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文芸戦士リテラクリーガー  作者: 秋篠翔也
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フレフレのチャレンジャー坂下です!

はじめましての方も、お久しぶりですの方もいると思います。

チャレンジの内容は「ヒーロー映画を作る」でしたが、皆さんに出来上がった完全版をお見せすることが様々な理由で叶いませんので、ここで新たなリテラクリーガーを混ぜながら、あの作品を文章にしたいと思い書き始めることを決めました!


ここでフレフレのことを知らない方にも分かるよう説明しなければなりませんね。

「ティーンズプロジェクト フレ☆フレ」はNHK教育テレビで放送しておりました。

その番組の内容は「10代の少年少女の夢を応援する」というもので、私は「ヒーロー映画を作りたい」という夢の元に全国から協力者を募り、初めての本格的監督を努めました。

脚本、監督、編集、スーツアクターと、かなりのハードスケジュールを組み、地元宮城県を駆け巡りました。

無事に映画は完成し、今年で2年目(正確には3年目)を迎える我が息子、リテラクリーガーを世に広めるため、現在はご当地ヒーローを目指して活動中です!


私とフレフレの紹介はこんな感じですかね。

ということで、映画のストーリー+出来たら続編なんかも書きたいと思ってます!


ペンネームの方は主人公の秋篠翔也をそのまま使わせていただきますので、よろしくお願いします。

-夢の中-

俺は黒い鬼の姿をした化物の前にいた。

そう、これが夢だということはわかる。

ただ、こいつを倒さなければとんでもない事になることもわかる。


俺が、なんとかしなきゃ。

-こいつを、倒す-


そうして俺は刀を抜いた。


奴の猛攻は止まることなく俺を襲う。

奴が俺を殺そうとしているのが直ぐにわかった。

長い、長い槍を、俺の左胸を狙って何度も何度も攻撃してくる。

ふと、自分がどうしてこんな事をしているのか分からなくなった。


なぜ、命をかけて戦っているのか。


なぜ、夢なのにこれほど生命の危険を感じるのか。


なぜ、こんな夢を見ているのか。


そもそもいつからこの夢を見ているのか。


そして今日もその時がやってきた。

ここまで生きていられたら、無事に目を覚ませるのだ。


その声は、今日も俺にその言葉を叫んでいた。


「たすけてっ!」


意識が覚醒していく。

そして夢の記憶は次第に薄れ、あの恐怖心も消えていく。今日も無事に生きて目覚められた。

「今のは、いったい……」

そんなことを呟くのも何度目だろう。記憶は多少残っているはずなのに、ほとんど思い出せない。

思い出すのは赤い短刀。

そしてあの声--。


「たすけて!」


「って言われても、どうすりゃいいんだよ」

「翔也〜! 起きてるの? 朝ごはん冷めるから早く降りて来なさい!」

こうして俺は、いつの頃からか口うるさいだけに思うようになった母親の声を聞き流しながら、朝食の席へ向かった。

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