー

縁側に座った俺は、短刀の話を聞くことになった。


《私の名は凛。あなたは?》

「俺は秋篠翔也だ」

《翔也、ね。覚えたわ。それじゃ翔也、500年前にこの神社で起きた事は知ってるかしら?》


この神社で起きた事?

巫女の伝説のことか?


「大体はな。確か、ここの巫女だった人が怪人になった奴を封印して行方不明になって、封印された祠の近くに短刀が……ってまさか!?」

《そう。それ、私》

「マジっすか? いやいやいや、うっそだー」


などと言いながら短刀を左右に降っていると、


《ちょっと、そんなに降らないでよ! ここ結構狭いんだから》


と怒られてしまった。


「おぉ、悪い悪い。そんで? その巫女さんが、何の用だ?」


すると短刀は俺の手からするりと抜け出し、独りでに飛んでいく。

お前飛べたんかい。喋って飛べたんかい。

ついて来いってことみたいなので、後を追う。

そして、連れてこられたのが例の『封印の祠』だった。


《ここに、私が封印した怪人達が眠っているわ》

「ここに……」


そっと祠に近づき、触れようとすると、何だか嫌な感じがしたのでやめておくことにした。


《そう。なんとか今まで封印してきたけど、もう私の力では限界なの》

「ほぅ? それで?」

「私に、力を貸してほ……」

「却下だ」


そのまま立ち去ろうと立ち上がる。

冗談じゃねぇよ。ゲームに課題に、こっちは忙しいんだ。


《待って! お願い……》

「他を当たってくれ。俺は忙しいんだ。しかもお前、話だけって言ったじゃねぇか」

《そ、そうしないとあなた帰ったでしょ?》

「まぁな」


こんなことに付き合ってられるか。

しかし短刀……もとい、凛は一歩も引く様子はなく、って引く足ないけどさ。

そうじゃなくて、やはりにわかにも俺には信じられなかったのだ。


凛とそんな話をしていた時だ。

ーーゴゴゴゴゴ!


「地震だ! で、デカいぞ!? うわぁっ!」


立っていられない程の揺れと、突如祠から漏れ出した黒い霧のそうなものに吹き飛ばされてしまう。

近くの太い木の陰に隠れるように飛ばされてしまった。


黒い霧が晴れるとそこには、黒いマントに身を包んだ、紫色の顔面の怪人が何十体、黒猫が人間の形に巨大化した怪人、そして、どこかで見たことのある黒い面に真っ黒な身体を包む和服。金の角を生やし、この世の全てを憎むような真っ赤な目。そしてその憎しみの元を喰い散らかしてきたかのような、大きな牙を生やした口。

極めつけは長い、長い槍。


ーー遂に、復活してしまった。

次第に夢の記憶が蘇る。

(コイツらだ。コイツらは……!)


「ようやく、ようやく出られた……!」

「ご主人、良かったニャ!」

「翔也、逃げて! 見つかる前に!早く、殺されるわよ!?」

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